ソニー銀行のがん50%保障

ソニー銀行が2018年8月から”がん50%保障特約付き団信”の取扱いを開始しています。

 

 

”がん50%保障特約付き団信” どこかで聞いたことがある名前ですが、それは後程触れたいと思います。

 

ソニー銀行のがん50%保障特約付き団信は、住宅ローンの返済中にがんと診断された場合に住宅ローンの残高が50%になる団信で、引受保険会社はクレディ・アグリコル生命保険株式会社です。

 

クレディ・アグリコル生命保険株式会社はじぶん銀行にもがん50%保障団信を提供していますので、じぶん銀行の住宅ローンに費用負担なしでセットできるがん50%保障団信と同様の商品となります。

※この特約の詳細はソニー銀行のホームページのこちらから被保険者のしおりで確認できます。

 

また、2018年10月からがんと診断確定された時に住宅ローンの残高がゼロになる”がん100%保障特約付き団信”、生活習慣病で180日以上入院した時に住宅ローンの残高がゼロになる”生活習慣病入院保障特約付き団信”の取扱いを開始しています。

 

住宅ローンとセットの団信・疾病保障がじぶん銀行と同じ保険会社でほぼ同じ内容の疾病サービスがソニー銀行で提供されています。

 

まず、ソニー銀行ががん50%保障特約付き団信の提供を開始したことで、じぶん銀行の住宅ローンと比較したいと考える人も多いと思います。

 

ということで、じぶん銀行の住宅ローンとソニー銀行の住宅ローンを比較してみたいと思います。

保障内容が詳しく記載されている「被保険者のしおり(じぶん銀行版ソニー銀行版)」を読み込んだ結果、がん50%保障が付帯する団信の保障内容は同様でした。

とはいえ、住宅ローンの商品性は異なっていますので、そのあたりを中心に詳しく確認していきましょう。

ソニー銀行・じぶん銀行の住宅ローン比較

  ソニー銀行の住宅ローン

(がん50%保障特約付き団信)

ソニー銀行の変動セレクト住宅ローン

(がん50%保障特約付き団信)

じぶん銀行の住宅ローン

(がん50%保障団信)

金利

自己資金の有無などで異なる

最新の金利を確認

自己資金の有無などで異なるが、変動金利が非常に低金利

最新の金利を確認

変動金利:0.457%

10年固定金利:0.690%

事務手数料

43,200円(税込)

借入額の2.16%(税込)借入額の2.16%(税込)
保証料0円0円0円
団信保険料0円0円0円
疾病保障がんと診断されたら住宅ローン残高が半分にがんと診断されたら住宅ローン残高が半分にがんと診断されたら住宅ローン残高が半分に
契約時の年齢条件がん50%保障特約付き団信は満50歳未満がん50%保障特約付き団信は満50歳未満がん50%保障団信は満50歳まで
リビング・ニーズありありあり
繰上げ返済手数料0円0円0円
年齢条件

借入時:満50歳未満

完済時:満80歳未満

借入時:満50歳未満

完済時:満80歳未満

借入時:満50歳未満

完済時:満80歳未満

年収

400万円以上

400万円以上

200万円以上

雇用形態

派遣社員・契約社員不可

派遣社員・契約社員不可

派遣社員・契約社員でも借り入れ可能

中古住宅

マンションのみ

マンションのみ

マンション・戸建て

諸費用を含む借り入れ

不可

不可

可能

リフォーム資金

不可

不可

可能

※じぶん銀行の住宅ローン金利は2018年10月現在。

 

今回の商品改定でソニー銀行の変動セレクト住宅ローンはじぶん銀行の住宅ローンにかなり近い商品性・サービス性になったことで、ソニー銀行の住宅ローンとじぶん銀行の住宅ローンが甲乙つけがたい状況になっています。

 

ソニー銀行・じぶん銀行の住宅ローンのメリット・デメリット

 メリット(強み)デメリット(弱み)
ソニー銀行の住宅ローン
  • 事務手数料が43,200円(税込)で固定
  • 長期固定金利の金利が低い
  • 当初固定金利の当初固定金利終了後の金利が有利
  • AI審査で仮審査結果が最短60分
  • 年収400万円以上無いと利用できない
  • わずかではあるが借り換えの金利が高い
  • 当初10年固定などの当初固定期間の金利が高い
ソニー銀行の変動セレクト住宅ローン
  • 変動金利の金利が非常に低い(特に自己資金10%以上の新規借り入れで有利)
  • AI審査で仮審査結果が最短60分
  • 事務手数料が融資金額の2.16%かかり、住宅ローン残高に組み込むことができない
  • 年収400万円以上無いと利用できない
  • わずかではあるが借り換えの金利が高い
じぶん銀行の住宅ローン
  • 事務手数料を含む諸費用を住宅ローン残高に組み込んで借り入れ可能
  • 当初10年固定金利の当初期間の金利が低い
  • 自己資金の有無や新規借入・借り換えの資金使途を問わず一律で低金利を適用できる
  • 年収200万円から利用可能
  • 中古の戸建て物件でも利用可能
  • 派遣社員・契約社員でも利用可能
  • リフォームローンも組み込んで借り換え可能
  • 事務手数料を安く抑えられる住宅ローンの提供が無い
  • 当初固定金利の場合当初固定期間終了後の金利が高い

※上記はじぶん銀行とソニー銀行の住宅ローンを比較することを前提とした当サイトのコメントです。他社の住宅ローンと比較したコメントではありませんのでご注意ください。詳しくはソニー銀行・じぶん銀行の公式ページなどを必ずご確認ください。

 

 

 

がん50%保障の対象になるがんについて

以下はクレディ・アグリコル生命が定める保障対象となるがん(悪性新生物)の一覧です。じぶん銀行・ソニー銀行に同様の対象範囲の特約を提供していますので、対象となるがんの種類などはいずれの住宅ローンに申し込んでも同様です。(2018年8月1日時点で調査したものです)

がん保障の対象となるがんの定義

 

ソニー銀行の住宅ローンについて

ソニー銀行の住宅ローンは、保証料・団体信用生命保険料・繰り上げ返済手数料・変動金利→固定金利への金利タイプの変更などの手数料がかからないなど、余計な費用をカットできる商品性が特徴の住宅ローンです。

ソニー銀行の住宅ローンの特徴

 

まとめ

ソニー銀行は日本で初めて住宅ローンの取扱いを開始したインターネット銀行です。住宅ローン残高は1兆円を超え大手地方銀行以上の規模を誇っていますが、ここ数年は住宅ローンの残高もほとんど増えず、住信SBIネット銀行じぶん銀行楽天銀行と言った新しいネット銀行の住宅ローンに押されで利用者を奪われているような印象でした。

 

今回の商品改定で、じぶん銀行と同じ保険会社を選んだことで、これまでソニー銀行の住宅ローンが弱みとしていた疾病保障のサービスが業界最高水準ともいえるレベルまで飛躍しました。じぶん銀行の住宅ローンを真似しているだけでは?という声も聞こえてきそうですが、日本で初めて住宅ローンを提供したインターネット銀行こそソニー銀行であり、数多くのネット銀行がソニー銀行の住宅ローンを真似(参考に)しながら住宅ローンを開発・提供してきた歴史もあります。

 

”無料”で、がんと”診断”された時に、住宅ローンの残高が半分になる住宅ローンは、最新・最先端の疾病保障が付帯している住宅ローンと言えます。

 

また、これまで団信の提供していたグループのソニー生命でした。今回、グループにこだわらず、ソニー生命のライバル企業でもあるクレディ・アグリコル生命を採用して疾病保障サービスの強化したことになります。

 

今回の商品改定から、ソニー銀行が新しいネット銀行に住宅ローン利用者を奪われているという危機感を持っていること、そして、より良い住宅ローンを提供することで形勢逆転を狙おうとしている強い意志を感じます。(当サイトが勝手に思っているだけですが)

 

 

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