住信SBIネット銀行が2021年1月の適用金利を発表しました。
住信SBIネット銀行といえば借り換えでの利用に限定した変動金利が非常に低い事で人気を集めていますが、今月も低金利を維持しているのでしょうか。
住信SBIネット銀行の2021年1月の適用金利を確認してみましょう。
目次
住信SBIネット銀行の2021年1月の金利を確認
主要な金利タイプの適用金利がどうなったのかを先月と比較して確認してみましょう。
住信SBIネット銀行 2021年1月適用金利 通期引下げプラン
金利タイプ | 12月適用金利 | 1月適用金利 | 金利差 |
---|---|---|---|
変動金利 | 0.440% | 0.440% | – |
※ 審査結果によっては、表示金利に年0.1%上乗せとなる場合があります。
※ 新規借入れの場合の金利です。借り換えの場合は0.410%です。
住信SBIネット銀行 2021年1月適用金利 当初引下げプラン
金利タイプ | 12月適用金利 | 1月適用金利 | 金利差 |
---|---|---|---|
10年固定 | 0.610% | 0.610% | – |
20年固定 | 1.180% | 1.170% | -0.01% |
35年固定 | 1.490% | 1.490% | – |
※ 審査結果によっては、表示金利に年0.1%上乗せとなる場合があります。
住信SBIネット銀行の2021年1月の主要な金利タイプの適用金利は上記のようになっています。
上記以外の金利タイプの最新の金利は公式サイトで確認してみてください。
2021年1月は変動金利は金利据置き
2021年1月の変動金利は金利据置きとしています。
変動金利(通期引下げプラン)は新規借り入れの場合は0.440%、借り換えの場合は0.410%となっています。
変動金利比較ランキングでも上位の低い金利となっていますが、審査結果によってはこの表示金利に年0.1%上乗せとなる場合があるため注意が必要です。
業界最低水準の変動金利に対して、10年固定金利では高めの金利水準となっていいます。
さらに10年固定金利でも審査結果によってはこの表示金利に年0.1%上乗せとなる場合があることを考えると、固定金利では他のネット銀行での借入れを考えたほうが良いでしょう。
10年固定金利での借入れを検討している方は10年固定金利比較ランキングでも上位の銀行をチェックしてみてください。
住信SBIネット銀行の変動金利に申し込む場合には、審査結果により0.1%金利上乗せされた金利が適用されてしまった場合に備えて、他のネット銀行にも同時に申し込みを行っておくことをおすすめします。
住信SBIネット銀行は「全疾病保障」が無料
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、団信だけでなく全疾病保障が無料で付帯することが最大の特徴です。他の銀行でも、全疾病保障は付帯することができますが、付帯するには住宅ローン金利に上乗せが必要になり返済額が増えてしまいます。
団信による死亡、高度障害での保障は一般的ですが、「全疾病保障付き住宅ローン」は、下記の8疾病に加えてケガや病気の場合にもローン残高が0円になります。
- がん・脳卒中・急性心筋梗塞・高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎
住宅ローンを選ぶときには、金利に目が行きがちですが、病気で返済ができないといったリスクに備えることも重要です。
本来は死亡時や高度障害が残った時にしか保証されないものが、全疾病保障で病気もケガも保障されるのは住宅ローンの契約者には大変ありがたいことですね。
「全疾病保障」保障の受取条件が厳しい
住信SBIネット銀行の「全疾病保障」は、保障の受取条件が厳しいことが気になります。
住信SBIネット銀行の「全疾病保障」を説明した上記の図を見ると、住宅ローン残高が0円になるには8大疾病では「就業不能状態で12ヶ月」、それ以外の病気や怪我では「入院状態で12ヶ月」と保障の受取条件が設定されています。
例えば、がん保障では「がんと診断されるだけ」で保障を受けることができることを考えると、受取条件が厳しいと言えるでしょう。
疾病保障が気になる方はがんに特化した保障が無料で付帯するソニー銀行などをチェックしてみることをおすすめします。
auじぶん銀行 | がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」と(精神障害を除く)すべての病気やけがで180日以上の継続した入院で住宅ローン残高がゼロになる「全疾病保障」が無料で付帯 | ソニー銀行 | がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん団信50」が無料で付帯 がんと診断されると残りの住宅ローン残高が0円になり給付金として100万円を受け取ることができる「がん団信100」も0.1%の金利上乗せで付帯可能 |
SBIマネープラザ (ミスター住宅ローンREAL) | 3つの特定疾患、5つの慢性疾患、その他の病気やけがで24ヶ月働けない状態が続いた場合、住宅ローン残高がゼロになる「全疾病保障」が無料で付帯 |
住信SBIネット銀行はおすすめ?
団信に加え無料で付帯する全疾病保障、その上変動金利での業界トップクラスの低金利を実現していることで、表示されている金利だけをみれば変動金利では借り入れ候補に入れるべき住宅ローンとなっています。
ですが、変動金利はもちろん固定金利でも審査次第で0.1%も金利に上乗せされる可能性があり、表示されている金利で確定するわけではないのが気になるポイントです。
『0.1%の金利上乗せ』を確実に避けるための方法は、住信SBIネット銀行以外の住宅ローンにも同時に申し込みを行っておくことです。
そうすれば金利上乗せとなっても他の住宅ローンでの借り入れにすぐに切り替えることができます。
住信SBIネット銀行の住宅ローンに申し込む場合には、0.1%の金利上乗せになってしまった場合を想定し、同時に他の住宅ローンにも申し込んでおくことを強くおすすめします。
ライバル銀行であるauじぶん銀行がおすすめ |
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変動金利だけでなく10年・20年・35年など超長期の固定金利でも業界最低水準の金利を実現しているauじぶん銀行ですが、金利だけでなく保障面でも優秀な住宅ローンとなっています。 団信に加えてがんと診断されるだけで住宅ローン残高の半分が保障される「がん50%保障団信」に、(精神障害を除く)すべての病気やかげで180日以上の継続した入院をした場合に住宅ローン残高のすべてを保障してくれる「全疾病保障」が業界最低水準の金利に上乗せすることなく無料で付帯する手厚い保障はauじぶん銀行の住宅ローンの特徴の1つです。 そして、この低金利で手厚い保障のauじぶん銀行の住宅ローンは、新規の借入の場合でも借換の場合でも、自己資金が1割必要など借入のための条件が特にない利用しやすい住宅ローンとなっています。 auじぶん銀行の住宅ローンは「金利」「保障」「利用しやすさ」のどれもハイレベルで、住宅ローンの借入れを検討している方は絶対に借入候補に入れておくことをおすすめします。 |
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