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日本最大の小売グループである「AEON」のグループ会社であるイオン銀行が提供する住宅ローンはイオンの顧客層でもある主婦層にうれしいサービスを提供して人気を集めています。
イオン銀行は2007年に営業を開始していて、セブン銀行などとと共に「新たな形態の銀行」と呼ばれていますが、無担保ローン(カードローン・フリーローン)、投資信託、生命保険なども取り扱っていて普通の銀行と同等またはそれ以上の個人向けの銀行サービスを提供しています。

日本経済新聞と日経リサーチが共同で支店を有する117の銀行を対象としたリテール力調査を2016年10月に発表し、イオン銀行は住宅ローン部門で1位に選ばれています。この調査は店頭での接客サービス、商品充実度などを評価したものであり、メガバンクを押さえイオン銀行が住宅ローン部門で1位になったことには驚かされました。

さらに「日経ヴェリタス」2017年1月29日(日)付「第13回日経金融機関ランキング」にて、イオン銀行は「顧客満足度第1位」を、2018年度オリコン「住宅ローン借り換え部門」の顧客満足度で1位を獲得するなど、高い顧客満足度で、ますます知名度が上がっている銀行といえます。

今回はその高い顧客満足度を誇るイオン銀行の住宅ローンの特徴やメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
この記事を読む前に最新のキャンペーン情報などをこちらのページから確認しておくと良いと思います。

イオン銀行が日経金通機関ランキングでお客様満足度第1位

 

 

イオン銀行 住宅ローン金利について

まずはイオン銀行の住宅ローンで人気の変動金利を競合銀行と比較をしてみたいと思います。

10年固定金利比較ランキング<2018年11月金利更新>
順位銀行名10年固定金利事務手数料無料の疾病保障申込み
1位jibun_bank_83x420.680%借入額の2.16%がん50%保障団信
が無料で付帯
公式サイト
詳細を確認
1位au_housingloan_83x420.680%借入額の2.16%がん50%保障団信
が無料で付帯
公式サイト
詳細を確認
2位SBIマネープラザのロゴ画像です0.860%借入額の2.16%全疾病保障・
団体総合生活補償保険

が無料で付帯
公式サイト
3位sumishinsbi_bank_83x420.860%借入額の2.16%全疾病保障
が無料で付帯
公式サイト
詳細を確認
4位risona_bank_83x42
2018年11月適用金利
0.750%
※1
3万円
+
借入額の2.16%
なし公式サイト
詳細を確認
5位1.100%54,000円~
162,000円
なし公式サイト
詳細を確認
※1 住宅ローン借り換えWEB申込限定プランの2018年11月の金利適用時。
10年固定金利比較ランキングの詳細はこちら

金利を純粋に比較するとじぶん銀行よりも若干高めとなっています。住宅ローンで一番に気になるのがやはり”金利”です。若干ですがじぶん銀行よりも金利が高いイオン銀行にはどんなメリットがあるのか、そういった点を解説していきたいと思います。

イオン銀行の住宅ローン金利

 

イオン銀行 住宅ローンのメリット① イオングループでの買い物が毎日5%OFF

イオン銀行の住宅ローンの最大のメリットと言えるのがイオングループでの買い物が毎日5%OFFになる割引でしょう。
イオン・マックスバリュ・まいばすけっと・ピーコックなど様々なイオングループが対象となります。

イオン銀行の特徴の画像です

なお、割引可能な金額は当初借入れ金額1,000万円以上2,000万円未満:45万円/、年当初借入れ金額2,000万円以上:90万円/年と上限があります。
銀行間の住宅ローン金利引き下げ競争にも限界が見える中、日々の買い物が5%OFFになるのは大きなメリットです。イオングループで月8万円程度買い物している人であれば最大で年間4万5000円も普段の買い物をオトクにすることができます。

 

近くにイオンがある人にとってはなおさら大きなメリットと言えます。月々の出費が節約できれば、貯蓄もしやすくなりますし、貯蓄が出来れば住宅ローンの繰上げ返済なども可能になります。設定した返済期限よりも早く完済なんてことも視野にいれることができそうですね。

例えば、住宅ローンの金利が1%、35年返済で3,000万円の住宅ローンを利用している人が、毎年4万5,000円繰上返済するだけで総返済額は25万円程度少なくすることができます。

※イオン銀行の住宅ローンのイオングループでの5%OFFサービスが利用できるのは借り入れから5年間に限定されています。

 

イオン銀行 住宅ローンのメリット② 全国の店舗網

冒頭でもご紹介しましたが、イオン銀行は新たな形態の金融機関であり、ネット専業銀行とも比較されることが多い銀行です。

ネット銀行とイオン銀行との最大の違いは店舗網です。ネット銀行は一部の例外を除けば店舗はありません。

イオン銀行は大半の都道府県に住宅ローンの専門家が常駐する店舗を展開し、土日、祝日はもちろんのこと、年末・年始、ゴールデンウィークなどの大型連休含めて、毎日午前9時から午後9時まで営業をしており、メガバンクや地方銀行以上の利便性の高い店舗サービスを提供しています。

住宅ローンは借り入れる額も大きいですし、人生においてそう何度も利用する機会もありませんので、専門家に相談したいという声は根強くあります。イオン銀行の店舗はAEONの中にあることが多く、家族と一緒に買い物したついでに相談によることもできます。

 

ネット銀行は店舗コストを抑えて、抑えたコストを活用して住宅ローンの低金利を実現しているという構図なので、金利で比較するとやはりネット銀行の方が優位性がありますが、ネット銀行に近い水準の低金利を実現し、かつ全国に住宅ローンの専門家が駐在する店舗を展開していることはイオン銀行の強みです。

 

イオン銀行 住宅ローンのメリット③ ネットで申し込みが可能に

店舗に常駐する専門家に住宅ローンについて相談できるメリットがイオン銀行の特徴ですが、インターネット専業銀行らしく住宅ローンの申込みをネットで行えることもイオン銀行の特徴です。 住宅ローンに関する不安や悩みの相談は店舗がなければ出来ませんが、申込みに関してはわざわざ店舗まで出向く時間を作る必要もない!という方には最適ですね。

イオン銀行は店舗での申し込みおよびネットでの申し込み、そのどちらも可能な銀行です。多くの店舗網を持つイオングループの銀行ならではのメリットと言えますね。

なお、イオン銀行の住宅ローンは2018年1月より契約書の締結(電子契約)を取り扱うようになり、ネット完結といえる商品性になっていますが、日本でネット完結型の住宅ローンを実現したじぶん銀行と比較すると気になる点が2つ。

①電子契約書の利用に手数料が必要(5400円)

 ⇒じぶん銀行では無料

②契約完結までのスピード感がいまひとつ、1ヶ月程度は必要

 ⇒じぶん銀行で最短10日で契約完了イオン銀行のネットでの申込みの説明図です

 

 

イオン銀行 住宅ローンのメリット④ ワイド団信を取り扱い

イオン銀行が近年力を入れているのがワイド団信、8疾病保障などの付加サービスとなっています。
いずれも年0.3%の手数料が必要となっていますが、もしもの安心に備えられる付加サービスは大きな特徴と言えます。

特にイオン銀行のワイド団信は、高血圧・うつ病・糖尿病・肝炎など一般の団信では審査に通らない持病、病歴をお持ちの方でも加入しやすくした団信であり、ご自身の健康状態が理由で住宅ローン審査に落ちた方、落ちるのが心配な方にはオススメなサービスと言えます。

イオン銀行のワイド団信の説明です

 

イオン銀行 住宅ローンのメリット⑤ 8疾病保障付住宅ローン ガンと診断されると住宅ローン残高がゼロに

国民病とも言われているガンへの保障が安心の8疾病保障。ローン実行後、91日が経過した後にガンと診断されると住宅ローン残高がゼロになり、安心してガンの治療に集中できるのは安心ですね。

ただし、8疾病保障を付帯させるには年0.3%の金利上乗せが必要となり、じぶん銀行と保障内容は異なりますが、イオン銀行では保障の付帯が有料となる点には注意が必要です。

イオン銀行の8疾病保障の説明図です

 

イオン銀行 住宅ローンのメリット⑥ 住宅ローン審査が寛容?

イオン銀行公式ページから住宅ローン商品概要説明書に記載されているイオン銀行の住宅ローンを利用できる方の条件をご紹介したいと思います。

通常、勤続年数3年は必要と言われる住宅ローンですが、イオン銀行は6ヶ月で可能としており、年収も100万円以上で利用可能としています。かなり住宅ローン申し込みのハードルは低いと言えます。

職業の面でも派遣社員や契約社員でも利用可能となっています。ただし、アルバイトやパートでは利用不可です。アルバイトやパートで住宅ローンを利用したい方は公的な住宅ローンである、楽天銀行(フラット35)への申し込みを行ってください。

イオン銀行の住宅ローンを利用できる方の説明です

 

 

 

イオン銀行 住宅ローンのメリット⑦つなぎ融資(分割融資)に対応

イオン銀行では店舗での申し込みに限り、つなぎ融資(分割融資)に対応しています。ネットでの申し込みでは対応不可となっています。ただし、つなぎ融資の実施可否はイオン銀行店舗での判断になっており、必ずしも利用できるとは限りません。

 

イオン銀行の住宅ローンは、他の銀行よりも若干高い金利でも近くにイオンがあり普段から良くお買い物をする方にとってはメリットが大きいことがわかりますね。
では、デメリットはどんなところでしょうか。

 

イオン銀行 住宅ローンのデメリット① 取り扱い事務手数料が必要

イオン銀行に限りませんが、住宅ローン取り扱い事務手数料として、住宅ローン融資額の2.16%(税込み)が必要であり、2,000万円の住宅ローンを組む場合、432,000円ものコストが現金で必要になる点はしっかり認識しておきたいですね。

なお、メガバンクには取り扱い事務手数料がない一方で、保証料が2.16%(税込み)必要となります。 この保証料、住宅ローンの借り換えを行うと、返金がされますが、ネット銀行に見られる事務手数料にはこの返金という仕組みが無いため、今後住宅ローンの借り換えを検討する可能性がある場合でも返金がされないことを頭の片隅においておきましょう。

イオン銀行の住宅ローンの融資事務手数料

 

イオン銀行 住宅ローンのデメリット②金利に割高感?

イオン銀行の住宅ローン金利は変動金利を中心に競合行と比較して金利の割安さがありましたが、日銀のマイナス金利政策導入により多くの銀行で変動金利や10年固定金利が大幅に引き下げられたり、じぶん銀行が変動金利を0.457%(2018年10月適用金利)で住宅ローンサービスに参入したことにより、現在では金利の割安さを感じれないことがデメリットといえるでしょう。

つまり住信SBIネット銀行じぶん銀行など業界でも最低の住宅ローン金利を低維持しているネット銀行に比べて、若干金利が高いということですね。

一方、多くの銀行が住宅ローン金利を毎月見直すのに対して、イオン銀行は年に1回程度しか見直しをしていないため、住宅ローン金利が上昇するタイミングではイオン銀行の住宅ローン金利が相対的に魅力的になっていく可能性があるので要チェックです。

 

イオン銀行 住宅ローンのデメリット③疾病保障が有料

繰り返しになってしまいますが、全疾病保障を無料付帯させる住信SBIネット銀行、がん50%保障を無料付帯させるじぶん銀行、8疾病保障を無料付帯させる楽天銀行(金利選択型)に対し、イオン銀行が有料での付帯となっています。

これらの銀行は変動金利で国内最低水準の金利を打ち出しているのに対し、イオン銀行の変動金利はこれらの銀行より割高であり、残念ながら疾病保障などを加味した実質金利での割高感はぬぐえないですね。

 

【参考】イオン銀行 住宅ローン金利推移

 変動金利10年固定金利
2018年11月0.470%~0.520%0.74%
2018年10月0.470%~0.520%0.74%
2018年9月0.490%~0.570%0.69%
2018年8月0.490%~0.570%0.69%
2018年7月0.490%~0.570%0.69%
2018年6月0.490%~0.570%0.69%
2018年5月0.490%~0.570%0.69%
2018年4月0.57%0.69%
2018年3月0.45%~0.570%0.69%
2018年2月0.45%~0.570%0.69%
2018年1月0.57%0.69%

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はイオン銀行の住宅ローンのメリット・デメリットについてご紹介しました。

住宅ローンを選ぶ上で、住宅ローン金利が一番重要であるというお考えの方や金利以外のサービスも含めて検討したいという方もいらっしゃると思います。
2018年10月現在のイオン銀行の住宅ローン金利は競合するネット専業銀行との比較では割安感がありませんが、一方でイオン銀行でしかできないこともあります。 それが住宅ローンの専門家との対面相談です。普段お買い物でよく訪れる店舗で気軽に相談できることは、ひょっとすると大手銀行にも勝るメリットかもしれません。 言い換えれば、『イオンが近くにあり頻繁に買い物をし、さらに住宅ローンの借入れについては専門家に対面で相談したいと考えている方』に最適な住宅ローンがイオン銀行です。 逆にイオンも近くないし、住宅ローンは自分で調べてある程度把握している、または電話やメールでの問合せで自己解決出来る方には、対面での相談は出来ない代わりにイオン銀行よりも金利が低く、団信に加えて無料の「疾病保障」が付帯する住信SBIネット銀行じぶん銀行の住宅ローンがおすすめと言えるでしょう。 住宅ローンを借り入れる時に何を重要視するかで選ぶ銀行が変わるということですね。ご自身にあった銀行、住宅ローンを選びましょう。

 
※紹介している内容の正確性には万全を期していますが、商品について詳しくは以下のイオン銀行の公式サイトから必ずご確認お願いします。

 

 

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