ジャパンネット銀行は、20年以上前に誕生したインターネット銀行で、現在はZホールディングス(旧ヤフー)のグループ会社で、paypay銀行への名称変更が予定されています。

インターネット銀行としての歴史は古いジャパンネット銀行ですが、住宅ローンに参入したのは2019年7月です。この記事では、ジャパンネット銀行の住宅ローンについて詳しく解説していきたいと思います。

ジャパンネット銀行の住宅ローンの特徴

ジャパンネット銀行の住宅ローンページのトップ画像です

ジャパンネット銀行の住宅ローンは、「正社員・契約社員など」は利用できますが、「個人事業主・自営業、同族企業に勤める人」は利用できません。また、市街化調整区、非線引き区域の物件の場合も利用できません。一般的な住宅ローンよりも利用できる条件が狭いので最初に注意点として紹介しておきます。

 

住宅ローン金利

まず住宅ローンで気になるポイントは”金利”ではないでしょうか。 数字の情報は見た目にもインパクトがありますし、わかりやすいメリットは目を引きます。 そんなジャパンネット銀行の住宅ローン金利を確認してみましょう。 ジャパンネット銀行 2021年2月適用金利

金利タイプ1月適用金利2月適用金利金利差
変動金利 (全期間引下型)0.380%0.380%
10年固定 (当初期間引下型)0.499%0.499%

 2021年1月と2021年2月のジャパンネット銀行の変動金利と10年固定金利は上記の通り据え置きとなっています。ジャパンネット銀行の住宅ローンはこの2つの金利タイプに力を入れていて、今月もその傾向は変わっていません。

 

団信(団体信用生命保険)・疾病保障

続いて団信や疾病保障について確認していきたいと思います。ネット銀行の住宅ローンには無料の疾病保障が付帯するのた標準的ですが、ジャパンネット銀行の住宅ローンにも無料(金利上乗せなし)の疾病保障が付帯しています。

 

商品名は「一般団信プラス(がん先進付)」と言い、一般団信の保障に加えて、がん(所定の悪性新生物)と診断確定され時に100万円の給付金が受け取れるという内容です。また、がん先進医療を受けた際の治療費として、通算1,000万円/1回あたり500万円を限度としたがん先進医療保障が付帯しています。この団信は51歳未満の人で保険会社の加入審査に通過した場合のみ利用できることになっています。

ジャパンネット銀行の団信保障プラン
団信保障
プラン
上乗せ金利保障の内容
一般団信なし死亡・所定の高度障害状態・余命6ヶ月以内と判断された場合、住宅ローン残高が「0円」となるプランです。
「一般団信プラス(がん先進付)」なし一般団信の保障に加えて、がん(所定の悪性新生物)と診断確定され時に100万円の給付金が受け取れる。また、がん先進医療を受けた際の治療費として、通算1,000万円/1回あたり500万円を限度としたがん先進医療保障が付帯。
がん50%保障団信0.1%一般団信の保障に加えて、がんと診断確定されたら住宅ローン残高が「半分」となるプランです。
がん100%保障団信0.2%一般団信の保障に加えて、がんと診断確定されたら住宅ローン残高が「0円」となるプランです。さらに、がん診断給付金による保障100万円、上皮内がん診断給付金/皮膚がん診断給付金による保障50万円が付きます。
11疾病保障団信0.3%がん100%保障団信の保障に加えて、10種類の生活習慣病で180日継続入院された時、住宅ローン残高が0円となるプランです。
さらに、入院一時給付金による保障10万円、初回入院給付金/継続入院給付金による保障(毎月返済額を保障)が付きます。
ワイド団信0.3%健康上の理由で一般団信にご加入いただけない方でも加入しやすいように引受基準を緩和したプランです。

死亡・所定の高度障害状態・余命6ヶ月以内と判断された場合、住宅ローン残高が「0円」となるプランです。

参考までにジャパンネット銀行の住宅ローンに無料で付帯している「一般団信プラス(がん先進付)」をネット銀行のauじぶん銀行やソニー銀行の住宅ローンに無料で付帯している疾病保障を比べておきます。

 無料の疾病保障の概要
ジャパンネット銀行一般団信の保障に加えて、がんと診断確定された時に100万円の給付金が受け取れる。また、がん先進医療を受けた際の治療費として、通算1,000万円/1回あたり500万円を限度としたがん先進医療保障が付帯
auじぶん銀行一般団信の保障に加えて、がんと診断確定された時に住宅ローンの残高が保険金で半分になる。また、精神障がいを除くすべての病気とケガによる入院が継続180日以上になった時に住宅ローンの残高が0円になる疾病保障と入院中の毎月の住宅ローンの返済を保障する「月次返済保障」が付帯。
ソニー銀行一般団信の保障に加えて、がんと診断確定された時に住宅ローンの残高が保険金で半分になる
また、がんと診断確定された時に住宅ローン残高の100%が保障されて、さらに100万円の給付金が受け取れて、がん先進医療で通算1,000万円、上皮内がん・皮膚がんでも50万円の給付金をうけとれるがん団信100がわずか0.1%の上乗せ金利で利用できる

このように、無料で付帯する疾病保障の内容は、auじぶん銀行とソニー銀行の住宅ローンの方がかなり魅力的だと思います。(がんになった時に100万円受け取れるか住宅ローンの残高が半分になるかの違いはかなり大きいと言わざるを得ません

諸費用・初期費用

住宅ローンの比較材料の1つとして重要になってきているのが事務手数料を含む諸費用です。 ジャパンネット銀行の住宅ローンの契約時にかかる諸費用として覚えておきたいのは事務手数料で、融資金額の2.2%(税込)を支払う必要があります。

ジャパンネット銀行の諸費用の説明です

保証料・団信の保険料・一部繰上返済手数料・収入印紙が0円

なお、保証料や団信の保険料、一部繰上返済手数料は問題ない水準です。(他のネット銀行も同じように保証料・団信の保険料・一部繰上げ返済手数料は無料なので、メリットと言う程ではありません。)

収入印紙が0円にする電子契約も多くのネット銀行で採用されてきています。

 

事務手数料には注意

ジャパンネット銀行の住宅ローンの事務手数料は借入額の2.20%(税込)です。これは「低金利なネット銀行の住宅ローンとしては標準的」ですが、手数料水準としては高額です。そのため、ソニー銀行新生銀行が取り扱っている、保証料・団信保険料・一部繰上返済手数料・印紙代が0円にできて、かつ、事務手数料も数万円に抑えられる住宅ローンと比較するときは、割引材料(デメリット)として考えておくようにしてください。

 

申し込みから契約、借り入れまでの流れ

ジャパンネット銀行の住宅ローンは申し込みから契約までパソコンかスマホがあれば完了できますのでパソコンやスマホの操作に慣れている人であればスムーズに手続きを進めることができると思います。ジャパンネット銀行の取引の流れの説明図ですジャパンネット銀行の住宅ローンの審査期間

  • 事前審査 – 最短30分~5営業日
  • 本審査 – 3~10営業日

事前審査は最短30分で回答がもらえます。最大で5営業日とあるので時間がかかる可能性もあるようです。事前審査の後の本審査は3~10営業日なのでまずますの審査スピードと言えます。

 

商品概要

続いて、ジャパンネット銀行の住宅ローンを利用できる人などの商品の基本的な内容を確認していきます。審査基準にも影響する内容も含まれていますので審査に不安がる人は参考にしてください。

 

ジャパンネット銀行の住宅ローン 利用条件
利用条件・ジャパンネット銀行の普通預金口座をお持ちの方
年齢が20歳以上65歳未満で、完済時に80歳未満の方
前年度年収が200万円以上の方
・日本国籍の方または日本の永住許可を受けている外国籍の方
・ジャパンネット銀行指定の団体信用生命保険に加入できる方
※ジャパンネット銀行の住宅ローンは正社員・契約社員が利用可能で、個人事業主・自営業、同族企業に勤める方は利用できません。また、市街化調整区、非線引き区域の物件は借入不可となっています。
借入金額500万円以上2億円以下(10万円単位)
借入期間1年以上35年以内(1ヶ月単位)

完済時年齢や年収は申込みの前に確認しておくようにしましょう。特に、ジャパンネット銀行の住宅ローンは正社員・契約社員は利用可能ですが、個人事業主・自営業、同族企業に勤める方は利用できず、市街化調整区、非線引き区域の物件は借入不可なので注意が必要です。

(審査が甘いというと内部の人に怒られそうですが、住宅ローンの審査に不安がある人はイオン銀行の住宅ローンを候補に加えることをおすすめします。年収100万円以上でかなり幅広い人が利用できる可能性がある基準になっています)

 

ジャパンネット銀行の住宅ローン メリット

住宅ローン金利が低い

ジャパンネット銀行の住宅ローン金利は業界内ではもちろん、ネット銀行の中でも最低水準の金利と言える。

無料の疾病保障が弱点

ただし、無料の疾病保障では他のネット銀行の方が魅力的と言える。お得でかついざという時に頼れる住宅ローンを探している人はauじぶん銀行の住宅ローンがおすすめです。ジャパンネット銀行の住宅ローンは疾病保障なんていらないから金利を低くしたい、という人に最適化していると言えます。

 

ジャパンネット銀行の住宅ローン デメリット

続いて、ジャパンネット銀行の住宅ローンのデメリットとなりそうなポイントを紹介します。

諸費用が高い

ジャパンネット銀行の事務手数料は借入額の2.20%(税込)必要です。 この借入額の2.20%(税込)では、以下のように高額の手数料の支払が必要になります。

借入額 事務手数料(税込)
2,000万円440,000円
3,000万円660,000円
4,000万円880,000円
5,000万円1,100,000円

借入額が増えるほど事務手数料の金額も増えていくことになります。事務手数料が安いと住宅ローン契約時に用意するお金がかなり少なく済むので、できれば事務手数料を安く済ませたいという人も多いと思います。その場合、業界最低水準の事務手数料で住宅ローンを提供している新生銀行ソニー銀行が選択肢にあがってきます。

事務手数料の違い
銀行名事務手数料(税込)
ジャパンネット銀行借入額の2.20%
新生銀行55,000円〜
ソニー銀行一律44,000円
※ 住宅ローンの場合の事務手数料です。変動セレクト住宅ローン、固定セレクト住宅ローンは借入額の2.20%(税込)

このように、ジャパンネット銀行の住宅ローンは3,000万円を借り入れた場合660,000円(税込)の事務手数料が必要になりますが、ソニー銀行の住宅ローンではいくら借り入れても一律で44,000円(税込)なのでかなり安く済むことがわかります。

 住宅ローンの契約時にできるだけ出費を減らしたい人は新生銀行ソニー銀行の住宅ローンをチェックしておくことをおすすめします。

 

 

審査が厳しい

住宅ローンの審査内容の詳細は正確に公表されることはありませんが、商品説明書などをもとに概要を把握することは可能です。それらの情報から総合的に判断すると、ジャパンネット銀行の住宅ローンの審査基準はかなり厳しいと考えておいて方が良さそうです。

 

自営業者・個人事業者は申込みできない

前年度年収が200万円以上で利用できるのはよいのですが、「自営業者・個人事業者、ご自身またはご家族が経営する会社にお勤めの方は、原則ご利用いただけません。」と明確に拒絶されています。個人事業主や同族企業で働く人は、審査もしないで門前払いしていて、正直、日本経済を陰ながら支えている中小企業で働いている人に対して失礼だと思います。

 

ジャパンネット銀行の住宅ローンの利用条件の説明文です

購入する物件に対しても条件あり

就業形態や年収による条件に加えて、購入する物件に対しても条件があり、市街化調整区、非線引き区域の物件では借入れが不可となっています。 対象外の物件を購入する場合では申し込んでも審査を通ることはないので、申し込みの条件を満たしているか注意しましょう。 ジャパンネット銀行の住宅ローンの取扱地域の説明文です

転職にも厳しい?

一般的に転職してから3年未満でも審査に不利になると言われていますが、ジャパンネット銀行の住宅ローンも同様で、転職して3年未満の場合は職務経歴書、さらに1年未満の方は雇用契約書と直近3ヶ月の給与明細と直近1年分の賞与明細の提出を求めています。

正直面倒だと思います。契約社員の場合も、1ヶ月分の給与明細と雇用契約書の提出を求めています。

このような面倒な書類提出や働き方による差別のような基準がほとんどないのがフラット35です。 審査に不安を抱えている人、個人事業主の人、会社を立ち上げたばかりの人は、比較的審査に通りやすいARUHIのフラット35を申込先の1つに加えておくと良いでしょう。

変動金利に5年ルール・125%ルールがない

低金利の変動金利タイプですが、ジャパンネット銀行の変動金利には5年ルールと125%ルールという2つのルールがありません。(5年ルールと125%ルールの説明はここでは割愛します)

 

ジャパンネット銀行の住宅ローンの評判・口コミは?

最後にジャパンネット銀行の住宅ローンの評判・口コミ情報をいくつか紹介しておきたいと思いますので参考にしてください。

 ジャパンネット銀 口コミ・レビュー

なかなかいい

年齢:40代 性別:男性 職業:会社員

住宅ローンの借入先を友人に相談した際に勧められました。 申込みから1日で仮審査の結果が出てすぐに本審査へ。本審査の結果が出るまでは4日でした。購入する物件の引き渡しが迫っていたため焦っていましたが、すぐに本審査の結果が出てびっくりしました。 いくつか審査に通っていましたが、金利上乗せして疾病保障を付けても気にならない金利の低さでジャパンネット銀行から借り入れすることに決めました。 審査の対応や金利や保障などの住宅ローン自体もなかなか良いと思います。もし友人で住宅ローンを探していたらおすすめしたいですね。

審査が速い

年齢:30代 性別:男性 職業:会社員

複数の銀行に同時に申し込んだところ、回答が一番速かったのがジャパンネット銀行でした。 仮の審査には当日に、本審査も5日で結果がでました。ジャパンネット銀行の住宅ローンは無料の疾病保障はありませんでしたが、元の金利が低いので金利上乗せで疾病保障をつけても気になりませんでした。 スピード感のある審査は他の銀行にはなかなかないと思います。もし融資の実行を急いでいるならジャパンネット銀行は最適だと思います。

 

 

低金利&充実した疾病保障が魅力のauじぶん銀行の住宅ローン

auじぶん銀行の住宅ローン auじぶん銀行の住宅ローンは、変動金利を中心に幅広い金利タイプの金利が業界最低水準の低金利で人気を集める住宅ローンです。

金利の低さだけがメリットではなくて、一般団信に加えて、がんと診断されるだけで住宅ローン残高の半分が保障される「がん50%保障団信」(精神障害を除く)すべての病気やかげで180日以上の継続した入院をした場合に住宅ローン残高のすべてを保障してくれる「全疾病保障」が、金利に上乗せされることもなく無料でついてくるので、借り入れ後の安心感の高さが特徴です。

また、auじぶん銀行の住宅ローンの金利は、審査の結果で適用される金利が変わることがありませんし、事務手数料などの諸費用を借り入れる場合でも金利が高くなることもありません。

一部繰上げ返済手数料も無料で、申し込みはもちろん、繰り上げ返済もスマホがあれば簡単に申し込めますす。auじぶん銀行の住宅ローンは「金利」「保障」「利用しやすさ」のどれもハイレベルです。他にも「審査の早さ」「印紙税の節約」「高額の融資への対応」など、たくさんの魅力的なサービスが詰まっているauじぶん銀行の住宅ローンは申し込み先の候補に加えておくことをおすすめします。

   

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