三井住友銀行は三井フィナンシャルグループ傘下の都市銀行で、日本のメガバンクの1つの大銀行です。

日本全国に支店がありメインバンクとして普段から活用している方も多いでしょう。そんな三井住友銀行の住宅ローンはどのような商品でしょうか。

金利だけでなく保障面や審査基準などを詳しく解説します。

三井住友銀行の住宅ローン概要

三井住友銀行は全国各地に店舗をもち、店舗の窓口での住宅ローン販売を基本としています。
住宅ローンの相談に行くと専任の担当者が付き、借り入れや契約に際してのアドバイスを受けることができます。これがネット銀行には出来ないメガバンクの住宅ローンの最大の特徴になります。

対して、当サイトで紹介している多くの住宅ローンがネット銀行の住宅ローンです。
ネット銀行は店舗を持たないことで経営コストを圧縮し、それを住宅ローンの商品に還元することで業界でも最低水準の低金利と無料の疾病保障などの高い付加サービスを実現しています。メガバンクの住宅ローンとは真逆の住宅ローンになります。

まずは三井住友銀行の住宅ローンの概要を確認しましょう。

三井住友銀行の住宅ローン「保障」

住宅ローンを契約するには団信への加入が必須となっています。
団信とは「団体信用生命保険」の略で、住宅ローンの返済中に契約者に万が一のことがあった場合、保険金により残りの住宅ローンが弁済される保障制度です。
保険料は無料としている銀行が多く、「フラット35」では保険料は金利上乗せとなっています。
三井住友銀行の住宅ローンも保険料は無料で団信へ加入出来ますが、それ以外の保障はどうなっているでしょうか。

三井住友住宅ローン 団信と特約などの保障
保障の種類必要な金利保障内容
団信
(団体信用生命保険)
なし死亡または所定の高度障害、余命6ヶ月以内と判断された場合に住宅ローン残高が0円になる保障です。
連成団体信用生命保険0.18%上乗せ団信の保障に加え、がんと診断確定された場合に住宅ローン残高が0円になる保障です。
※ 満46歳以上満50歳以下の場合は、金利年0.2%上乗せ。
8大疾病団信0.3%上乗せ団信の保障に加え、がんと診断確定された場合、「急性心筋梗塞」・「脳卒中」を発病し60日以上所定の状態が継続した場合、「高血圧」・「糖尿病」・「慢性腎不全」・「肝硬変」・「慢性膵炎」で就業不能状態が13ヶ月を超えて継続した場合に住宅ローン残高が0円になる保障です。
(26歳以上46歳未満の方の場合で年齢により条件がかわります。)
自然災害時返済一部免除0.1%上乗せ地震や洪水などの自然災害時に住宅ローンの返済の一部を免除する保障です。

三井住友銀行の住宅ローンには、8疾病保障や夫婦で加入できる連成団体信用生命保険、自然災害に備えることのできる自然災害時返済一部免除特約などが用意されています。
いずれも金利に0.1%〜0.3%上乗せして付帯するタイプの保障となっています。

8疾病保障などの手厚い保障は、万が一のときのことを考えて付帯しておきたいと考えているたかも多いと思いますが、保険料として金利上乗せになるのがネックです。ただでさえ高いメガバンクの住宅ローン金利が金利上乗せすることにより更に高くなってしまいます。

しかしネット銀行の住宅ローンではこういった疾病保障特約を金利上乗せなしの無料で付帯している住宅ローンが存在し、今やこの無料の疾病保障が付帯することが住宅ローンのスタンダードとなりつつあります。

もし団信の保障だけでは不安で疾病保障の付帯を検討している場合にはネット銀行の住宅ローンをチェックしてみましょう。

三井住友銀行の住宅ローン「諸費用」

三井住友住宅ローンでは契約時に必要な諸費用として、保証会社手数料と保証料が必要になります。

保証会社手数料

ローンの契約の際に保証会社に支払う手数料で、33,000円(税込)が必要になります。

保証料

保証料の支払いは2つの方法があり、金額については審査により適用される金額に違いがあります。

    • 保証料外枠方式

保証料として下記の金額を融資時に一括で支払い
・借入期間が35年の場合、16,329円~82,437円 (融資額100万円に対する金額)

    • 保証料内枠方式

保証料として借入金利に0.2%程度の上乗せ

この2つの支払い方式では融資時に一括で支払う保証料外枠方式のほうが保証料を安く済ませることができますが、融資時に多くの現金が必要になってしまいます。

一部繰上返済手数料

住宅ローンを契約したあとに必要となるのが繰上返済時の手数料ですが、三井住友住宅ローンではインターネットから手続きを行うことで無料となります。

三井住友住宅ローン 一部繰上返済手数料
手続方法一部繰上返済手数料全額繰上返済手数料
インターネット
(SMBCダイレクト)
無料5,500円(税込)
窓口(専用パソコン)5,500円(税込)11,000円(税込)
窓口(書面)16,500円(税込)22,000円(税込)

三井住友住宅ローンを利用する場合には、インターネットバンキングのSMBCダイレクトのアカウントを作っておくことで、手数料も節約できます。

三井住友銀行の住宅ローン「審査」

住宅ローンで一番気になるのが審査に通るのかですね。
三井住友銀行の住宅ローンの審査基準を確認してみましょう。

三井住友銀行の住宅ローンの要項
利用できる方・借入時満20歳以上満70歳の誕生日までの方で、完済時満80歳の誕生日までの方
・三井住友銀行指定の団体信用生命保険に加入できる方
・三井住友銀行指定の保証会社の保証を受けられる方
使いみち本人が居住する住宅・宅地の購入資金、新築・増改築資金
融資金額100万円以上1億円以内(10万円きざみ)
融資期間変動金利型:1年以上35年以内
固定金利特約型:2年以上35年以内
超長期固定金利型(全期間固定金利型):10年超35年以内
(それぞれ1ヵ月きざみ)

申込みに際しての条件として年収や就業形態などの詳しい情報はなく、年齢と団信に加入できる健康状態であることという簡単なものとなっています。

もともとメガバンクの住宅ローンは、適用金利に幅があることや専任の担当者により審査においても通らなそうな場合には金利を上げることでなんとか都合をつけてくれることが多く、ネット銀行よりも審査には通りやすい住宅ローンと言えます。
大手の企業でなくても正社員として勤めている実績があれば審査に通る確率は高そうです。

三井住友銀行の住宅ローン「手続きの流れ」

三井住友住宅ローンの手続きの流れを確認しておきましょう。

三井住友住宅ローンの手続きの流れの説明図です

通常申込みから審査の結果が出るまでは1ヶ月程度の時間が必要になりますし、審査に時間がかかってしまうことも想定して早め早めに申込みをおこなっておくことが理想です。

残念ながら三井住友住宅ローンの審査の時間について具体的な記載がないため詳細は不明ですが、専任の担当者がつくこともあり時間的なわがままを聞いてもらいやすいといえます。

三井住友銀行の住宅ローンのメリット

大手銀行である三井住友銀行が提供する住宅ローンにはどんなメリットがあるのでしょうか。

メリット.1 全国の店舗網

三井住友銀行は全国に500近い店舗を構えているので、一部の離島などを除いて日本のどこに住んでいても住宅ローンに関することを相談しやすい銀行と言えます。

住宅ローンは複雑でわかりにくく、しかも大金を借りることになります。
慎重になるのは当然で、住宅ローンのことを専門家に相談しながら勧めたい方にぴったりの銀行です。

メリット.2 充実の保障体制

三井住友銀行の住宅ローンが他のメガバンクの住宅ローンと比較して充実しているのが住宅ローンの保障面です。
三井住友銀行の住宅ローンでは、金利上乗せにはなるものの8疾病保障をはじめとする保障が用意されていて、中でも特徴的なのは自然災害時返済一部免除特約です。

自然災害時返済一部免除特約住宅ローン

三井住友銀行の自然災害時返済一部免除特約付住宅ローンのバナーです

自然災害時返済一部免除特約住宅ローンは、地震や津波などの自然災害で罹災してしまった場合に備え2つのプランが用意されています。

    • 約定返済保障型

罹災の程度に応じて一定期間の返済を免除

自然災害時返済一部免除特約住宅ローンの説明図です

    • 残高保障型

全壊の認定を受けたら住宅ローン残高の50%を免除

自然災害時返済一部免除特約住宅ローンの説明図です

どちらも金利上乗せが必要ですが、地震等により自宅が損害を受けた場合、建て替えや住み替え等のために新たな借入が必要となり、これまでの住宅ローンに加えて新たな住宅ローンの返済が発生するため、いわゆる「二重ローン」となる可能性があります。

地震による被害などをみると、災害への備えとして検討する価値のある保障です。

三井住友銀行の住宅ローンのデメリット

では、三井住友住宅ローンにはデメリットはないのでしょうか。

デメリット.1 金利が高い

三井住友住宅ローンにはデメリットは、なんと言っても金利が高いことです。

どうしても対面で相談したいという方であれば三井住友銀行の住宅ローンもありですが、金利の高さが気になる方やとにかく低い金利の住宅ローンを探している方であればネット銀行の住宅ローンを一度チェックしてみることをおすすめします。

大手銀行のように対面で相談しながら借りられるネット銀行の住宅ローン

SBIマネープラザで提供している「ミスター住宅ローンREAL」はネット銀行の金利の低さや保障の手厚さはもちろん、ネット銀行ではなかなかできない対面相談ができる住宅ローンです。

まずはSBIマネープラザの「ミスター住宅ローンREAL」の変動金利を確認してみましょう。

2020年8月適用金利「ミスター住宅ローンREAL」変動金利(通期引下げプラン)
・新規借入の場合:0.410%
・借り換えの場合:0.398%

※ 審査結果によっては、最大金利引下げ後の金利に年0.1~0.3%上乗せとなる場合があります。

SBIマネープラザの「ミスター住宅ローンREAL」は特に変動金利が低金利となっています。

通常では対面相談できないネット銀行の金利の低い住宅ローンを、借り入れに際しての様々な不安や悩みを専門家に対面で相談しながら借り入れが可能になるのが「ミスター住宅ローンREAL」です。

更にこの金利に、団信に加えて金利上乗せなしの無料で「全疾病保障」が付帯する手厚い保障もネット銀行ならではの特徴です。

ただし、その低い金利も審査結果によっては、最大金利引下げ後の金利に年0.1~0.3%上乗せとなる場合ありますが、借入候補にするべき優良な住宅ローンとなっています。

デメリット.2 、無料の疾病保障がない

前述したとおり、三井住友銀行の住宅ローンにも金利上乗せで保険料を支払うことより保障の手厚い疾病保障を付帯することは可能です。

しかし今のネット銀行の住宅ローンは、その疾病保障が金利上乗せなしの無料で付帯することがスタンダードになっています。

疾病保障の付帯を考えていた方や、無料であれば付帯したい方にはネット銀行の住宅ローンが特におすすめです。
無料の疾病保障が付帯するネット銀行の住宅ローンをチェックしてみることをおすすめします。

auじぶん銀行がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」と(精神障害を除く)病気やけがで180日以上の継続した入院で住宅ローン残高がゼロになる「全疾病保障」が無料で付帯
楽天銀行(金利選択型)がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん保障特約」と1年以上の就業不能で住宅ローン残高がゼロになる「全疾病保障」が無料で付帯
ソニー銀行がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」が無料で付帯

三井住友銀行の住宅ローンの「WEB申込専用住宅ローンI」

三井住友銀行ではWEB申込専用の住宅ローンを取り扱っています。

この「WEB専用住宅ローンI」は、店舗で販売している住宅ローンよりも低い金利で三井住友銀行の住宅ローンを利用することが出来ます。
ただし、インターネットからの申込みとなり、店舗での相談はできないので注意してください。

三井住友銀行 WEB申込専用住宅ローンIの手数料と保証料

店舗で販売している三井住友住宅ローンを利用するには保証料と融資事務手数料が必要となりますが、WEB申込専用住宅ローンⅠの場合には融資額×2.20%(税込)の融資事務手数料のみが必要となります。
また保証料は金利に含まれているので追加負担はなしです。

諸費用もWEB申込専用住宅ローンIのほうが安く済む事になり、金額面では店舗で販売している住宅ローンよりもお得といえます。

自営業や個人事業主は利用できませんが、公務員や正社員で1年以上の勤続年数がある人で、店頭で販売している住宅ローンの金利が高いとお思いの方は低金利なWEB申込専用住宅ローンIの利用を検討することをおすすめします。

三井住友銀行の住宅ローンのまとめ

デメリットでも触れましたが、三井住友銀行の住宅ローンは金利が高めです。
そのデメリットを我慢しても、対面で住宅ローンのことを相談したいという方におすすめの住宅ローンと言えます。

ただ、ネット銀行では対面での相談ができないだけで、オンラインや電話・メールでの相談体制には力を入れている銀行が多く、チャットソフトでの相談を22時まで行っている銀行もあり、
店舗に行く時間が取りにくい方であれば三井住友銀行よりも相談しやすい体制を整えている場合もあります。

三井住友銀行に相談しつつ、ネット銀行にも申し込みを行っておけば比較もしやすいですね。
まずはネット銀行の住宅ローンをチェックしてみてはいかがでしょうか。

 
※紹介している内容の正確性には万全を期していますが、商品について詳しくは以下の三井住友銀行の公式サイトから必ずご確認お願いします。

 

 

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