住信SBIネット銀行のスゴ団信

はじめに

住信SBIネット銀行が提供する今、もっとも注目すべき団信・疾病保障サービスであるスゴ団信。サービス開始から1年程度が経過しており、特に住宅ローンの実行時年齢が40歳未満の方であれば一見の価値のある保障内容となっていますが、住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンに付帯されないせいか知名度が低いままのようです。

長期に渡る低金利環境の影響で各金融機関での金利は横並びになりつつあるため、住宅ローン選びの際には団信による保障内容もしっかりと比較していただきたいと思いますので、当記事で住信SBIネット銀行の「スゴ団信」の実力をぜひご確認ください。

 

インターネットで住宅ローンを検索していると、目にすることが多いのが住信SBIネット銀行の住宅ローンです。住信SBIネット銀行は、2007年に三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資してできたネット銀行で、日本初のフルバンキングサービスを提供するネット銀行ということで大きな注目を集めました。

営業開始当初から現在まで、預金の金利や格安のATM手数料や振込手数料が評判で、2022年6月現在では556万口座、預金残高7.3兆円と大規模なインターネット銀行に成長しています。

 

特に低金利環境の長期化でメガバンクや地銀など金融機関の収益が伸び悩むなかで、インターネットを最大限活用して効率的に業務を運営し、現在も勢いを失う事なく成長を続けています。2022年3月に予定していたネット銀行初の新規株式公開(IPO)は延期中ですが、業績が悪いなどのネガティブな理由による延期ではありません。

 

住信SBIネット銀行は、住宅ローンも、長年人気を集めていて、新規借り入れと借り換えどちらのケースでも魅力的な商品性に仕上がっています。人気の秘密は金利の低さだけでなく、「無料の疾病保障」。全疾病保障という幅広い病気やケガに対応できる疾病保障を武器に圧倒的な人気を集める住宅ローンです。

 

この特集ページでは、住信SBIネット銀行の住宅ローンの団体信用生命保険の特徴と、2021年10月にリニューアルした新しい団体信用生命保険「スゴ団信」について解説していきたいと思います!

 

2021年10月に団体信用生命保険をリニューアル!

2021年10月に住宅ローン業界を驚かせ新商品が誕生しました。住信SBIネット銀行が発表した、住宅ローンの団体信用生命保険「スゴ団信」です。

 

住信SBIネット銀行の”スゴ団信”は、今までの住宅ローンの団信、特に、無料で利用できる団信サービスの常識を覆す非常に魅力的なサービスです。注意したいのは、住信SBIネット銀行のホームページから申し込める「ネット専用住宅ローン」では、この団信サービスが利用できないという点です。

 

住信SBIネット銀行の公式ページに、対象となる住宅ローンの説明として以下のように記載されています。

 

≪スゴ団信対象商品※6≫

・住宅ローン(住信SBIネット銀行を所属銀行とする銀行代理業者において取扱いするもの及び提携不動産会社経由でお申込みいただくもの)

・NEOBANK住宅ローン(住宅ローンを取扱う提携NEOBANK支店※7よりオンラインでお申込みいただくもの)

※6 ネット専用住宅ローン(住信SBIネット銀行が三井住友信託銀行の銀行代理業者として契約の代理を行っている商品)、フラット35(買取型)、フラット35(保証型)、ミスターパッケージローンは対象外です。

※7 JAL NEOBANK、ヤマダNEOBANK、おうちバンク(2021年10月1日時点)住信SBIネット銀行(抜粋)

 

スゴ団信に興味を持った人におすすめしたいのは、全国に店舗展開しているSBIマネープラザで取り扱っている住信SBIネット銀行の住宅ローン(対面)です。スゴ団信が利用できる住宅ローン(対面)の2022年11月の変動金利タイプの金利はなんと年0.390%~(通期引下げプラン)とネット専用住宅ローンよりも低い金利で借りられる可能性があるだけでなく、SBIマネープラザの店舗であれば住宅ローンのプロに保障内容を相談しながら申し込むことができます。

スゴ団信は保障内容が充実しているため、やや商品設計が複雑になっている点もありますので、専門スタッフに相談しながら申し込むのはおすすめの方法です。

スゴ団信の保障内容とは?

「スゴ団信」は従来の団体信用生命保険、全疾病保障に加え、借入時の年齢に応じてガン診断時給付を含む3大疾病保障特約(50%)が基本付帯されるもので、従来の団体信用生命保険と比較すると、非常に大きな変更です。

 

スゴ団信では、団信のプランを「基本プラン」「3大疾病50」「3大疾病100」「ワイド団信」の4プランから選ぶ事になります。なお、選べるプランはローン利用者の実行時の年齢によって異なっていて、実行時に40歳未満の方は「3大疾病50」「3大疾病100」「ワイド団信」の3プランから、40歳以上の方は「基本プラン」「3大疾病50」「3大疾病100」「ワイド団信」の4プランから保障を選択することになります。また、それぞれ上乗せ金利と保障内容が異なりますので、申し込み前にしっかりと確認するようにしてください。

40歳未満の方の申込みの場合

スゴ団信の保障内容(40歳未満)

 

40歳未満で健康状態に問題ない人であれば、「3大疾病50」か「3大疾病100」のどちらかから選択することになります。この2つのプランの違いは、3大疾病保障特約の手厚さの違いです。

がんと診断されるか、脳卒中や急性心筋梗塞で60日以上働けなくなった場合に「3大疾病50」の場合はローン残高の50%、「3大疾病100」の場合はローン残高の100%の返済に保険金が充当されます。

今回のリニューアル前から好評だった、病気や怪我で働けなくなったときの全疾病保障に加えて、がん診断時を含む3大疾病の住宅ローン残高50%保障が無料で付帯される保障は、業界トップクラスの無料の保障内容と言っても過言ではないでしょう。

「3大疾病100」を選択した場合でも、がん診断時を含む3大疾病の住宅ローン残高100%保障が上乗せ金利年0.2%でセットできる点は、コストパフォーマンスの高い団信と言えるでしょう。

 

なお、健康上の理由で通常の団信に加入できない方向けに「ワイド団信」の提供も始まりました。過去に健康上の理由で団信への加入ができず住宅ローンの利用を諦めた、という方にはおすすめの商品性となっています(詳細は後述します)。

40歳以上の方の申込みの場合

スゴ団信の保障内容(40歳以上)

 

40歳以上で健康状態に問題ない人であれば、「基本プラン」「3大疾病50」「3大疾病100」のいずれかのプランから加入する団信を選択することになります。

上乗せ金利なしの「基本プラン」でも、死亡・高度障害に備えるいわゆる一般団信に加えて、全疾病保障や重度がん保険金前払い、先進医療による治療を受けた際の費用負担を受けられる先進医療特約などが、無料でセットされています。

一方で、40歳以上の申し込みの場合の「3大疾病50」「3大疾病100」、特に「3大疾病100」についてはやや高めの金利設定になっているため注意が必要です。

 

40歳未満の「3大疾病50」は無料ですが、40歳以上になると同じ保障内容でも上乗せ金利+年0.25%が必要になります。

 

また、40歳未満の「3大疾病100」が上乗せ金利+年0.2%に対して、40歳以上では上乗せ金利+年0.4%と倍の金利となっていることからも、40歳以上の方が申し込む場合は割高になってしまうということがお分かりいただけるかと思います。

 

年齢を重ねることによって健康状態のリスクが上昇するために値上がりは仕方がないことですが、ソニー銀行の三大疾病団信は団信の加入時年齢が50歳未満であれば+年0.2%で付帯(全疾病保障がつかないなど細かい条件は異なります)できることを考えると、保障を手厚くしたいとお考えの方は他社の団信と比較して検討するのがよいでしょう。

 

 

ワイド団信の取り扱いを開始!

持病があったり、過去に大病を患ったことがきっかけで通常の団信に加入できない人向けに提供されている「ワイド団信」。今回のリニューアルで、ついに住信SBIネット銀行でもワイド団信の取り扱いが始まりました。

住信SBIネット銀行のワイド団信の保障内容は、住宅ローン利用者が死亡又は高度障害になった場合、余命6ヶ月と診断された場合(リビングニーズ特約)、またはガンと診断確定され、すべての治療を受けたが効果がなかった等と判断されたとき(重度ガン保険金前払特約)に住宅ローン残高相当額が保険金として支払われるというもので、ワイド団信を利用する場合には、+0.3%の上乗せ金利を支払う必要があります。

ワイド団信の中身に金融機関ごとの差はあまりありません。住信SBIネット銀行のワイド団信も他の金融機関と比較して保障内容や上乗せ金利水準が特出するところはありませんでしたが、ひとつだけ大きな違いがあります。

それは、団信の引受保険会社が「SBI生命保険」であるという点です。

ワイド団信は、そもそも健康上の理由で一般団信に加入することができない方向けに、追加で金利を上乗せする代わりに加入しやすくなっている団信なので、基本的にはワイド団信に加入できない場合には住宅ローンの利用ができなくなってしまいます。ただし、1つの保険会社で申し込んだワイド団信の審査が通らなかったからといって、他の保険会社のワイド団信に加入できない、というわけではなく、保険会社が変われば改めて健康状態を審査することになるため、保険会社の審査基準の違いによって審査に通過する可能性もあるのです。

 

ワイド団信では引受保険会社にクレディ・アグリコル生命を採用している金融機関が多く、いままで健康上の理由でワイド団信に加入できずに住宅購入を諦めてしまった方は、改めて住信SBIネット銀行のワイド団信(SBI生命の団信審査)を申し込みしてみる価値があるといえるでしょう(団信に加入しなくても利用できるフラット35を活用するという選択肢もあります)。

ワイド団信の取り扱い金融機関と引受保険会社
銀行

ワイド団信の引受保険会社

auじぶん銀行

クレディ・アグリコル生命

イオン銀行

イオン・アリアンツ生命

三菱東京UFJ銀行

クレディ・アグリコル生命

みずほ銀行

SOMPOひまわり生命

りそな銀行

クレディ・アグリコル生命

住信SBIネット銀行(住宅ローン/対面)

SBI生命

 

(参考)auじぶん銀行の団体信用生命保険もおすすめ!
住信SBIネット銀行以外にも、auじぶん銀行でも無料の全疾病保障や50%保障のがん団信を提供しています。auじぶん銀行の団信の特徴は、死亡・所定の高度障害状態になったときや、余命6ヶ月以内と判断された場合に、住宅ローン残高がゼロになる「一般団信」を無料で付帯している点に加えて、がんと診断された場合に、住宅ローンの残りの債務が半額になる「がん50%保障団信」と、精神障害を除くすべてのけが・病気で入院が継続180日以上となった場合に住宅ローンの債務残高相当額が保険金として支払われる「全疾病保障」を無料で付帯できる点です。

充実した無料の保障で将来に備えたいとお考えの方は、auじぶん銀行も併せて検討されることをおすすめします!

 

まとめ

今回のスゴ団信の取り扱いで、特に40歳未満の方向けの団信ラインナップが非常に充実しました。極力金利は低く抑えたいという方でも、無料で50%のがん含む3大疾病保障が付帯できる点や、コストパフォーマンスの高い100%の3大疾病保障は、今までの住信SBIネット銀行に無い大きな魅力となることでしょう。

 

例えば、先進医療特約サービスとして、責任開始日以後の傷害または疾病のために、先進医療を利用した時に通算1,000万円まで給付されますし、重度ガン保険金前払特約やリビングニーズ特約という病気の状態や状況に応じて保険金を早いタイミングで受け取れるサービスも充実しています。

 

一方で、40歳以上の方は選択するプランによってはコストアップ感が否めない結果となりました。保障を手厚くしたいとお考えであれば、auじぶん銀行やソニー銀行などと比較しながら住宅ローンを選ぶことをおすすめします。

 

※住信SBIネット銀行のホームページで申し込めるネット専用住宅ローンにはスゴ団信は付帯できないので注意してください。

 

 

スゴ団信に興味を持った人におすすめしたいのは、全国に店舗展開しているSBIマネープラザで取り扱っている住信SBIネット銀行の住宅ローン(対面)です。スゴ団信が利用できる住宅ローン(対面)の2022年11月の変動金利タイプの金利はなんと年0.390%~(通期引下げプラン)とネット専用住宅ローンよりも低い金利で借りられる可能性があるだけでなく、SBIマネープラザの店舗であれば住宅ローンのプロに保障内容を相談しながら申し込むことができます。

スゴ団信は保障内容が充実しているため、やや商品設計が複雑になっている点もありますので、専門スタッフに相談しながら申し込むのはおすすめの方法です。

 

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