8月は予想通り「フラット35」が金利引き下げとなり、21年以上の固定金利が1.170%として、これまでの「フラット35」の金利でも歴史的な低金利となっています。
この金利の低下を受けて「フラット35」での借り入れを検討している方も多いのではないでしょうか。

契約から返済終了まで金利が変わらないことで人気の「フラット35」ですから少しでも金利の低いときに借入れを行いたいですよね。
そんな「フラット35」の金利はどのように決まるのでしょうか。その仕組を解説し気になる9月の金利を予想してみましょう。どうやら9月も大幅に金利を引下げそうです。

「フラット35」の金利を決める要素は?

「フラット35」は住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携して提供している長期固定型の住宅ローンです。
住宅金融支援機構は金融機関から住宅ローンの債権を買い取り、これを担保とした証券を投資家に販売することで資金調達を行っています。

「フラット35」保証型の仕組みを解説した図です

金融機関は契約者の返済を管理することで回収業務料を受け取ることができ、金融機関が回収した返済額の元金と利息は証券を購入した投資家が受け取ります。この証券の利率が「フラット35」の金利を決める重要な指標となります。来月の「フラット35」の金利を予想するのはこの”住宅金融支援機構債権の利率”を見れば簡単に導きだせます。

住宅金融支援機構債権の利率は?

「フラット35」の金利予想の決め手となる住宅金融支援機構が発行する住宅金融支援機構債権の利率が発表されています。
2019年9月の「フラット35」の金利の重要指標となる第148回住宅金融支援機構債券の利率は0.15%と先月から0.06%の大幅な引下げとなっています。
この利率の引下げが「フラット35」の金利にどのように影響するのでしょうか。

月次 住宅金融支援機構債券 利率 フラット35の金利 (自己資金10%以上)
2018年4月0.40%1.100%1.150%
2018年5月0.40%1.100%1.150%
2018年6月0.42%1.110%1.170%
2018年7月0.39%1.090%1.140%
2018年8月0.39%1.090%1.140%
2018年9月0.44%1.110%1.190%
2018年10月0.47%1.130%1.210%
2018年11月0.50%1.150%1.250%
2018年12月0.46%1.120%1.210%
2019年1月0.38%1.060%1.130%
2019年2月0.36%1.050%1.110%
2019年3月0.32%1.020%1.070%
2019年4月0.31%1.010%1.070%
2019年5月0.33%1.030%1.090%
2019年6月0.31%1.010%1.070%
2019年7月0.21%0.920%0.980%
2019年8月0.21%0.910%0.970%
2019年9月0.15%

※団信に加入しない場合の金利になります。

2019年9月の「フラット35」の金利予想

「フラット35」の金利の指標となる、住宅金融支援機構債券の利率は0.15%と先月から大幅に引下げとなっています。この利率を受けて9月の「フラット35」の金利がどうなるのかを予想してみましょう。

2019年9月の「フラット35」の予想金利
<団信に加入しない場合>
15~20年固定金利:0.850%~0.860% (前月比 マイナス0.05%~0.06%)
21~35年固定金利:0.910%~0.920% (前月比 マイナス0.05%~0.06%)
<団信に加入する場合>
15~20年固定金利:1.050%~1.060% (前月比 マイナス0.05%~0.06%)
21~35年固定金利:1.110%~1.120% (前月比 マイナス0.05%~0.06%)

2019年9月の「フラット35」は、15~20年固定金利・21~35年固定金利共に0.05%を超える大幅な金利引下げになると予想します。
7月に大幅に引き下げた金利から更に金利を引下げ「フラット35」史上でも最低金利となり、9月も「フラット35」に人気が集まるでしょう。
もうこんな低い金利になることは無いかもしれないというほどの低金利です。9月に「フラット35」で借り入れを予定している方でまだ申し込んでいない方は早めに申込みを行っておきましょう。

「フラット35」はどこで申し込んでも同じじゃない

「フラット35」を申し込むときに注意したいポイントは、「フラット35」はどこで借り入れても同じではないということです。商品性が変わらないにもかかわらず金利や手数料には違いがあることをご存じない方が意外にいます。
最も安く借り入れられる「フラット35」を選ぶ基準は「最低金利」「最低水準の事務手数料」の両方を実現している事です。金利が引き上げになる可能性があるからこそ、どちらも最低水準で「フラット35」を提供している金融機関を上手に選びましょう。

もし9月に融資の実行を控えている場合には、金利と事務手数料を急いで確認しましょう。もし金利と手数料が最低水準でない場合には今すぐおすすめの金融機関に申し込みを行うことをおすすめします。
もちろん「フラット35」でおすすめの金融機関を後ほど紹介します。

2019年9月の「フラット35」以外の住宅ローン金利予想はこちらです。

「フラット35」がおすすめの理由

「フラット35」とは、住宅金融支援機構を民間金融機関が提携して提供している長期固定金利の住宅ローンです。その「フラット35」をおすすめする理由はどんなところでしょうか。

返済計画が圧倒的に立てやすい

「フラット35」の最大の特徴は、返済終了まで返済額が変わらないことです。返済額が変わらないので、返済計画を立てやすく、かつ、その計画通りに返済しやすいことがあげられます。
長い返済期間で返済額が変わらなければ、返済中の貯蓄や老後の資金などのライフプランも立てやすくなるでしょう。

金利上昇のリスクがない

返済終了まで金利が変わらないということは、変動金利のように金利の上昇による返済額の増大を気にする必要もありませんし、精神衛生上も安心です。
現在は、超低金利ですので0.5%を切る変動金利の数字に目がいってしまいますが、今後、中長期的に見た場合、金利が上昇する局面が来るのは間違いと考えられます。この超低金利の時だからこそ、返済終了まで金利が固定されるというのはメリットとなるでしょう。

審査に不安がある方でも通りやすい

国の金融機関なので審査の基準が民間銀行違います。住宅金融支援機構の目的は利益の追求ではなく「国民が家を持てるように支援すること」で、ある程度の審査基準はありますが、審査を厳しくして貸出できないことは本末転倒になってしまいます。
そのため、契約社員や自営業の方でも審査に通る可能性が高い住宅ローンになります。また、「フラット35」は団信が任意加入のため健康上の理由で団信に通らない方でも融資を受けることが出来ます

金融緩和で金利が大幅に低下!

変動金利のように金利の上下に注意を払い、一喜一憂することなく、煩わしいこともないし精神的にも安心できることが「フラット35」の最大のメリットだと思います。
この「フラット35」のメリットを享受するために我慢しなければならないのが、変動金利に比べて金利が高いことでしたが、最近の長期の固定金利の低下により、その金利差は0.5%程度となっています。ここまで金利の差が小さくなっているということは、「フラット35」のデメリットも小さくなっていると言えるでしょう。

ここ数ヶ月で金利が引き下げになり金融緩和以降の最低水準に近づいているのがわかります。さらに金利推移を見てみるとほんの数年前から半分以下まで低下していることがわかります。この低い金利が返済終了まで変わらない「フラット35」の安心感は絶大ですね。

フラット35の金利推移のグラフです

金融緩和により住宅ローン金利が低下しているときだからこそ、その低い金利で返済終了まで金利を確定させてしまうのは堅実な選択です。この超低金利時代のフラット35は大変おすすめです。

「フラット35」は金融機関により違いがある

多くの金融機関で提供されている「フラット35」ですが、商品性や審査の基準は同じにもかかわらず金利や事務手数料には金融機関により違いがあり同じではありません。

「フラット35」は「金利」「事務手数料」の2つを比較して借入先を決めなければ損をしてしまう可能性があります。ちなみに「フラット35」を提供している金融機関の一番高い金利と低い金利ではかなりの差があります。

「フラット20」「フラット35」8月の適用金利
「フラット20」「フラット35」
1.110%~1.810%1.170%~1.870%
※融資率9割以下の金利です。
※団信に加入しない場合には0.2%引き下げられた金利になります。

この表は住宅金融支援機構が発表している金利ですが「フラット35」でも「フラット20」でも0.6%以上の大きな差がありますね。では「フラット35」のおすすめの金融機関はどこでしょうか。

「フラット35」は楽天銀行がおすすめ!

check「フラット35」はトップクラスの低金利

「フラット35」を提供する金融機関のなかでも最低水準の金利

check事務手数料も業界最低

楽天銀行を返済口座にすれば1.08%、借り換えなら0.972%

checkつなぎ融資も利用可能

最大3回分割で利用できるつなぎ融資が可能。

「フラット35」は販売している銀行によって金利の幅があるのですが、楽天銀行はその中でも最低水準の金利となっています。
その上、事務手数料も通常1.5%、楽天銀行を支払口座にすると割安な1.08%借り換えであればさらに安い0.972%と普通の銀行の事務手数料2.16%と比較しても最低水準です。

ネット銀行らしくskypeでなら土日を含む22時まで相談が可能な点も、15時までしか営業していない銀行に出向くよりも時間が作りやすいのではないでしょうか。
さらに、比較的に審査に通りやすいのが「フラット35」の特徴でもあります。ほかの住宅ローンで審査に落ちてしまった方や不安のある方でも審査を通る可能性が高くおすすめの住宅ローンです。

楽天銀行のフラット35のオリコン顧客満足度1位のバナー

楽天銀行の「フラット35」を徹底分析したこちらの記事も住宅ローン選びの参考にしてみて下さい。
>>楽天銀行の住宅ローンの落とし穴とデメリット (フラット35)

2019年8月 楽天銀行フラット35の詳細
金利住宅購入価額に対する借入額の占める割合が90%以内の場合
15~20年固定金利:1.110%
21~35年固定金利:1.170%
保証料0円
事務手数料・返済口座に楽天銀行を指定した場合
借入額の1.080% (税込)
・借り換えで返済口座に楽天銀行を指定した場合
借入額の0.972% (税込)

・返済口座に楽天銀行以外の口座を指定した場合
借入額の1.414% (税込)
一部繰上げ返済手数料0円
※ 機構団信に加入した場合の金利になります。団信に加入しない場合には上記の金利から0.2%引き下げとなります。
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