「フラット35」は住宅金融支援機構と民間の金融機関が提供して提供している住宅ローンで、ほぼ全ての銀行などで提供されているため300社以上の取扱い先があります。
その「フラット35」の金利は歴史上でも最低水準まで低下しています。
その今だからこそ、返済終了まで金利が上がることがない「フラット35」での借入れを検討している方も多いかもしれません。
「フラット35」は新規の借入れでも借り換えでも、更に「フラット35」からの借り換えでも返済終了まで金利が固定されるため金利上昇リスクを気にする必要がなくなる事が大きなメリットです。
300社を超える金融機関の中で「フラット35」の最低金利を実現しているのは、当サイトでも紹介しているネット銀行です。
(ARUHI(アルヒ)は厳密には銀行ではなくモーゲージバンクという銀行代理業になります。)
その中でもおすすめの楽天銀行とARUHI(アルヒ)の「フラット35」を比較して、それぞれのメリット・デメリットを分析してみましょう。
それぞれの違いはどんなところでしょうか。
金利と事務手数料ではどちらも「フラット35」の最低水準を実現しているため、審査時間や相談体制などについて比較してみましょう
目次
楽天銀行とARUHI(アルヒ)の「フラット35」の違いは?
ともに「フラット35」の取扱で人気を集めている楽天銀行とARUHI(アルヒ)の違いを見てみましょう。
「フラット35」の金利は?
「フラット35」は取り扱う金融機関によって適用金利にかなり大きな差がありますが、楽天銀行とARUHI(アルヒ)はどちらも「フラット35」を提供する金融機関の中でも最低水準の金利で提供しています。
「フラット35」を選ぶときはこの最低水準の金利で提供している金融機関を選びたいですね。
「フラット35」の事務手数料は?
諸費用の中でも大部分を占める事務手数料はどうでしょうか。
現金で用意する必要があるため少しでも安いほうを選びたいところですが両者の事務手数料は、
楽天銀行:新規借入で楽天銀行を返済口座に指定すると借入額の1.10%(税込)、借り換えならば0.99%(税込)
ARUHI(アルヒ):新規借入でも借り換えでもWEBからの申込み・契約で借入額の1.10%(税込)
となっています。
※ARUHI(アルヒ)新規借入のスーパーフラットの事務手数料は借入額の2.20%(税込)です。
事務手数料では借り換えの場合にわずかに差があるものの、同じ水準といって良いでしょう。
3,000万円借り入れた場合の事務手数料1.10%(税込)は、330,000円(税込)でとなります。
楽天銀行では返済口座を楽天銀行にすること、ARUHI(アルヒ)ではWEBダイレクトを利用することと事務手数料が安くなるための条件はあるものの、一般的な事務手数料は借入額の2.20%(税込)ですので、条件さえ満たせばどちらも事務手数料の低さが目立ちます。
「フラット35」で住宅ローンを借りる場合には、楽天銀行、ARUHI(アルヒ)のどちらも金利や事務手数料などの諸費用を含めたトータルコストで圧倒的に安く済むため借入れ候補に入れておくべきでしょう。
審査時間は?
審査時間はどうでしょうか。
審査に時間がかかった場合には、希望の物件を購入できないといったことになりますし、重要なポイントです。
楽天銀行:事前審査は8日~11日、本審査は7日~14日をそれぞれ目安としてます。
ARUHI(アルヒ)ではWEBから申込み・契約を行うARUHIダイレクトと店頭での申込みが行えます。
ARUHIダイレクトでは事前審査は最短で当日、本審査は1~2周間程度、店頭では事前審査は最短で当日、本審査は最短で3営業日となっています。
審査に時間についてはARUHI(アルヒ)の店頭での申込みが圧倒的に早いようです。
審査に関してはARUHI(アルヒ)の店頭での申込みのスピード感が勝っています。
このスピード感がARUHI(アルヒ)の「フラット35」での人気を高めているポイントかもしれません。
相談したいときは?
住宅ローンは金額が大きいため、どうしても専門家に相談したくなりますね。
さらに借り換える場合でも、どの住宅ローンに借り換えたらいいのかやはり専門家の意見を聞きたくなるものです。
相談窓口などの体制はどうなっているのでしょうか。
楽天銀行では店舗を持たないため対面での相談はできません。
しかし、ネット銀行らしくビデオチャット「Skype」を使った「スカイプ相談」を無料で実施しています。
このスカイプ相談は夜10時まで使えるので、仕事が忙しい方でも担当者の顔を見ながら住宅ローンの相談をすることが可能です。
店舗に行く時間が無い方などはむしろSkypeでの相談のほうが有効かもしれません。
ARUHI(アルヒ)は全国に構えた店舗で対面による相談を実施していますし、さらにビデオチャットでの相談も可能になっています。
不明な点や不安な点の相談、住宅ローンのシミュレーションや書類の記入方法などを含めて専門の担当者と対面で相談できることは、初めて住宅ローンを組む方や借り換えを検討している方でも安心できるのは明白です。
ただしARUHI(アルヒ)では1度でも店頭で相談や申込みをこなっていると事務手数料が割引となるARUHIダイレクトが利用できなくなることに注意しておきましょう。
住宅ローンの相談では、全国に店舗を展開し対面相談が可能で、さらにチャットでも相談できるARUHI(アルヒ)が勝っていると言っていいでしょう。
「フラット35」金利と事務手数料の比較のまとめ
これまで比較してきましたが、それぞれに一長一短があり、どちらかが決定的に優れているわけではないようです。
それぞれのポイントを抑えておきましょう。
楽天銀行「フラット35」のポイント
・金利も諸費用も最低水準でトータルコストを低く抑えられる
・無料の「スカイプ相談」で平日土日の夜22時まで相談が可能
楽天銀行の「フラット35」の場合は、楽天市場で使用できるポイント「楽天スーパーポイント」のプレゼントキャンペーンやポイントが貯まりやすくなるサービスも忘れてはいけませんね。楽天市場や楽天モバイルなどの楽天グループのサービスをよく利用している方には楽天銀行の「フラット35」がおすすめでしょう。
ARUHI(アルヒ)の「フラット35」のポイント
・金利・諸費用どちらも最低水準
・圧倒的な審査のスピード
・実店舗での対面相談や「ビデオチャット」での相談も可能で安心
さらに自己資金の割合でより低い金利で借りれを行えるARUHI(アルヒ) スーパーフラット「フラット35」よりも低金利で借り入れることが可能です。
それだけでなく子育て支援型・地域活性化型など幅の広いタイプの「フラット35」を扱っているのもARUHI(アルヒ)の特徴です。
今「フラット35」は最低水準まで低下
「フラット35」の金利は金融緩和により史上最低水準まで低下しています。
返済終了まで金利が変わらないからこそなるべく低い金利で借りることで返済額も減らすことが可能になります。更にどうしても気になる「金利上昇リスク」が一切ないことも「フラット35」の特徴の一つです。金利の下がっている今こそ「フラット35」での借り入れを考えるときかもしれません。
金利が最低水準で審査に時間の短いARUHI(アルヒ)がおすすめ
楽天銀行とARUHI(アルヒ)のどちらの「フラット35」も最低水準の金利です。
事務手数料も新規では違いがありますが、借り換えであればほぼ変わらない水準の安さとなっています。
大きな違いは審査の時間です。
ARUHI(アルヒ)では、仮審査は最短で当日に回答、本審査についても最短で3営業日で回答と他にはないスピード感です。
申込みから審査の結果が出るまで、どうなるのか心配になるのは言うまでもありません。購入した住宅の引き渡し期限が迫ってくればなおさらです。
そんなときに素早く審査の結果がわかるのがARUHI(アルヒ)です。
融資の実行を急いでいる場合には当然ARUHI(アルヒ)がおすすめですが、融資の実行まで時間的に余裕があっても審査の結果が早くわかれば安心ですしメリットといえます。
「フラット35」での借入れを検討している方はARUHI(アルヒ)の「フラット35」をチェックしてみることをおすすめします。
ARUHI(アルヒ)には「フラット35」よりも低い金利の「スーパーフラット」もあり
通常の「フラット35」はどちらも最低水準の金利で提供されていますが、ARUHI(アルヒ)にはその通常の「フラット35」よりも金利が低い「スーパーフラット」が用意されています。
ARUHI(アルヒ)の「スーパーフラット」とは「フラット35」(保証型)を用いたARUHI(アルヒ)独自の商品で、自己資金の割合で8つの商品タイプがあり、金利は「フラット35」よりも低いことが大きな特徴の1つです。
「フラット35」の借入先に迷っている方は、ARUHI(アルヒ)の「スーパーフラット」を確認してみましょう。
楽天銀行とARUHI(アルヒ)は「フラット35」での借入れや借り換えを考えている方は絶対に申込み候補にするべき住宅ローンであることは間違いありません。
どちらもそれぞれに特徴があり、「フラット35」を利用するのであればどちらも申込んで万全の体制を整えておくのも良いかもしれませんが、現状では審査のスピード感や独自の「スーパーフラット」などを用意するARUHI(アルヒ)が一歩リードしている印象です。
「フラット35」の利用を検討している場合には、まずはARUHI(アルヒ)をチェックしてみることをおすすめします。
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