新生銀行のロゴ画像です

新生銀行の住宅ローンは、諸費用を低く抑えられる住宅ローンです。諸費用が安いということで借り換えでの借り入れ候補に検討している方もいるかも知れません。
加えて、病児保育サービスや家事代行サービス・ハウスクリーニングなどがセットになった独自の付加サービスも注目です。

2019年7月から、これまでのメリットであった安い手数料をキープしたまま金利面でも改善された新しい住宅ローンの展開を始めています。この新しい住宅ローンの解説を行いつつ、他のネット銀行と比較を行い新生銀行の新しい住宅ローンの実力を確かめてみましょう。

このページでは、新生銀行の住宅ローンの良いところ、悪いところを把握してもらい、皆さんの住宅ローン選びの参考にしていただけることを目的としています。少し長い記事ですが最後までお付き合いください。

まずはじめにこちらから新生銀行の詳細をみてメリットや特徴を確認しておきましょう。

では新生銀行の住宅ローンの最新のキャンペーン情報やメリット・デメリットを見ていきましょう。

新しい変動金利<変動フォーカス>

これまで新生銀行の変動金利は、半年型のみで半年後に金利が上がるタイプのみでした。この変動金利に関しては契約時に0.600%だった金利が半年後には0.900%となり、正直あまりおすすめできない商品としてこのページでも紹介していました。

今回の新生銀行の新しい変動金利はこの従来の変動金利(半年型)タイプに加えて、変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス> が登場しました。2つの変動金利の金利や事務手数料を比較してみましょう。

 変動金利(半年型)タイプ
<変動フォーカス>
変動金利(半年型)タイプ
金利0.450%0.650%
半年後の金利5月と11月に見直される変動金利タイプの
住宅ローン基準金利から-1.1%
5月と11月に見直される変動金利タイプの
住宅ローン基準金利から-0.9%
事務手数料借入額x2.20%(税込)安心パック:110,000円(税込)
安心パックW・S:165, 000円(税込)
どちらも申し込まない場合:55, 000円(税込)
安心パック安心パックのみ選択可能
(事務手数料に含まれる)
安心パック・安心パックW・Sの3つから選択可能
※ 契約時にどちらかを選び、契約締結後には変更不可

金利が低いかわりに事務手数料が高い「変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>」金利は少し高い代わりに事務手数料が割安な「変動金利(半年型)タイプ」といったイメージです。

今までは半年後に金利が上がっていましたが、7月からのこの新しい2タイプの変動金利は、基準金利が変わらない限りこの金利がずっと継続することになります。そうなると気になるのが基準金利がどのくらい変動するのかですが、新生銀行の変動金利の基準金利はこの3年間ほぼ変動しておらず、半年後に金利が突然上がるという特異な変動金利がようやく普通の変動金利になったようです。

2つの変動金利はどっちがいい?

この2つの変動金利で実際に3,000万円を35年返済で借りた場合をシミュレーションしてみましょう。

新生銀行の2つの変動金利で3,000万円を35年返済で借りた場合
変動金利(半年型)タイプ
<変動フォーカス>
変動金利(半年型)タイプ
金利0.450%0.650%
事務手数料660,000円
借入額x2.20%(税込)
安心パック:110,000円(税込)
総返済額32,429,893円33,549,669円
月々の返済額77,215円79,881円
メリット

デメリット
金利が低いため、月々の返済額が少なくて済む。
契約時に事務手数料を現金で用意しなければならない。
事務手数料が安いため、契約時の初期費用が安く済む。
金利が少し高いので月々の返済額は増える。

金利が低い分、「変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>」のほうが返済額は少なくて済むのは当たり前です。それでも月々の返済額にならすと3,000円弱とあまり大きな違いとは言えません。
「変動金利(半年型)タイプ」にも良いポイントがあり、契約時に必要となる諸費用が安く済むことです。諸費用の大部分を占める事務手数料がかなり安く済むのが「変動金利(半年型)タイプ」です。事務手数料は契約時に現金で用意する必要がありますし、新しい家を購入すれば引っ越しや新しい家具の購入など何かと現金が必要になる場面が多くなるため、諸費用を安く抑えられるのは大きなメリットになるでしょう。

住宅ローンの契約時に貯蓄に余裕があり、とにかく返済総額を減らしたいという方は「変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>」を、契約時の諸費用を少しでも安く抑えたいという方は「変動金利(半年型)タイプ」と、それぞれの希望に沿った住宅ローンを選べるようになったことが新たしい新生銀行の変動金利のメリットと言えそうです。

 

新生銀行の住宅ローンのメリットとは?

ではさっそく新生銀行の住宅ローンのメリットを上げてみましょう。

メリット 1 諸費用が安い

住宅ローンを 選ぶ時に重要なことはトータルコストで選ぶことが重要です。
金利が低いことはもちろんですが、意外に金額が多くなるのが保証料や事務手数料などの諸費用です。新生銀行ではこの諸費用が業界最低レベルで安くすみます。

当サイトでおすすめしている多くの銀行の住宅ローンが、保証料は無料、しかし事務手数料が借入額の2.20%(税込)というのが一般的です。3,000万円の借り入れの場合の事務手数料は66万円になります。
しかし新生銀行の住宅ローンは、保証料が無料、事務手数料は最大で15万円程度と一般的な住宅ローンに比べてかなり低い水準に抑えることができますね。

新生銀行の借入れに伴う諸費用の比較表

借り換える際には、はじめに住宅ローンを借り入れる際に支払った諸費用がもう一度必要になります。諸費用の低さは、住宅ローンを借り換える時には特に重要ですね。
こういったことが借り換えで高い人気を誇っている要因かもしれません。

新生銀行の住宅ローンのバナーです

オリコン顧客満足度調査住宅ローンランキングでは、2017年・2018年の2年連続で「手数料・保証料」で1位を獲得するなど、この他の銀行よりもかなり安い諸費用が新生銀行の魅力の大部分と言って良いでしょう。
ただ諸費用と金利によるトータルコスト(返済総額)で考えることが重要です。

他の銀行と諸費用を比較

この新生銀行の最大のメリットである”低い諸費用”ですが、もっと低い諸費用を実現しているのがソニー銀行です。さらにいくら借り入れても事務手数料が一律の楽天銀行にも注目しましょう。
それぞれの変動金利と事務手数料を比較してみましょう。

 事務手数料変動金利公式サイト
新生銀行・安心パック
 110,000円
・安心パックW・S
 165,000円
・安心パックを申込まない場合
 55,000円
0.650%公式サイト
詳細を確認
ソニー銀行・住宅ローン
 44,000円
0.757%
※新規借り入れで自己資金10%以上の場合
詳細を確認
楽天銀行
(金利選択型)
一律
330,000円
0.527%〜公式サイト
詳細を確認

新生銀行で安心パックを申込まない場合が最も低い事務手数料になりますが、それよりは高いもののいくら借り入れても一律なのが楽天銀行の金利選択型住宅ローンになります。

金利面では圧倒的に新生銀行よりも低く設定されている事はポイントが高いですね。借入額が多くなる方はお得度が増しますし、さらに無料の疾病保障がアップグレードされ保証内容が拡充されるなどトータルコストで考えた場合には借り入れ候補に入れておきたい住宅ローンになるでしょう。

メリット 2 安心パックで家事代行などサービスあり

新生銀行の安い事務手数料は、大きなメリットですが、その安い事務手数料にはさらに特徴的なサービスがついてきます。
まずはその安心パックの事務手数料の金額を確認してみましょう。

<安心パックの事務手数料>
安心パック:110,000円
安心パックW:165,000円
安心パックS:165,000円

メリット1で、新生銀行の住宅ローンは諸費用を安く済ませる事ができる、その理由は、諸費用でも大きな部分を占める事務手数料が安いからであると説明しましたが、多くの住宅ローンでは借入額の2.20%(税込)が標準の事務手数料です。
変動金利で低い方の金利になっている「変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>」がこのタイプです。

そんな住宅ローンが多い中で、新生銀行のこの安心パックを使った住宅ローンでは、大幅に事務手数料を抑えられて、その上、事務手数料にも付加価値を付けている点は、ユーザー視点に立った良いサービスといえます。
手数料なんて無駄なお金は少しでも安いほうが良いですし、その手数料を払うことでメリットがあればなおさら良いですよね。

団体信用介護保障保険料とコントロール返済は標準で付帯し、病児保育サービス、家事代行やハウスクリーニング、自然災害時債務免除特約がそれぞれのプランに付帯します。
それぞれに付帯するサービスは下記の表にうまくまとめられています。

安心パックの説明図です

このサービスの利用にはクーポンが必要になり、借入額に応じて新生銀行よりクーポンが支給されます。
病児保育サービスは利用1回につきクーポン2枚、家事代行サービス・ハウスクリーニングサービスは利用1回につきクーポン1枚~3枚が必要になります。

新生銀行の住宅ローンの安心パックのクポーン枚数を説明した図です

ただ、1つ注意しておきたいのが、安心パックWの病児育児代行サービスはNPO法人フローレンスが、家事代行やハウスクリーニングは株式会社ベアーズが請負いますが、サービスの提供を受けられる地域は限られているため、利用する際にはサービスが受けられるのかを確認してから申し込みましょう。

メリット 3 いざというときのコントロール返済

「コントロール返済」は、正式名称は元金据置サービスといい、会社の倒産や転職、急な入院など想定していない支出があった場合に、繰上げ返済を行って短縮された返済期間の範囲内で元金返済を据え置き、月々の支払いを利息支払いのみにすることができるサービスです。

新生銀行のコントロール返済説明図

積極的に繰上げ返済を行っておくことで、不意の支出にも対応が可能です。
病気やケガなどでも住宅ローンの返済は待ってはくれません。貯蓄があれば問題ありませんが、住宅ローンの返済を続けつつ貯蓄を増やすのはなかなか大変です。こういった時に繰上げ返済をしておくことで、ピンチを乗り越えられる仕組みがあるのは、利用することがなくても万が一の時に安心できるポイントです。

さらに新生銀行は繰上げ返済手数料が無料な上、1円からインターネットを通じていつでも行うことが可能です。こまめに繰り上げ返済することも可能ですね。

繰り上げ返済をしておいたから利用できるユニークな仕組みですが、安易に使ってしまうと繰り上げ返済を行ったメリットが無くなってしまいます。
本来であればこうならないようにある程度の貯蓄を残し、更に月の返済額でも余裕を持った額にとどめておければ回避できる事態です。他の銀行には見られない仕組みということはそれほど需要はないのかもしれませんね。

メリット 4 安心保証付き団信

新生銀行の「安心保証付き団信」は、契約者が不慮の事故や病気で要介護状態なった時でも住宅ローンの残高を0円にできるようにするサービスです。借り換えなどで借入時に年齢が高めの方にはより安心のサービスです。

新生銀行住宅ローンの安心保証付き団信の説明です。

団信は死亡時か高度機能障害状態になったときにしか適用されませんが、それよりも状態の良い公的介護保険制度の要介護3以上などの場合でも、保証が適用されます。
さらにこの「安心保証付き団信」の保険料は新生銀行が負担してくれるため無料となっているのは大きなメリットです。
※パワースマート住宅ローン安心パックW、安心パックを利用した場合

通常の団信は「死亡時または高度機能障害時」の場合に残りの住宅ローン残高を保障保障してくれる保険ですが、新生銀行ではさらに要介護状態になった場合でも保障されるのが「安心保証付き団信」です。
しかし公的介護保険制度の要介護3以上とは、「排泄・入浴・衣服の着脱」について全て介助が必要かつ、認知症に伴う問題行動が見られる状態のことをいいます。この基準を見る限り80歳、90歳の老人がイメージされますが、住宅ローンを借り入れ返済している働き盛りの若い世代でこの「安心保証付き団信」のお世話になるのは数%のごく少数であるのは簡単に想像できますね。

対して当サイトでおすすめしているじぶん銀行では、「がん50%保障団信」と「全疾病保障」の2つの保障が無料で付帯します。「がんと診断される」はがんと診断されると残りの住宅ローン残高の半分が支払われる保障で、「全疾病保障」はけがや病気で180日以上の入院をした場合の残りの住宅ローン残高が0円になる保障になります。
2人に1人ががんになると言われる現代ではこちらのほうが保障としてのメリットが大きのは一目瞭然です。

無料の疾病保障が付帯する住宅ローンを比較したこちらの記事も参考にしてみてください。
>>無料の疾病保障付き住宅ローンの保障内容を比較!

メリット 5 ネット銀行なのに対面で相談ができる

大手銀行のように全国各地に店舗があるわけではありませんが、本店の東京はもちろん大都市圏に対面相談ができる店舗があり、専任のスタッフに住宅ローンの相談が可能です。
土日や平日18時以降でも相談が可能です。対面相談以外にも電話はもちろんTV電話やSkypeでの相談体制を整えています。

住宅ローンはその商品も複雑ですし、契約となれば不安なことや悩むことも多くありますね。そんな時に実店舗で専門家に対面で相談できるのはありがたいですね。そして申込後は契約者に専任のスタッフがつきサポートをしてくれます。
自分の住宅ローンのことや悩みをよく理解している専任スタッフが相談の対応をしてくれることも大きなメリットといえます。

新生銀行住宅ローンの対面相談できる店舗

  • 本店住宅ローンセンター
  • 住所:東京都中央区日本橋室町2-4-3
    最寄駅:地下鉄三越前駅A9出口

  • 東京住宅ローンセンター
  • 住所:東京都中央区八重洲2-1-6
    最寄駅:東京駅八重洲口

  • 横浜住宅ローンセンター
  • 住所:横浜市西区南幸1-9-13
    最寄駅:横浜駅西口、相鉄口、横浜市営地下鉄ブルーライン6番出口

  • 仙台住宅ローンセンター
  • 住所:仙台市青葉区一番町3-11-12
    最寄駅:仙台駅、地下鉄南北線「広瀬通駅」、地下鉄東西線「青葉通一番町駅」

  • 梅田住宅ローンセンター
  • 住所:大阪市北区角田町8-47阪急グランドビル2階・19階
    最寄駅:大阪駅、梅田駅

上記の店舗以外でも、全国のフィナンシャルセンターにてTV電話での相談やスポット相談が可能です。お近くにあるか下記のリンクから検索してみてください。

メリット 6 仮審査がないため審査がスムーズ

通常の銀行は住宅ローンを申し込むと審査を2回行いますが、新生銀行は1回の審査で結果が出るため申込みから借入れまでの流れがスムーズに行なえます。

新生銀行の住宅ローン審査の工程図です

これにより審査の時間が極端に短くなることは無さそうですが、住宅ローンの審査や契約に必要な書類の郵送でのやり取りなど煩わしい手間が少なくて済みそうです。

メリット 7 自己資金10%で金利優遇

これから住宅を購入する方に限定して金利を引き下げる金利優遇を行ってます。
借入額が購入される物件価格に対して90%以内の場合に借入金利から0.05%引き下げた金利で借り入れを行うことが出来ます。
ただし、当初固定金利タイプ、長期固定金利タイプのみで、変動金利などは対象外となっていることに注意しましょう。

新生銀行の自己資金10%で金利優遇のバナーです

 
新生銀行の住宅ローンは付加サービスが充実しているのが大きな特徴でありメリットです。
特に住宅ローンの新規借入れでも借り換えでも必要になる諸費用は現金で用意しなければならないため、その安さは他にはない大きなメリットに違いありません。

さらにこれまで他の銀行に対して高めに設定されていた金利が低くなったことでかなりおすすめの住宅ローンに変化をとげています。
では新生銀行の住宅ローンにデメリットはないのでしょうか。

 

新生銀行の住宅ローンのデメリット・落とし穴とは?

メリットがたくさんある新生銀行の住宅ローンですが、なにかデメリットはないのでしょうか。

落とし穴 1 変動金利が半年後から高くなる

2019年7月現在では下記のような表記はなくなり、いわゆる普通の住宅ローンのように基準金利からのマイナス幅が変わることはなくなりました。
これまで新生銀行の住宅ローンの最大の落とし穴と紹介していたデメリットがなくなり、変動金利でも新生銀行は金利と事務手数料ともに借り入れ候補に入れても良い住宅ローンと言えそうです。

新生銀行の落とし穴①

新しくなった変動金利を他のネット銀行と比較

変動金利は金利の上昇リスクと引き換えに低い金利に設定されている金利タイプですが、2019年7月より新生銀行の変動金利には2つのタイプが登場しました。
半年後に金利が上がるというこれまでのデメリットを解消した新しい新生銀行の変動金利と当サイトおすすめのじぶん銀行の変動金利を比較してみましょう。
3,000万円を元利均等返済・ボーナス返済なしの条件で変動金利で借り入れた場合のトータル費用をシミレーションしてみました。

変動金利での借入れ比較
jibun_bank_83x42
金利0.450%
変動金利(半年型)タイプ
<変動フォーカス>
0.650%
変動金利(半年型)タイプ
0.457%
団信と
疾病保障
団信と
安心保証付き団信※1
が無料
団信と
安心保証付き団信※2
が無料
団信と
がん50%保障団信

全疾病保障
が無料
事務手数料660,000円
(借入額の2.20%)
安心パック:
110,000円
安心パックW:
165,000円
660,000円
(借入額の2.20%)
月の返済額77,215円79,881円77,307円
返済総額32,429,893円
(利息:2,429,893円)
33,549,669円
(利息:3,549,669円)
32,468,678円
(利息:2,468,678円)
公式サイト公式サイトで確認公式サイトで確認
※1 パワースマート住宅ローン心パックを利用した場合
※2 パワースマート住宅ローン安心パックW・S、安心パックを利用した場合
■関連記事■
[じぶん・住信SBI・楽天] 無料の疾病保障付き住宅ローンの保障内容を比較!

新生銀行の金利が低い「変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>」と事務手数料が低い「変動金利(半年型)タイプ」、そしてじぶん銀行の変動金利を比較してみましたが、ほぼ違いはなく、選ぶのが難しいほどです。

大きな違いと言えるのは事務手数料でしょうか。
事務手数料は契約時に現金で用意する必要があるため、初期費用をなるべく抑えたい方は新生銀行の「変動金利(半年型)タイプ」がおすすめですね。
それ以外の違いは無料の疾病保障による保障面でしょうか。
じぶん銀行はネット銀行として初となる2つの疾病保障が無料で付帯される手厚い保障が特徴的です。

新しい変動金利により新生銀行の変動金利は金利面でもネット銀行最低水準となりおすすめの住宅ローンに変貌をとげています。
無料の疾病保障など細かい違いで選ぶ銀行が変わりそうですが、借り入れ候補として十分に検討に値する住宅ローンとなっています。

落とし穴 2 変動金利に「5年ルール」がない

新しい変動金利に生まれ変わりデメリット1で紹介した不可解な金利上昇はなくなりましたが、変動金利の住宅ローンで一般的な「5年ルール」がないことは依然としてそのままです。
注意しておきましょう。

変動金利の「5年ルール」とは?
変動金利は半年ごとに金利を見直されるのが一般的です。この見直して金利が変動しても毎月の返済額は借りた時から5年間変わらないというのが「5年ルール」です。さらにこの金利の見直しで金利が上がってしまっても返済額は最大1.25倍までを上限とする「1.25%ルール」も合わせて併用されているのが一般的です。

この2つのルールは変動金利の金利上昇リスクに備えるためのもので、ある場合にもない場合にもメリットデメリットがあります。このルールのない新生銀行の変動金利は金利の変動が返済額にダイレクトに反映され、金利が上昇すればするだけ返済額が増えることになります。金融緩和により金利が上昇する可能性が低いとしてもリスク回避のため対策をしておく必要がありますね。
変動金利の最大のリスクである「金利上昇リスク」を回避するためには、返済額に余裕をもたせておくことが重要ですが、このルールが無い場合にはさらに余裕をもたせておくことが必要となるでしょう。

落とし穴 2 住宅ローン残高が500万円になると金利が高くなる

新生銀行の最もありえないデメリットであった『住宅ローン残高が500万円を切ると金利が上がる』という謎の仕様がついになくなりました。筆者の個人的に、この不可解な金利引き上げが新生銀行の住宅ローン自体を嫌悪する大きな要因だったのですが、2019年7月より表記がなくなり大きなデメリットが1つ消えたことになります。

 

新生銀行の住宅ローンのまとめ

新生銀行の住宅ローンは、諸費用が業界最低水準ですむことが特徴的で良い付加サービスを備えている住宅ローンです。
今まで気になっていたデメリットも解消されていますし、金利面でも変動金利は他のネット銀行に見劣りしない金利になったことで、借り入れ候補して検討するべき住宅ローンに変化しています。

新生銀行は事務手数料の安さが特に魅力

新生銀行の最大の魅力は諸費用の安さです。
住宅ローンの契約時に必要になる諸費用を安く抑えたい方には新生銀行の住宅ローンはピッタリではないでしょうか。

この記事でもじぶん銀行との比較を掲載しましたが、じぶん銀行の事務手数料は借入額の2.20%(税込)と銀行しては一般的な部類ではあります。しかし3,000万円を借り入れた場合の事務手数料は648,000円とかなり高額なうえ、契約時に現金で用意する必要があります。
その点、新生銀行では55,000円(税込)、安心パックS・Wであれば165,000円(税込)と諸費用をかなり抑えられることになります。

しかし、金利が低いじぶん銀行では総返済額が少なくなるため月々の返済額も少なくなります。更に保障面でもじぶん銀行の2つの疾病保障が無料で付帯するのは魅力的といえます。
こういった住宅ローンには細かい違いがあり、何を求めるのかで正解が変わります。

住宅ローンを申し込む際には、万が一審査に落ちたときのことを考えて複数の銀行に同時に申し込みをすることを強くおすすめしていますが、新生銀行はその候補の1つとして検討してみる価値のある、ベストではないけれどベターな住宅ローンです。

それぞれの住宅ローンにはメリットもデメリットも当然あります。
それをしっかり把握して判断することが良い住宅ローンを選ぶ秘訣です。よく理解して最良の住宅ローンを選びましょう。

 
※紹介している内容の正確性には万全を期していますが、商品について詳しくは以下の新生銀行の公式サイトから必ずご確認お願いします。

 

 

Pocket
LINEで送る