史上空前の低金利となり、借り換えをお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかし、借り換え時にも新規で借り入れた時と同じように審査が行われます。また、審査以外でも借り換えのできないケースがあるのをご存知でしょうか。
今回は、借り換えのできないケースについて説明します。
目次
借り換えのできないケース
以下の場合は借り換えができないことがあります。
一部の公的住宅ローンへの借り換えはできない
公的住宅ローンとは、財形住宅融資と自治体融資などがあげられますが、これらは借り換えができません。
民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供しているフラット35は借り換えが可能です。
健康状態が悪化してしまった
民間銀行の住宅ローンでは、団信への加入が一般的です。そのため、借り換え時の健康状態によっては借り換えができない場合があります。
その場合には、団信の加入が必要ないフラット35で借り換えを利用することをおすすめします。
今、返済している住宅ローンで滞納したことがある
過去に住宅ローンの滞納歴がある方は、借り換えの際の審査に影響します。
数日程度で1回くらいの遅延であれば問題視しない金融機関もあるそうですが、遅延したという記録が信用情報に残ってしまいます。
さらに何度も繰り返した場合には、借り換え時に審査に通ることは絶望的と考えて良いでしょう。
返済負担率が増えてしまっている
車のローン、教育ローン、キャッシングなどで借入れをしている場合、さらにクレジットカードの融資限度枠も借入額に加えられてしまうので、審査の際の借入額に影響します。
仮に借り入れできても、満額の借入れができないかもしれません。
返済負担率は、現在返済中のローンも加味されて計算されるので気をつけましょう。
また、クレジットカードを持っているだけで、キャッシング枠が借入れしているものとみなされてしまう場合もあります。
使用していないクレジットカードは解約しておけば、審査に通りやすくなります。
物件価値が落ちてしまった
借り換え特有の条件ですが、担保となる物件が、新築から時間が経過して不動産の価値が大幅に下がっている場合やオーバーローンの状態になっている場合には審査に通らないということも考えられます。
住宅ローンの借り換えが出来ない場合のまとめ
住宅ローンの借り換えが出来ない場合には、繰上返済で元金を直接減らすことが有効です。借り換えしても元金が減るわけではありませんからね。
しかし月々の返済をしながら貯蓄を行うのは非常に大変です。
借り換えにより返済総額が減れば月々の返済額も減り、貯蓄を行う余裕が大きくなることは間違いありません。
今の住宅ローンの超低金利は、借り換えることで返済総額を減らす大きなチャンスです。
気軽に借り換えシミュレーションを行うことをおすすめします。
フラット35への借り換えがおすすめ
住宅ローンの借り換え審査に不安がある方はフラット35での借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
新規の借入れ同様に、借り換えの審査も金融機関によって基準が違いますし、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供しているフラット35は全く違った基準があり、それが『返済負担率』です。
フラット35では審査の際の返済負担率が以下のように明確にされています。
年収400万円未満 | 年収400万円以上 |
---|---|
30%以下 | 35%以下 |
この基準に沿った借入額にすることでフラット35でも審査を通る可能性が高くなるでしょう。住宅ローンの借り換えでも審査があるため、不安がある方は比較的に審査の甘いフラット35での借り換えを検討してみることをおすすめします。
フラット35は史上最低水準まで低下
日銀による金融緩和により住宅ローン金利は史上最低水準まで低下しています。
特に返済終了まで金利が変わらないフラット35の金利の低下は著しく、10年前の半分の水準まで低下しています。
2010年からのフラット35の金利の推移を見てみると、大きく金利が下がっているのがわかります。
2010以降に借り入れた方でも、フラット35へ借り換えることで大きく返済額を減らせる可能性があります。
気になるかたは借り換えシミュレーションをしてみましょう。
借り換えの場合も新規の借入れと同様に、2,3つほど候補を選び複数の金融機関に同時に申し込んでおき、確実に借入れを行えるように備えておくことが大切です。
借り換えにおすすめの住宅ローン
借り換えでも住宅ローン審査に通りやすいフラット35がおすすめです。
フラット35は借入れから返済終了まで金利が変わらない長期固定金利なので金利上昇リスクを気にする必要ありません。
さらに月々の返済額や返済総額も確定するので返済中、返済後のライフプランを立てやすくなります。しかも金融緩和による住宅ローンの低金利化でフラット35も金利の低下これまでにない水準まで低下しています。
そんなフラット35ですが、提供する金融機関で「金利」と「手数料」に差があります。その中でもベストな金融機関を紹介しましょう。
SBIアルヒのフラット35
フラット35はトップクラスの低金利
フラット35取り扱い銀行の中でも最低水準の低金利。
借り換えなら事務手数料が安く
借り換えの場合にWEBからの申込みで事務手数料が通常2.20%(税込)が1.100%(税込)と半額に。
金利が低いアルヒスーパーフラット
手持ち金の割合で金利優遇を受けられるアルヒスーパーフラット。
ARUHIでは購入価額の2割を手持金として用意できれば、通常の「フラット35」よりも得な金利で借入れが可能になります。
さらに「フラット35リノベ」など中古住宅のリノベーションに対応した商品を用意するなど、幅広いライナップが特徴です。
そして最大の特徴は、専門家に対面相談できる店舗を全国に150以上も展開している点ですね。
また住宅ローン借りた後のことも考えた「ARUHI暮らしのサービス」では、様々な優遇サービスを受けることが可能になっています。
金利と事務手数料が最低水準で、さらに対面相談で住宅ローンの不安な悩みを相談しながら「フラット35」を借り入れることができるARUHIに注目です。
ARUHIのフラット35の評判や口コミから分析したこちらの特集記事も参考にしてみて下さい。
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