各銀行の2021年2月の住宅ローン金利が出揃いました。
目次
2021年2月の主要ネット銀行の金利の動向は?
2021年2月の住宅ローン金利は変動金利は据え置きの金融機関が目立ちます。長期固定金利の「フラット35」は、長期金利の上昇を受けて若干の金利引き上げになりました。今月の注目は変動金利と10年固定金利で低金利を維持しているauじぶん銀行です。
変動金利・10年固定金利ともに低い金利を実現しているだけでなく、通常の団信に加えて「疾病保障」が無料で付帯する保障の手厚さが大きな特徴です。申込先の住宅ローンを選んでいる最中の人は、ぜひ無料の疾病保障が付くauじぶん銀行の住宅ローンを候補の1つに加えてみることをおすすめします。
2021年2月のおすすめ住宅ローンは?
最初に変動金利タイプから確認していきましょう。 変動金利はこれまでマイナス金利政策などの金融緩和で低下した金利水準が数年維持されています。
人気の変動金利のおすすめは?
変動金利ランキングではauじぶん銀行が1位を獲得しています。
auじぶん銀行の住宅ローン
※auじぶん銀行は幅広い人に住宅ローンを提供できるように「保証会社を利用しない住宅ローン」と「保証会社を利用する住宅ローン」を提供しています。審査に問題なければ上記の全期間引下げプランや当初期間引下げプランの金利が適用されますが、審査の結果で保証付金利プランになる場合があります。その場合、上記の金利とは異なる金利となります。また、保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5 年、10年に限定されます。それぞれの金利プランの違いについて詳しくはこちらから確認をお願いします。
auじぶん銀行は変動金利も10年固定金利も低金利を維持しています。auじぶん銀行の金利は新規の借り入れでも借り換えでも利用するための条件は特になく同じ金利が適用されるため、利用しやすい住宅ローンと言えます。さらにauじぶん銀行といえば、団信に加えて「がん50%保障団信」と「全疾病保障」が無料で付帯することが大きな特徴です。低金利と手厚い保障で今月もおすすめできる優良な住宅ローンを提供しているのがauじぶん銀行です。(審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があります。その場合、上記の金利とは異なる金利になります)
諸費用の安い住宅ローンのおすすめは?
住宅ローンの契約時に必要になる諸費用はできるだけ安く抑えたいものですが、の諸費用の中で大きな割合を占める事務手数料が安い住宅ローンの中からおすすめを紹介しておきます。
事務手数料が安いおすすめの住宅ローン | |||
---|---|---|---|
銀行名 | 保証料 | 事務手数料(税込) | 詳細 |
![]() | 0円 | 44,000円 | ソニー銀行 詳細ページ |
![]() | 0円 | 55,000円~ 165,000円 | 新生銀行 公式サイト |
ソニー銀行の住宅ローン
ソニー銀行では、事務手数料が借入額の2.20%(税込)必要になる代わりに変動金利で0.3%、固定金利で0.1%の金利優遇が受けられる変動セレクト住宅ローン、そして金利優遇がない代わりに事務手数料が44,000円(税込)の住宅ローンが用意されています。
いくら借入れても一律で44,000円(税込)の事務手数料は業界でも最低水準で諸費用を抑えたい場合には非常におすすめです。ソニー銀行の住宅ローンには「がん団信50」が団信に加えて無料で付帯するので返済中の病気(がん)に備えたい人にはかなりおすすめできる住宅ローンです。
新生銀行の住宅ローン
また、ソニー銀行と同様に事務手数料が非常に安いのが新生銀行の住宅ローンです。
新生銀行の住宅ローンは保証料は0円、事務手数料は55,000円(税込)、安心パックは110,000円(税込)、ステップダウン金利タイプ、安心パックW、安心パックSは165,000円(税込)と選ぶ住宅ローンのタイプにより金額が変わりますが、どのタイプでも大幅に事務手数料を安く抑えることが可能です。
住宅ローンの借入時の出費を抑えたい方であれば借入れ候補にするべき住宅ローンです。 新生銀行の住宅ローンに興味のある方は詳細に解説したこちらの記事も参考にしてみて下さい。
>>新生銀行の住宅ローンの落とし穴とは?【メリット・デメリット】
「フラット35」のおすすめは?
融資実行時に決まった金利が住宅ローンの完済まで変わることがなく、固定金利タイプの代表的な住宅ローンがフラット35です。
※おなじ「フラット35」は提供する金融機関によって金利も手数料も違いがあるので注意しましょう。なお、フラット35取り扱い金融機関の中で10年連続で貸し出し件数No.1の高いシェアを誇っているのはARUHI(アルヒ)です。
「フラット35」 2021年2月適用金利 借入額が90%以内の場合
15~20年固定 | 21~35年固定 | |
---|---|---|
団信に加入した場合 | 1.230% | 1.320% |
団信に加入しない場合 | 1.030% | 1.120% |
35年もの長期の固定金利では「フラット35」の金利は非常に低い水準の金利となっています。
融資実行時に決まった金利が返済終了まで変わらないため、金利の変動が気になって仕方ない方にはぴったりな住宅ローンです。
ARUHI(アルヒ)は金利だけでなく、手数料でも「フラット35」を提供する金融機関の中で最低水準です。
通常では借入額の2.20%(税込)必要になる事務手数料が、WEBから申込み・契約を行うと半分の借入額の1.10%(税込)となっています。
そしてARUHI(アルヒ)の特徴が店舗での専門家による対面相談で、ARUHI(アルヒ)では全国に150を超える店舗を展開して対面相談の体制を整えています。
特に借り換えの場合には、借り換え前にどれぐらいの返済額が減るのか、初期費用や手続きに関する不安や悩みを相談できるので窓口があることは助かる場面は多いでしょう。
さらに住宅購入後に必要になる、引っ越し・家電・家具・インテリアはもちろん、ネットスーパー・レジャーや旅行など新生活をはじめて日々のコストを削減し、日常生活を豊かにするさまざまな優待を数多くの提携先企業とともに提供する「ARUHI暮らしのサービス」などARUHI(アルヒ)で住宅ローンを借りた方だけが利用できる限定の優遇サービスなど細かい点も見逃せません。
金利と事務手数料が最低水準で、さらに対面相談で住宅ローンの不安な悩みを相談しながら「フラット35」を借り入れることができるARUHI(アルヒ)に注目です。
ARUHI(アルヒ)は「フラット35」で借り入れを考えている方は候補にするべきです。
1月も変動金利が過去最低水準でおすすめの金利タイプとなっています。
金利だけでなく保障面でも手厚い住宅ローンを選びましょう。
変動金利の金利上昇リスクが気になる方は、金融緩和で金利が低下している長期の固定金利の20年・35年固定金利での借り入れを検討してみるのも良さそうです。
固定金利であれば金利上昇リスクが0になる上、疾病保障による手厚い保障の住宅ローンは検討する価値がありそうです。
金融緩和は継続される予定のため住宅ローン金利も低水準が継続される見込みですが、今後の住宅ローン金利の上昇が心配な方は、大きく金利の下がった長期固定金利による借入れを検討してみることをおすすめします。
住宅ローンを借入れば無料で付帯される「疾病保障」を用意しているネット銀行の保障内容を比較した記事もぜひチェックしてみてください。
>>無料の疾病保障付き住宅ローンの保障内容を比較!
コロナ禍での住宅ローンの注意点
コロナ禍での住宅ローンの注意点ですが、それは審査に通常よりも時間が必要になる可能性があることです。前回の緊急事態宣言でもそうした告知を行う銀行が散見されました。 2021年に入り再び緊急事態宣言が発令されており、通常より審査に時間がかかる可能性があります。 融資の実行に間に合わないという最悪の事態にならないように住宅ローンの利用を予定してる方は早め早めに申し込みを行っておきましょう。 また万が一審査に落ちたときのことを考え、複数の借り入れ候補に同時に申し込みをして万全の体制をとっておくことをおすすめします。
・ジャパンネット銀行の住宅ローンの落とし穴とは?
・楽天銀行(フラット35・金利選択型)の住宅ローンの落とし穴とデメリット
・新生銀行の住宅ローンの落とし穴とは?【メリット・デメリット】
・SBIマネープラザの住宅ローンの落とし穴とは?
・住信SBIネット銀行の住宅ローンの落とし穴とは?
・りそな銀行 住宅ローン(借り換え)のメリットとは?
・イオン銀行 住宅ローンのメリット・デメリットとは?
・三井住友銀行の住宅ローンのメリット・デメリットとは?
・ジャパンネット銀行の住宅ローン 審査基準を解説 ゆるい?厳しい?
・ネット銀行の住宅ローン メリット&デメリット 審査や手数料など解説