ジャパンネット銀行は国内でも最も早くインターネット銀行として開業した銀行です。
今ではメガバンクの一角、三井住友銀行とZホールディングス(旧ヤフー)という2大企業と提携し、ヤフオクや様々な場面で目にしたことがあると思います。

そんなジャパンネット銀行が2019年7月より新たに住宅ローンの取扱いをはじめています。
金融緩和により住宅ローンは史上空前の低金利となっていますが、ジャパンネット銀行ではどんな住宅ローンを取り扱っているのでしょうか。

今回はジャパンネット銀行の住宅ローンを詳細に分析していきます。

 

ジャパンネット銀行の住宅ローン 基本情報

2019年7月より新たに住宅ローンの販売を開始したジャパンネット銀行。
ネット銀行の元祖としてどんな住宅ローンを提供しているのか気になりますね。

さっそくジャパンネット銀行の住宅ローンの金利や保障内容など細かい仕様を確認してみましょう。

ジャパンネット銀行の住宅ローンページのトップ画像です

※ジャパンネット銀行の住宅ローンは正社員・契約社員が利用可能で、個人事業主・自営業、同族企業に勤める方は利用できません。また、市街化調整区、非線引き区域の物件は借入不可となっています。

ジャパンネット銀行の住宅ローン 「金利」

まず住宅ローンで気になるポイントは”金利”ではないでしょうか。
数字の情報は見た目にもインパクトがありますし、わかりやすいメリットは目を引きます。
そんなジャパンネット銀行の住宅ローン金利を確認してみましょう。

ジャパンネット銀行 2020年11月適用金利

金利タイプ10月適用金利11月適用金利金利差
変動金利
(全期間引下型)
0.380%0.380%
10年固定
(当初期間引下型)
0.545%0.530%-0.015%

 

2020年10月と11月のジャパンネット銀行の変動金利と10年固定金利を比較してみました。

変動金利だけでなく10年固定金利でも低金利となっています。
人気の高い金利タイプを抜粋して紹介しましたが、上記以外の金利タイプについては下記リンクから確認してみてください。

ジャパンネット銀行の住宅ローン 「保障」

金利は申し分ない低さでしたが、保障面はどうでしょうか。
今、ネット銀行の住宅ローンは団信(団体信用生命保険)に加えて「疾病保障」が無料で付帯するのがスタンダードになりつつあります。

ジャパンネット銀行の住宅ローンの保障面を確認してみましょう。

ジャパンネット銀行の団信保障プラン
団信保障
プラン
上乗せ金利保障の内容
一般団信なし死亡・所定の高度障害状態・余命6ヶ月以内と判断された場合、住宅ローン残高が「0円」となるプランです。
がん50%保障団信0.1%一般団信の保障に加えて、がんと診断確定されたら住宅ローン残高が「半分」となるプランです。
がん100%保障団信0.2%一般団信の保障に加えて、がんと診断確定されたら住宅ローン残高が「0円」となるプランです。さらに、がん診断給付金による保障100万円、上皮内がん診断給付金/皮膚がん診断給付金による保障50万円が付きます。
11疾病保障団信0.3%がん100%保障団信の保障に加えて、10種類の生活習慣病で180日継続入院された時、住宅ローン残高が0円となるプランです。
さらに、入院一時給付金による保障10万円、初回入院給付金/継続入院給付金による保障(毎月返済額を保障)が付きます。
ワイド団信0.3%健康上の理由で一般団信にご加入いただけない方でも加入しやすいように引受基準を緩和したプランです。

死亡・所定の高度障害状態・余命6ヶ月以内と判断された場合、住宅ローン残高が「0円」となるプランです。

ジャパンネット銀行の住宅ローンに無料で付帯するのは、加入が必須となっている団信のみとなっています。

保障内容は充実しているようですが、金利上乗せしなければ付帯できないものばかりとなっています。

ジャパンネット銀行では0.1%の金利上乗せしなければ付帯できない「がん50%保障団信」は、ソニー銀行などいくつかのネット銀行では金利上乗せなしの無料で付帯します。

金利だけをみて無条件にジャパンネット銀行で借入れると保障面で損をしてしまうこともありそうです。
金利と保障内容をよく比較して借入先を選ぶ必要がありそうですね。

ジャパンネット銀行の住宅ローン 「諸費用」

住宅ローンの契約時に必要になるのが諸費用です。
ジャパンネット銀行の諸費用はどのくらい必要になるのでしょうか。
諸費用の中でも大きなウェイトを占める事務手数料がどのくらいになるのか気になりますね。

ジャパンネット銀行の諸費用の説明です

保証料・団信の保険料・一部繰上返済手数料・収入印紙が0円

保証料や団信の保険料、一部繰上返済手数料が0円なのは他のネット銀行と比べても標準的で、言ってみればこのくらいは当たり前です。
注目したいのは収入印紙が0円なことです。

これは申込みから契約までパソコンやスマホで完結してしまうためです。書類を写真にとりデータでアップロードするため紙の書類が必要なくなります。そのため収入印紙代がかからないのです。
収入印紙は、借入額が1,000万円超5,000万円以下の場合で20,000円、5,000万円超1億円以下の場合で60,000円と地味にお金がかかります。これが0円というのは嬉しいですね。

有料でも大した金額ではありませんが、住宅ローン控除用に必要な証明書発行手数料や金利タイプの変更(Web受付で)も無料で、住宅ローンの契約後も余計な費用が極力かからない住宅ローンと言えそうです。

諸費用の大部分を占める事務手数料は?

ジャパンネット銀行の事務手数料は、借入額の2.20%(税込)と一般的な数字ではあります。
特別高いということはないのですが、もっと低い住宅ローンもあり、トータルコストで考えた場合、割高になってしまう可能性があるかもしれませんね。

ジャパンネット銀行の住宅ローン 「借り入れまでの流れ」

申し込みから契約までパソコン・スマホで完了することで手続きのスピード化が期待できそうです。
通常の住宅ローンが申し込みから本審査の結果が出るまで1ヶ月程度かかるのですが、ジャパンネット銀行はどのくらいの時間になるのでしょうか。
住宅ローンの申込みから手続きの流れを確認してみましょう。

ジャパンネット銀行の取引の流れの説明図です

<ジャパンネット銀行の審査時間>

  • 事前審査 – 最短30分~5営業日
  • 本審査 – 3~10営業日

事前審査はなんと最短30分となっていますが、最大で5営業日、本審査は3~10営業日と、他のネット銀行よりも短くスピーディーな流れを期待できそうです。
PCやスマホでデータをアップロードする方法と、書類を印刷し郵送でも受け付けてくれるそうです。どちらも対応してくれるのは幅広い利用者に歓迎されそうです。

ジャパンネット銀行の住宅ローン 「商品要項」

ジャパンネット銀行の住宅ローンを利用できる人の要件を確認しておきましょう。
気になる審査に影響する内容も含まれています。

ジャパンネット銀行の住宅ローン 利用条件
利用条件・ジャパンネット銀行の普通預金口座をお持ちの方
年齢が20歳以上65歳未満で、完済時に80歳未満の方
前年度年収が200万円以上の方
・日本国籍の方または日本の永住許可を受けている外国籍の方
・ジャパンネット銀行指定の団体信用生命保険に加入できる方
※ジャパンネット銀行の住宅ローンは正社員・契約社員が利用可能で、個人事業主・自営業、同族企業に勤める方は利用できません。また、市街化調整区、非線引き区域の物件は借入不可となっています。
借入金額500万円以上2億円以下(10万円単位)
借入期間1年以上35年以内(1ヶ月単位)

完済時年齢や年収など、申込みの前に確認しておきましょう。この要件を満たせない場合には審査に通る確率は低そうです。
また口座がないと住宅ローンを利用できません。申し込みの前にジャパンネット銀行の口座を作っておくことをおすすめします。

※ジャパンネット銀行の住宅ローンは正社員・契約社員が利用可能で、個人事業主・自営業、同族企業に勤める方は利用できません。また、市街化調整区、非線引き区域の物件は借入不可となっています。

ジャパンネット銀行の住宅ローン メリット

さて、ここまでジャパンネット銀行の住宅ローンの金利や諸費用などを説明してきましたが、ジャパンネット銀行の住宅ローンのメリットはどんなところでしょうか。

メリット 1.住宅ローン金利が低い

ジャパンネット銀行の住宅ローン金利は、変動金利が0.380%(全期間引下型)、10年固定金利は0.530%(当初期間引下型)と、ネット銀行の中でも最低水準の金利となっています。

変動金利と10年固定金利の低さ

まず変動金利の低さに驚かされました。
注目は0.3%台の変動金利、0.5%台の10年固定金利と人気の高い金利タイプで超低金利となっています。

ただし保障面では団信のみ

ジャパンネット銀行の変動金利には驚かされましたが、保障面では団信のみとなっています。

ネット銀行の住宅ローンは無料の疾病保障が付帯するのがスタンダートとなっているのに対して、保障面では他のネット銀行に劣ると言わざるをえません。

疾病保障などで保障面を手厚くしたい方であれば、さほど変わらない金利で無料の疾病保障が付帯する他のネット銀行の住宅ローンがおすすめです。

メリット 2.事前審査は即日回答!審査が早い

住宅ローンは申込みから借り入れまで一般的に1ヶ月半程度の時間が必要になります。

その大部分は審査にかかる時間ですが、審査に通るのか落ちるのか結果が出るまで待っているときは嫌なものです。
できればその時間は短いほうが良いですし、手続きの上でも審査の結果を速く回答してくれたほうが助かります。

ジャパンネット銀行は、申込時に事前審査と、事前審査の通過後に本審査の2回の審査が行われます。
2回目の本審査の結果がでるのが最短で3営業日、最大でも15営業日としています。

もし提出したデータに不備がある場合でも、訂正しeメールで送り直すことが容易なため、郵送に比べて余計な時間がかからない点もポイントです。

<ジャパンネット銀行の申込みから本審査の結果が出るまでの流れ>
ジャパンネット銀行の申込みから結果が出るまでの流れの説明図です

申込みから審査の結果が出るまで、最短で3営業日、最大でも15営業日となるようです。

住宅の引き渡し時に確実に融資の実行を受ける事ができるように、複数の借り入れ候補に同時に申し込みを行っておくことを強くおすすめします。
特に新型コロナウイルスの世界的な流行で経済活動が混乱や自粛していることを考えると、何が起きても大丈夫なように対策を講じておきましょう。

メリット 3.定額自動入金サービスで返済金の移動が楽!

住宅ローンの返済口座にジャパンネット銀行の口座を指定しても、給与振り込み口座ではない場合には予め返済金額を入金しておく必要があります。

インターネットでどこからでも振り込みできるとはいえ、結構な手間になります。

しかも、それを忘れてしまい住宅ローンの引き落とし時に残高不足の場合には引き落としがされず、年14.0%(1年を365日とする日割り計算)の遅延損害金が発生してしまいます。

そんなちょっとした手間である入金し忘れを防止出来るのが、ジャパンネット銀行の定額自動入金サービスです。
定額自動入金サービスは、他の金融機関の契約者名義の口座から毎月定額を引き落とし、ジャパンネット銀行の普通預金口座へ自動的に入金するサービスで、手数料無料で利用することが出来ます。

毎月振込手数料やATM手数料を支払うのは馬鹿らしいですし、手数料無料で継続的に引き落としをしてくれる定額自動入金サービスは地味に便利です。

ジャパンネット銀行の定額自動入金サービスの説明図です

ジャパンネット銀行のメリット 4.申込みが簡単「申込ナビ」

PCやスマホで申し込みから契約まで出来るジャパンネット銀行の住宅ローンの特徴の1つですが、それをサポートするシステムが「住宅ローン申込ナビ」です。

住宅ローン申込ナビで出来ること

  • 審査申込と審査結果の確認
  • 団体信用生命保険の申し込み
  • 本審査に必要な書類の提出
  • 契約書作成依頼
  • 振込先登録

ジャパンネット銀行の住宅ローンの申込ナビの説明図です

忙しくて電話ができないときは?

ジャパンネット銀行との連絡に使用する掲示板機能「コンタクトボード」を利用すれば、営業時間外でも問い合わせの書き込みが可能です。
書き込みをしておけば日中に忙しくて電話でやり取りが出来ない方でも、ジャパンネット銀行からの回答が書き込まれているはずです。

情報の入力途中で時間がなくなったら?

住宅ローン申込ナビは入力の途中でも情報の保存ができます。改めて時間ができたときに続きから入力を再開できます。

 
いくらインターネットで気軽に申し込めるとはいっても、使いづらいシステムでは余計な時間や手間がかかってしまうことが考えられます。
ジャパンネット銀行の住宅ローン申込ナビは、ネット銀行の老舗らしくユーザーが利用しやすいツボを抑えたよいシステムで、メリットの1つと言えるでしょう。

 

ジャパンネット銀行の住宅ローン デメリット

ネット銀行の中でも最低水準の低金利を実現しているジャパンネット銀行の住宅ローンのメリットを説明してきましたが、ではデメリットはないのでしょうか。

今度は、ジャパンネット銀行の住宅ローンでの借入を検討している方や、住宅ローンの借り入れ候補を探している方に向けて、ジャパンネット銀行の住宅ローンのデメリットとなり得るポイントを紹介します。

デメリット 1.諸費用が高め

ジャパンネット銀行の諸費用は借入額の2.20%(税込)が必要です。
これは一般的な割合で、特別高いということではありませんが、この借入額の2.20%(税込)は具体的にどのくらいの金額になるのか気になりますね。

借入額ごとに試算してみました。

借入額 事務手数料(税込)
2,000万円440,000円
3,000万円660,000円
4,000万円880,000円
5,000万円1,100,000円

借入額の2.20%(税込)が標準的な割合とはいえ、借入額が増えるほど事務手数料の額も大きくなり、かなりの金額が必要になります。

諸費用も含めて借り入れが可能

住宅ローンの契約時に必要な諸費用の大部分を占める事務手数料が借入額の2.20%(税込)と標準的な金額とはいえかなりの金額が必要となるジャパンネット銀行の住宅ローン。
ただ、ジャパンネット銀行の住宅ローンは、この事務手数料を含めた諸費用を借入金額に含めて借り入れることが可能です。

<借入可能な諸費用>

  • 住宅ローンの事務手数料
  • 不動産会社への仲介手数料
  • 固定資産税、都市計画税
  • 登記関連費用
  • 火災保険料、地震保険料
  • 修繕積立一時金
  • 水道負担金等の住宅取得にかかわる工事費

上記の諸費用が借入可能になります。
 
諸費用も含めて借入れができるとはいえ、できれば安く済ませたいのが諸費用です。
その諸費用の中でも大きな割合となるのが事務手数料で、諸費用を安く済ませたいのであればこの事務手数料が安い住宅ローンを選ぶことが重要です。

ジャパンネット銀行の住宅ローンでは借入額の2.20%(税込)も必要な事務手数料ですが、業界最低水準の事務手数料を実現しているのが新生銀行ソニー銀行です。

事務手数料の違い
銀行名事務手数料(税込)
ジャパンネット銀行借入額の2.20%
新生銀行55,000円〜
ソニー銀行一律44,000円
※ 住宅ローンの場合の事務手数料です。変動セレクト住宅ローン、固定セレクト住宅ローンは借入額の2.20%(税込)

事務手数料の差だけを見てもジャパンネット銀行の住宅ローンでは3,000万円を借り入れた場合660,000円(税込)の事務手数料が必要になりますが、ソニー銀行の住宅ローンではいくら借り入れても一律で44,000円(税込)と大幅に安くすることが可能です。

住宅ローンの契約時にできるだけ出費を減らしたい方や、近い将来購入した物件の売却などを考えている方には新生銀行ソニー銀行の住宅ローンをチェックしてみることをおすすめします。

諸費用の低い住宅ローンを紹介したこちらの記事も参考にしてみてください。
>>住宅ローンの諸費用っていくら?借入額から試算して比較

デメリット 2.疾病保障が無料じゃない

豊富な保障のバリエーションを揃えているジャパンネット銀行の住宅ローンですが、いずれも金利に上乗せしなければ「疾病保障」を付帯できないことはデメリットとして挙げざるをえません。

それは、今の住宅ローンでは「疾病保障」が無料で付帯するのがスタンダードとなっているからです。

例えば、ジャパンネット銀行では0.1%の金利上乗せで付帯できる「がん50%保障団信」は、ソニー銀行の住宅ローンには無料で付帯します。
さらにソニー銀行の住宅ローンに0.1%の金利上乗せすれば「がんと診断される」だけで残りの住宅ローン残高が0円なり、一時給付金として100万円を保障する「がん100%保障特約付き団信」を付帯できます。

疾病保障の金利上乗せ分の比較
保障ジャパンネット銀行ソニー銀行
がん50%保障特約付き団信0.1%なし
がん100%保障特約付き団信0.2%0.1%
ワイド団信0.3%0.2%

特にがんに特化した疾病保障や、引受条件を緩和したワイド団信の加入を検討している方には、ジャパンネット銀行よりも金利上乗せ分が少ないソニー銀行の住宅ローンが非常におすすめです。

デメリット 3.審査が厳しそう

住宅ローンの審査の詳細は銀行でも特に秘密とされていて表に出てくることはありません。
そのため、商品概要などからわかる情報をもとに推測するしかありません。

ではジャパンネット銀行の審査はどうなのでしょうか。

自営業者・個人事業者は申込みできない

上の商品概要の部分でも引用しましたが、ジャパンネット銀行の住宅ローンを利用できる人を確認してみると、前年度年収が200万円未満の場合とあります。さらに米印で「自営業者・個人事業者、ご自身またはご家族が経営する会社にお勤めの方は、原則ご利用いただけません。」とあります。

ジャパンネット銀行の住宅ローンの利用条件の説明文です

勤続年数や会社の規模は置いておいても、前年度年収が200万円未満の場合や自営業者・個人事業者の方、自身や親族が経営する会社にお勤めの方は申込みの条件を満たしていないため審査は通らないと考えて良いでしょう。

購入する物件に対しても条件あり

就業形態や年収による条件に加えて、購入する物件に対しても条件があり、市街化調整区、非線引き区域の物件では借入れが不可となっています。
対象外の物件を購入する場合では申し込んでも審査を通ることはないので、申し込みの条件を満たしているか注意しましょう。

ジャパンネット銀行の住宅ローンの取扱地域の説明文です

転職したばかりの場合は?

一般的に転職したばかりだったり、勤続年数3年未満でも審査に不利になる可能性がありますが、その勤続年数について、ジャパンネット銀行の本審査用重要書類チェックシートを見ると、転職して3年未満の方は職務経歴書、1年未満の方は雇用契約書、直近3ヶ月の給与明細、直近1年分の賞与明細(賞与がある方の場合のみ)が必要です。
また契約社員の場合にも、1ヶ月分の給与明細と雇用契約書の提出を求められます。

これらの書類が「安定した収入」があると判断される材料になれば良いですが、特別に求められるのは、銀行としては審査を厳密に行うという前提であり、不利になる要素と言えるかもしれません。

ジャパンネット銀行の住宅ローンに申込みたいけれど審査に通るか不安という方は、ジャパンネット銀行の住宅ローン審査を詳しく解説したこちらの記事も参考にしてみてください。
>>ジャパンネット銀行の住宅ローン 審査基準を解説 ゆるい?厳しい?

まだジャパンネット銀行の住宅ローンは始まったばかりで、審査に対する口コミや評判が無いため、審査が厳し目なのか判断がつきにくい状況ではあります。
もし住宅ローンの審査に不安がある方は、ジャパンネット銀行の住宅ローンを利用出来ない自営業者や個人事業者の方でも利用できる、比較的審査が緩めの「フラット35」にも同時に申し込んで見ることをおすすめします。

審査に通りやすい住宅ローンをランキングで紹介したこちらの記事も参考にしてみてください。
>>住宅ローン審査に通りやすい銀行ランキング

デメリット 4.変動金利に5年ルール・125%ルールがない

これはデメリットと言い切ってしまうには微妙なルールですが、ジャパンネット銀行の変動金利を利用する際には覚えておきましょう。

変動金利には、急激な金利の上昇によって月々の返済額が一気に増えてしまうことを防ぐ2つのルールがありますが、それが5年ルールと125%ルールです。

変動金利の5年ルール

住宅ローンの金利は半年に1度見直しされ、新しい金利が適用されます。
どんなに金利が変動しても、5年間は現在の金利を維持して返済額が変わらないのが「5年ルール」です。

変動金利の125%ルール

返済額は5年ルールを受けて5年ごとに見直されますが、その際に返済者の負担を考慮して、どんなに金利が上昇しても、従来の返済額の125%を超えない上限を設けたのが「125%ルール」です。
例えば、月々10万円を返済していた場合には、金利上昇により返済額が増加しても12.5万円を上限とするということです。

 
金利が上がれば利息が増え返済額が増えますが、この増加に際限を作るのがこの2つのルールです。
5年ルールと125%ルールがあったとしても、増えた利息を払わなくても良くなるわけではないので、金利が上がって返済負担が増えた場合、直撃するか後ろにずらせるかの違いになります。

金融緩和がおこなわれていることから、現状ではこのルールがなくても返済が破綻するほど金利が上がること無さそうですが、ジャパンネット銀行の変動金利にはこの2つのルールがないことを理解して、もし金利が上がった場合の対応策を考えておくことは必要です。

このルールがないことは特殊なことではなく、新生銀行などの変動金利も5年ルールと125%ルールはありません。

 

ジャパンネット銀行の住宅ローンの評判・口コミは?

新しく住宅ローン事業に参入したジャパンネット銀行ですが、気になる評判はどうでしょうか。

当サイトに送られた口コミを見てみましょう。

 ジャパンネット銀 口コミ・レビュー

なかなかいい

年齢:40代
性別:男性
職業:会社員

住宅ローンの借入先を友人に相談した際に勧められました。
申込みから1日で仮審査の結果が出てすぐに本審査へ。本審査の結果が出るまでは4日でした。購入する物件の引き渡しが迫っていたため焦っていましたが、すぐに本審査の結果が出てびっくりしました。
いくつか審査に通っていましたが、金利上乗せして疾病保障を付けても気にならない金利の低さでジャパンネット銀行から借り入れすることに決めました。
審査の対応や金利や保障などの住宅ローン自体もなかなか良いと思います。もし友人で住宅ローンを探していたらおすすめしたいですね。

審査が速い

年齢:30代
性別:男性
職業:会社員

複数の銀行に同時に申し込んだところ、回答が一番速かったのがジャパンネット銀行でした。
仮の審査には当日に、本審査も5日で結果がでました。ジャパンネット銀行の住宅ローンは無料の疾病保障はありませんでしたが、元の金利が低いので金利上乗せで疾病保障をつけても気になりませんでした。
スピード感のある審査は他の銀行にはなかなかないと思います。もし融資の実行を急いでいるならジャパンネット銀行は最適だと思います。

 
口コミによると利用者の評判は好評のようですね。
審査の時間が短いこと、金利の低さなどが概ね高評価のようです。

ジャパンネット銀行のこの低い金利は魅力的だと思います。
すでに申込んでいる住宅ローンよりも金利が低い場合には、ダメ元で申込みを行って融資の実行に間に合うか試してみる価値はあると思います。
気になった方はすぐに申込みを行いましょう。

 

ジャパンネット銀行の住宅ローン まとめ

さてこれまでジャパンネット銀行の住宅ローンの詳細やメリット・デメリットを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
これまで金融緩和で低下しきって下限と思われていた金利を更に下回る金利で、2019年7月から新たに住宅ローン事業に参入するというその気合が見て取れました。

特に変動金利は他の銀行よりも低い金利で魅力的に見えます。

しかし、無料の疾病保障が付帯される他のネット銀行の変動金利と比べてみると金利の低さは保障の手厚さで相殺される程度の差と言えます。

気になるデメリットでは、審査が厳しくなりそうなことと、保障面が団信のみであることでしょうか。

デメリットでも説明しましたが、無料の疾病保障は今のネット銀行の住宅ローンではスタンダードとなりつつあります。
団信のみでは保障面で不安な方や、ワイド団信を利用したい方はソニー銀行など他のネット銀行の住宅ローンをおすすめします。

複数同時申込みの1つにジャパンネット銀行を

当サイトでは、複数候補に同時に申し込む方法をおすすめしています。

それは、万が一、審査結果が出なかったり落ちてしまったりして、融資の実行に間に合わないといった悲劇を回避するためです。
1つ申込みを行い審査結果を待つのは時間もかかりますし、複数同時に申し込みを行うことは審査で何も不利になりません。

ジャパンネット銀行の住宅ローンは複数候補の1つとして申し込む価値がありそうですが、保障面などを考慮すると他のネット銀行にも目を向けてみる必要がありそうです。

保障の手厚い住宅ローンにも同時にも申込みをしておきましょう。

すでにジャパンネット銀行に申込んでいる人も他の銀行にも申し込みを

すでにジャパンネット銀行の住宅ローンに申込みを行っている方も、他の銀行の住宅ローンに申し込みを行ってみることをおすすめします。

30年以上の返済が続く住宅ローンですから、悔いのない住宅ローン選びをしておきましょう。
 
それぞれの住宅ローンにはメリットもデメリットも当然あります。
それをしっかり把握して判断することが良い住宅ローンを選ぶ秘訣です。よく理解して最良の住宅ローンを選びましょう。
 

 
※紹介している内容の正確性には万全を期していますが、商品について詳しくは以下のジャパンネット銀行の公式サイトから必ずご確認お願いします。

 

ライバル銀行であるauじぶん銀行がおすすめ
変動金利だけでなく10年・20年・35年など超長期の固定金利でも業界最低水準の金利を実現しているauじぶん銀行ですが、金利だけでなく保障面でも優秀な住宅ローンとなっています。

団信に加えてがんと診断されるだけで住宅ローン残高の半分が保障される「がん50%保障団信」に、(精神障害を除く)すべての病気やかげで180日以上の継続した入院をした場合に住宅ローン残高のすべてを保障してくれる「全疾病保障」業界最低水準の金利に上乗せすることなく無料で付帯する手厚い保障はauじぶん銀行の住宅ローンの特徴の1つです。

そして、この低金利で手厚い保障のauじぶん銀行の住宅ローンは、新規の借入の場合でも借換の場合でも、自己資金が1割必要など借入のための条件が特にない利用しやすい住宅ローンとなっています。

auじぶん銀行の住宅ローンは「金利」「保障」「利用しやすさ」のどれもハイレベルで、住宅ローンの借入れを検討している方は絶対に借入候補に入れておくことをおすすめします。

 
 

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