「フラット35」は住宅金融支援機構と民間の金融機関が提供して提供している住宅ローンで、ほぼ全ての銀行などで提供されているため300社以上の取扱い先があります。

その「フラット35」は歴史上でも最も金利が低下しています。
今だからこそ、返済終了まで金利が上がることがない「フラット35」での借入れを検討している方も多いかもしれません。「フラット35」は新規の借入れでも借り換えでも、更に「フラット35」からの借り換えでも返済終了まで金利が固定されるため金利上昇リスクを気にする必要がなくなる事が大きなメリットです。

300社を超える金融機関の中で「フラット35」の最低金利を実現しているのは、当サイトでも紹介しているネット銀行です。(ARUHI(アルヒ)は厳密には銀行ではなくモーゲージバンクという銀行代理業になります。)

その中でも人気の高い2強と思われる楽天銀行とARUHI(アルヒ)の「フラット35」を比較して、それぞれのメリット・デメリットを分析してみましょう。
それぞれの違いはどんなところでしょうか。
金利ではどちらも「フラット35」の最低金利を実現しているため、金利以外の諸費用や使い勝手が選ぶ決め手になるでしょう。

楽天銀行とARUHI(アルヒ)の「フラット35」の違いは?

ともに「フラット35」の取扱で人気を集めている楽天銀行とARUHI(アルヒ)の違いを見てみましょう。

多くの金融機関が提供している「フラット35」ですが、その金利は大きな差があります。まずは一番低い金利と高い金利を見てみましょう。

「フラット35」「フラット20」4月の適用金利

「フラット20」 「フラット35」
融資率9割以下1.230%~1.960%1.300%~2.030%

多くの金融機関が提供している「フラット35」「フラット20」ですが、一番低い金利と一番高い金利の差はかなり大きいことがわかりますね。では楽天銀行とARUHI(アルヒ)の金利を確認してみましょう。

楽天銀行・ARUHI(アルヒ)の「フラット35」4月の適用金利

「フラット20」 「フラット35」
団信に加入した場合1.230%1.300%
団信に加入しない場合1.030%1.100%

※ 楽天銀行・ARUHI(アルヒ)共に自己資金10%以上の金利になります。

上の表を見てもわかる通り「フラット35」は取り扱う金融機関によって適用金利にかなり大きな差があります。今月も「フラット35」を提供する金融機関の中でも最低の金利で提供しているのが楽天銀行とARUHI(アルヒ)になりますね。
一番高い金利との差で0.7%程度と「フラット35」はどこで借りても一緒ではない事に注意<しましょう。返済終了まで金利が変わらないからこそ、少しでも低い金融期間で借入れを行うのが「フラット35」の鉄則です。 「フラット35」を選ぶときはこの最低金利で提供している金融機関を選びたいですね。

諸費用の中でも大部分を占める事務手数料はどうでしょうか。
現金で用意する必要があるため少しでも少ないほうを選びたいところですが両者の事務手数料は、
楽天銀行:借入額の1.10%、借り換えならば0.99%
ARUHI(アルヒ):通常借入額の2.20%、WEB申込みで借り換えた場合は借入額の1.10%

となっています。

事務手数料では楽天銀行のほうがかなり安くすむことがわかりました。
どのくらい安くなるのでしょうか。

3,000万円借り入れた場合の事務手数料は、
楽天銀行では新規の借り入れで330,000円、借り換えでは292,800円
ARUHI(アルヒ)では660,000円
となり、新規借入れの場合でも借り換えの場合でも楽天銀行の方がARUHI(アルヒ)よりも30万円以上も安くなることがわかります。

一般的な事務手数料は借入額の2.20%が普通となっているため、楽天銀行の事務手数料の低さが目立ちますね。
「フラット35」で住宅ローンを借りる場合には、金利や事務手数料などの諸費用を含めたトータルコストで圧倒的に安く済むこの楽天銀行は借入れ候補に入れておくべきでしょう。

審査時間はどうでしょうか。
審査に時間がかかった場合には、希望の物件を購入できないといったことになりますし、重要なポイントです。

楽天銀行:最短で35日程度
ARUHI(アルヒ):事前審査は最短で当日本審査は最短で3営業日となっています。
申込から本審査の通過まで7日程度でしょうか。圧倒的に早いですね。

審査に関してはARUHI(アルヒ)のスピード感が勝っています。
このスピード感がARUHI(アルヒ)の「フラット35」での人気を高めているポイントかもしれません。

住宅ローンは金額が大きいため、どうしても専門家に相談したくなりますね。
さらに借り換える場合でも、どの住宅ローンに借り換えたらいいのかやはり専門家の意見を聞きたくなるものです。
相談窓口などの体制はどうなっているのでしょうか。

楽天銀行では店舗を持たないため対面での相談はできません。
しかし、ネット銀行らしくビデオチャット「Skype」を使った「スカイプ相談」を無料で実施しています。
このスカイプ相談は夜10時まで使えるので、仕事が忙しい方でも担当者の顔を見ながら住宅ローンの相談をすることが可能です。
店舗に行く時間が無い方などはむしろSkypeでの相談のほうが有効かもしれませんね。

ARUHI(アルヒ)は全国に170を超える店舗で対面による相談を実施していますし、さらにビデオチャットでの相談も可能になっています。
不明な点や不安な点の相談、住宅ローンのシミュレーションや書類の記入方法などを含めて専門の担当者と対面で相談できることは、初めて住宅ローンを組む方や借り換えを検討している方でも安心できるのは明白です。

住宅ローンの相談では、全国に店舗を展開し対面相談が可能で、さらにチャットでも相談できるARUHI(アルヒ)が勝っていると言っていいでしょう。

「フラット35」金利と事務手数料の比較のまとめ

楽天銀行とARUHI(アルヒ)の「フラット35」を比較してみましたが、その結果はいかがだったでしょうか。
楽天銀行とARUHI(アルヒ)の違いを簡単に表にまとめてみました。

 楽天銀行ARUHI(アルヒ)
金利購入価格に対する借入額の占める割合が90%以内の場合
15~20年以内固定金利:1.230%
21~35年以内固定金利:1.300%
(団信に加入した場合の金利。加入しない場合は上記の金利から0.2%引下げ)
事務手数料楽天銀行を返済口座に指定で
新規購入:借入額の1.10%
借り換え:借入額の0.99%
借入額の2.20%
WEB申込みで借り換えた場合は借入額の1.10%
保証料0円
一部繰り上げ
返済手数料
0円
融資基準・年間返済額の年収に占める割合が
400万円未満の場合30%以下
400万円以上の場合35%以下
契約者の
雇用形態
自営業・契約社員・派遣社員・パート・アルバイトでも融資可能
審査事前審査は最短で翌日
最短で35日程度
仮審査は当日
本審査の結果まで最短で3日
団信任意での加入
(機構団信の内容)
団信以外の保障三大疾病付機構団信の
付帯が可能
なし
対面相談なし全国に150を超える店舗を展開
その他の相談体制メール&電話での
問い合わせに加えて
Skypeを利用したビデオ電話で
土日も22時まで相談可能
メール&電話での
問い合わせ
特徴・借り換えでの事務手数料はフラット35で最低水準
・楽天スーパーポイントがたまりやすくなるサービス多数あり
・専門家に対面相談ができる
申込み公式サイト公式サイト

それぞれに一長一短があり、どちらかが決定的に優れているわけではないようです。
それぞれのポイントを抑えておきましょう。

楽天銀行「フラット35」のポイント

金利も諸費用も最低水準でトータルコストを低く抑えられる
無料の「スカイプ相談」で平日土日の夜22時まで相談が可能

楽天銀行の「フラット35」の場合は、楽天市場で使用できるポイント「楽天スーパーポイント」のプレゼントキャンペーンやポイントが貯まりやすくなるサービスも忘れてはいけませんね。楽天市場や楽天モバイルなどの楽天グループのサービスをよく利用している方には楽天銀行の「フラット35」がおすすめでしょう。

2020年4月 楽天銀行フラット35の詳細
金利住宅購入価額に対する借入額の占める割合が90%以内の場合
15~20年固定金利:1.230%
21~35年固定金利:1.300%
保証料0円
事務手数料・返済口座に楽天銀行を指定した場合
借入額の1.100% (税込)
・借り換えで返済口座に楽天銀行を指定した場合
借入額の0.990% (税込)

・返済口座に楽天銀行以外の口座を指定した場合
借入額の1.43% (税込)
一部繰上げ返済手数料0円
※ 機構団信に加入した場合の金利になります。団信に加入しない場合には上記の金利から0.2%引き下げとなります。
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ARUHI(アルヒ)の「フラット35」のポイント

圧倒的な審査のスピード
実店舗での対面相談や「ビデオチャット」での相談も可能で安心

さらに自己資金の割合でより低い金利で借りれを行えるARUHI(アルヒ) スーパーフラット「フラット35」よりも低金利で借り入れることが可能です。それだけでなく子育て支援型・地域活性化型など幅の広いタイプの「フラット35」を扱っているのもARUHI(アルヒ)の特徴です。

2020年4月 ARUHIスーパーフラットの詳細
金利スーパフラット6:1.100%
※1 建設費または購入価額の40%以上
スーパフラット7:1.150%
※1 建設費または購入価額の30%以上
スーパフラット8:1.200%
※1 建設費または購入価額の20%以上
スーパフラット9:1.250%
※1 建設費または購入価額の10%以上
(借入期間:15~35年)
スーパフラット借換:1.250%
※1 借換対象となる住宅ローン残高と諸費用の10割以下
(借入期間:15年以上)
保証料0円
事務手数料借入額の2.20%(税込)
一部繰上げ返済手数料0円
※1 団信に加入した場合の金利になります。加入しない場合は0.28%引下げ。
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今「フラット35」は最低水準まで低下

「フラット35」の金利は金融緩和により史上最低水準まで低下しています。
返済終了まで金利が変わらないからこそなるべく低い金利で借りることで返済額も減らすことが可能になります。更にどうしても気になる「金利上昇リスク」が一切ないことも「フラット35」の特徴の一つです。金利の下がっている今こそ「フラット35」での借り入れを考えるときかもしれません。

「フラット35」の金利推移です

金利と事務手数料がどちらも最低水準の楽天銀行がおすすめ

楽天銀行とARUHI(アルヒ)のどちらの「フラット35」も最低水準の金利ですが、大きな違いは事務手数料です。

楽天銀行の「フラット35」では、楽天銀行を返済口座に指定することで半分まで事務手数料を減らすことが可能です。
対して、ARUHI(アルヒ)の「フラと35」では通常で借入額の2.20%と楽天銀行の倍の額の事務手数料が必要となり、楽天銀行の「フラット35」のほうが利用しやすいと言えます。

 
楽天銀行とARUHI(アルヒ)は「フラット35」での借入れや借り換えを考えている方は絶対に申込み候補にするべき住宅ローンであることは間違いありません。

どちらもそれぞれに特徴がありますが、楽天銀行のトータルコストの低さは魅力ですし、ARUHI(アルヒ)の審査のスピードも融資期限が迫っている方にはとても魅力的ですよね。
ご自分の目的に合った「フラット35」を選ぶことが大切です。

 

 

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