福岡県内で営業活動を行っている福岡銀行は地方銀行としては国内最大規模の銀行になります。 その盤石の経営基盤と通称「福銀」と呼ばれ地域密着型の経営で県民に親しまれている福岡銀行の住宅ローンを紹介します。
注目ポイント
疾病保障付き住宅ローンが充実 八大疾病保障やがん保障付きの住宅ローンの取り扱い
オール電化住宅ローンとホットメリット住宅ローン オール電化住宅やホットメリット住宅ローン対象機器を装備した住宅ならお得な金利が適用に
利用形態に応じた様々なローンを用意 住宅ローンだけでなく地域限定住宅ローンなどユニークなサービス
住宅ローン概要
最大規模の地銀らしくいろいろな住宅ローンを取り扱う福岡銀行ですが、その中でも目を引くのがプレミアム住宅ローンです。借入時年齢満18歳以上51歳未満で、税込年収700万円以上または税込合算年収900万円以上の方のみが対象になるというかなり間口が狭い商品ではありますが、通常の住宅ローンと比較して金利が大幅に引き下げられています。ご自身の年収が対象になる方はチェックしてみると良いでしょう。
住宅ローンの商品概要
福岡銀行の住宅ローンの概要をみてみましょう。
福岡銀行の住宅ローンの商品概要 | |
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利用いただける人 | ・借入時年齢満18歳以上71歳未満で、完済時の年齢が82歳未満の方。 ・世帯主または真正な生計維持者の方 ・同一勤務先に1年以上お勤めの方。自営業の方は営業開始後2年以上経過されている方。 ・税込年収が250万円以上の方。 (自営業の方は、最近2期決算書にて損失がなく安定した利益がある方。) ・プレミアム住宅ローンとして保証会社の保証が得られる方。 ・団体信用生命保険に加入が認められる方。 ・給与振込または年金振込を指定している方、またはふくぎんマイレージサービス「mybank+」が三ツ星以上の方。 |
使いみち | 本人またはご家族がお住まいになる ・住宅新築・土地付住宅(新築・中古)およびマンション等集合住宅(新築・中古)の購入 ・住宅建築予定の土地購入 ・住宅の増改築・リフォーム ※上記に係る付帯工事費および、諸費用は利用できません。 |
融資金額 | 50万円以上1億円以内で住宅取得にかかる所要資金の範囲内。 |
返済期間 | 40年以内(1年単位) ただし、中古のマンション等集合住宅の場合は、一部制限があります。 |
返済方法 | 元利均等毎月返済(ボーナス返済も可) |
担保 | 融資対象物件に保証会社が第1順位の抵当権を設定します。 |
手数料 | ・保証料一括型・保証料内包型:保証会社手数料として融資1件につき55,000円(税込) ・融資手数料型:借入金額×2.20%(税込) ※手数料には保証会社手数料として55,000円(税込)/件を含みます。 |
福岡銀行の住宅ローンを利用するためには、勤続年数1年以上や年収が250万円以上などの条件があり、これをクリアしている方でないと審査に通るのは難しそうです。 また最近の住宅ローンは保証料を0円としている銀行が多い中で、福岡銀行では保証料が必要になるため、契約時の諸費用が大きくなってしまうことに注意が必要です。
住宅ローンの諸費用
福岡銀行の住宅ローンに関する諸費用は以下のようになっています。 インターネットバンキングを利用することで一部繰上返済手数料などは節約することが可能ですね。 保証料は銀行が負担することで0円になるのが今の住宅ローンでは普通ですが、福岡銀行では一括で支払う方法と金利に上乗せして月々の返済に上乗せして支払う2つの方法が用意されています。
福岡銀行の住宅ローンの諸費用 | |
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融資取扱手数料 | 55,000円 |
団信の保険料 | 0円 |
保証料 | 保証料一括型:35年の借入の場合100万円に対して21,033円 保証料内包型:保証料一括型の金利に年0.2%を上乗せ |
一部繰上返済手数料 (税込) | 5,400円~44,000円 インターネットバンキングを利用する場合:0円 |
福岡銀行の住宅ローン まとめ
福岡銀行はいろいろな住宅ローンを取り扱っていますが、 ネット銀行と比較すると金利が高めで、さらに審査についても利用するための条件が多く、若干厳しい印象を受けます。それとなんと言っても最近の住宅ローンでは珍しい保証料が必要になる点が気になります。 地域に根ざした銀行として様々な商品や特徴的なサービスがある福岡銀行の住宅ローンですが、利用を検討している方はネット銀行の金利や手数料と比較してみることをおすすめします。
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