住宅ローンの借り入れを考えている人もすでに住宅ローンを借りていて借換えを意識している人も「今後、住宅ローンの金利がどうなるか」は気になると思います。

今回は2022年12月の住宅ローンの金利を予想していきたいと思います。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行動規制が撤廃されて、インバウンドの復活も報道されるようになっています。

一方で、度重なる値上げが話題になっています。この機会に家計を守ることにつながる有利な住宅ローン選びをぜひ行ってみてください。

住宅ローン金利の指標は長期金利

住宅ローンの金利を決定しているのは、その住宅ローンを提供している銀行などの金融機関ですが、金融機関は市場の金利を参照しながら自社の住宅ローンの金利を決定しています。

こうしてみるとと長期金利がどうなるかは分からないし、住宅ローン金利がどうなるかも分からないように思えますが、実態としては2016年のマイナス金利政策以降、日銀が長期金利を実質的にコントロールしている状況が続いています。

 

まず10年固定金利タイプの住宅ローン金利に影響を与えやすい長期金利は、2016年以降、ほぼ0%で推移していましたが、2022年に入り世界的な利上げにより日本の長期金利も底打ちをしています。

 

2022年は米国では利上げおよび金融緩和の終了が進められており、これに連動して世界的に長期金利が上昇傾向にあります。日本でも0.25%を超えるなど6年ぶりの水準にまで上昇しています。

ただし、日銀は「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」政策を導入中であり、長期金利をコントロールしているため、2022年12月の住宅ローン金利が各金融機関で決定されるまでに今の水準を超えて金利が急激に昇する可能性は低い状況です。

 

過去1年の長期金利の推移・動向

次に具体的に過去1年の長期金利の推移を確認してみましょう。

2021年は2回ほど長期金利が上昇する局面がありましたが、0%から0.1%前後の範囲での大きく超えるものではありませんでした。

2022年に入り、長期金利が上昇しており、住宅ローン金利も引き上げ傾向にあり10年固定金利は2016年のマイナス金利政策導入前の水準に戻っています。

ただし、日銀が長期金利の上限を0.25%に強制的に維持するための指値オペを実施しており一本調子に金利が上昇し続ける状況にはありません。

この1か月でみると長期金利に大きな動きはなく、2022年12月は住宅ローン金利を据え置きとする金融機関が多そうです。

長期金利の推移・動向

引用;日本相互証券

金融緩和は継続されることから住宅ローン金利も低水準が続く見込み

日銀は2020年12月の金融政策決定会合で『「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の枠組みは、現在まで適切に機能しており、その変更は必要ない』との見解を示しています。

2020年3月の新型コロナウイルスのパンデミックによる混乱の中では更なる金融緩和にも踏み切っており、現在、これを継続しています。

直近では2022年9月に金融政策決定会合が開催されましたが、金融緩和を継続するとしており、10年固定金利の指標である長期金利は低い水準で維持され継続的に上昇する可能性は少ないですし、さらに継続的に上昇する要因も少なく今後も住宅ローンは低金利を維持することになりそうです。

当然、多少の上下はありますが、住宅ローン金利がぐんぐんと右肩上がりで上昇していくような状況ではありません。

2022年12月の住宅ローン金利は長期金利の動向を反映して、固定金利タイプは据え置きとなる見込みです。

2022年12月の住宅ローン金利予想

変動金利⇒金利据え置き

10年固定金利⇒据え置き

20・35年固定金利⇒据え置き

変動金利でおすすめの住宅ローンは?

変動金利でおすすめしたい住宅ローンは、低金利で団信に加えて無料の疾病保障が付帯するauじぶん銀行とソニー銀行です。両行の住宅ローンのおすすめポイントを解説しておきますので参考にしてください。

auじぶん銀行の住宅ローンは低金利と充実の疾病保障を両立

auじぶん銀行の住宅ローンは2015年12月に取り扱いを開始された比較的あたらしい住宅ローンです。サービス参入当初から低金利と充実した疾病保障をウリに急速に貸し出しを伸ばしています。

また、価格.comやオリコンなどの第3者による評価でもこの数年で一気に上位の常連となっています。

auじぶん銀行の住宅ローン金利はその金利タイプでも低金利で、がん50%保障、全疾病保障が無料で付帯するという高い商品性を維持しています。

ソニー銀行は自己資金10%以上で金利優遇

ソニー銀行の住宅ローンは自己資金を用意すると金利優遇を受けられます。

新規購入の場合で自己資金10%以上を用意すると年0.05%優遇されます。

低金利に加えて「がん団信50」が金利上乗せなしの無料で付帯

ソニー銀行の住宅ローンの特徴は、金利と「がん団信50(がん50%保障特約付き団信)」による手厚い保障です。

通常の団信の保障に加えて、「がん団信50」はがんと診断されるとその時点の住宅ローン残高の半分が支払われる保障です。

ソニー銀行は「がん団信100」は年0.1%の金利上乗せで付帯が可能

「がん団信50」が保障してくれるのは、残りの住宅ローンの半分だけです。無料の疾病保障とはいえ半分残るのは不安という方には「がん団信100(がん100%保障特約付き団信)」がおすすめです。

このソニー銀行の「がん団信100」は、がんと診断されると住宅ローン残高全額が保障されることに加えて、給付金として100万円も保障されます。
団信は一般的に残高を保障するものの為、利用者の手元にお金がもらえるケースは少なく、当面の治療費まで賄えるなど現金が支給される点でも利用者にとってはメリットが大きい保障です。

さらに、がんと診断確定をされた日から1年の間に所定の先進医療による療養を受けた場合、1回の療養につき500万円、通算1,000万円を限度として、先進医療に係る技術料を保障するがん先進医療給付金も付帯したことで、安心して治療を受けられる環境を整えることが可能となりました。

なかでもソニー銀行ではこのがん100%保障特約付き団信が他の銀行よりも低い年0.1%の上乗せで付帯できることがおすすめポイントの1つです。

ソニー銀行のがん100%保障の内容

申し込みなどの手続きはインターネットで行えますが、ネット銀行では珍しく専任のローンアドバイザーが相談から契約から手続きのフォローまでサポートしてくれるサービスも用意しているので、住宅ローンの借り入れが初めてで不安な方にも安心できる住宅ローンです。

住宅ローン仮審査を最短60分で回答してくれるので、気になる方は気軽に申込みをしてみてはいかがでしょうか。

 

固定金利でおすすめの住宅ローンは?

新生銀行のステップダウン住宅ローン

新生銀行のステップダウン住宅ローンは融資事務手数料が165,000円(税込)と安価に設定されており、フラット35並みに低い水準になっています。

また、その名の通り、住宅ローン返済開始後、10年後から5年ごとに段階的に住宅ローン金利が引き下げられる商品設計になっています。

世界的なインフレ懸念による長期金利上昇で日本でも固定金利型の住宅ローンを検討する方が増えてくるかと思いますが、そうした方には検討いただきたい住宅ローンといえます。

 

新生銀行ステップダウン金利タイプのイメージ図です

 

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