
佐賀県で「フラット35」を利用できる金融機関は?
佐賀県では、佐賀銀行・佐賀共栄銀行・佐賀信用金庫のいずれも公式サイトで「フラット35」の取扱いが確認できます。とくに佐賀共栄銀行は専用ページで商品概要と手数料を明示しており、地方の金融機関としては情報開示が丁寧なほうです。佐賀銀行の「フラット35」
佐賀銀行は佐賀県佐賀市に本店をおく地方銀行で、県と県内主要自治体の指定金融機関に指定され、預金額・貸出金額ともに大きなシェアを持っています。 佐賀銀行の「フラット35」には手数料タイプが2つ(Aコース=定額型/Bコース=定率型)あり、選ぶコースで金利が変わります。以下は同行公式サイトで確認した2026年7月の適用金利です(機構団信付き)。| コース | 融資手数料 | 金利(融資率9割以下・21年超35年以内) | 金利(融資率9割以下・20年以内) |
|---|---|---|---|
| Aコース(定額型) | 55,000円 | 年3.340% | 年3.020% |
| Bコース(定率型) | 融資金額×1.57% | 3.290% | 2.970% |
出典:佐賀銀行 公式「ローン金利」(2026年7月現在)。融資率9割超はAコース 20年以内3.13%/21年超35年以内3.45%、Bコース 20年以内2.93%/21年超35年以内3.25%。
Bコース(定率型)の金利(融資率9割以下・21年超35年以内)は3.290%、20年以内は2.970%で、これは【フラット35】で最も多い借入金利(新機構団信付き)と同じ水準です(住宅金融支援機構。2026年7月の最頻金利は返済21年以上35年以下・融資率9割以下で年3.140%)。金利は最低水準だが、事務手数料1.57%は最低水準よりは割高――これが佐賀銀行の位置づけです。佐賀共栄銀行の「フラット35」
佐賀共栄銀行は佐賀県佐賀市に本店をおく第二地方銀行です。資産規模は小さいものの、「フラット35」については公式サイトに専用ページを用意し、商品概要や手数料を明示しています。 融資手数料はタイプA(一律55,000円)/タイプB(融資金額の1.57%・消費税込)と、佐賀銀行とほぼ同じ構成です(同行公式・2026年7月13日確認)。保証料・繰上返済手数料は無料、保証人も不要です。佐賀信用金庫の「フラット35」
佐賀信用金庫も「フラット35」を取り扱っています。融資手数料は55,000円の定額型のみです(同金庫公式・2026年7月13日確認)。 なお、金利は公式サイトでは公表されておらず、「お近くの佐賀信用金庫本支店までお問い合わせください」と案内されています。定額型は一般に定率型より金利が高めに設定されるため、適用金利は必ず窓口で確認してから比較してください。佐賀県内で利用できる「フラット35」を比較
それぞれの金融機関の「フラット35」の金利と事務手数料を表にまとめてみましょう。| 佐賀県で「フラット35」を利用できる金融機関の比較 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 銀行名 | 金利 | 事務手数料 | 繰り上げ返済 手数料(一部) | 公式サイト |
| 佐賀銀行 | フラット20:2.970% フラット35:3.290% | Aコース:一律55,000円(税込) Bコース:借入額の1.57%(税込) ※表中の金利はBコースの場合 | 記載なし | 公式サイト |
| 佐賀共栄銀行 | フラット20:2.970% フラット35:3.290% | タイプA:一律55,000円(税込) タイプB:借入額の1.57%(税込) ※表中の金利はタイプBの場合 | 記載なし | 公式サイト |
| 佐賀信用金庫 | フラット20:2.990% フラット35:3.310% | 54,000円 | 記載なし | 公式サイト |
| 楽天銀行 | フラット20:2.970% フラット35:3.290% | 借入額の0.990% (税込) ※1 | 無料 | 公式サイト |
| ※「フラット35」融資率9割以下の金利になります。 ※1 借り換えで返済口座に楽天銀行を指定した場合の手数料。 返済口座に楽天銀行を指定した場合は借入額の1.100% (税込)。 | ||||
「フラット35」の事務手数料を実際の金額で比較
仮に3,000万円を借りた場合、どのタイプがお得なのかを整理します。| 「フラット35」事務手数料タイプ別比較 | ||||
|---|---|---|---|---|
| タイプ | 定額型 | 定率型(2.20%) | 定率型(1.54%) | 定率型(1.100%) |
| 事務手数料 | 54,000円 | 648,000円 | 462,000円 | 324,000円 |
| 金利 | 1.470% | 1.170% | 1.170% | 1.170% |
| 総返済額 | 39,261,537円 | 37,538,405円 | 37,538,405円 | 37,538,405円 |

| 比較の観点 | Aコース(定額型) | Bコース(定率型) |
|---|---|---|
| 借入金利(2026年7月・21年超35年以内/融資率9割以下) | 年3.340% | 年3.140% |
| 毎月返済額 | 約121,000円 | 約118,000円 |
| 総返済額(35年) | 約5,091万円 | 約4,948万円 |
| 融資手数料 | 55,000円 | 471,000円(3,000万円×1.57%) |
| 総コスト合計 | 約5,097万円 | 約4,995万円 |
※当社編集部による試算。借入3,000万円・35年・元利均等返済・ボーナス返済なし・機構団信加入。金利は佐賀銀行の公表金利(2026年7月)。実際の適用金利は毎月見直されるため、必ず公式サイトでご確認ください。
契約時の手数料は定額型が約42万円安いのに、35年の総コストでは定率型のほうが約100万円有利――これが「手数料が安い=お得」とは限らない理由です。初期費用を抑えたい気持ちは自然ですが、金利差はローン残高全体に35年間かかり続けるため、長期で見ると逆転します。 つぎに、同じ定率型どうしで事務手数料を比べると、次のようになります(借入3,000万円の場合)。| 金融機関 | 事務手数料率 | 3,000万円借りた場合の手数料 |
|---|---|---|
| 一般的な定率型(多くの金融機関) | 2.20%(税込) | 660,000円 |
| 佐賀銀行・佐賀共栄銀行(Bコース/タイプB) | 1.57%(税込) | 471,000円 |
| 楽天銀行(新規・返済口座を楽天銀行に指定) | 1.10%(税込) | 330,000円 |
| 楽天銀行(借換え) | 0.99%(税込) | 297,000円 |
佐賀県で「フラット35」の総コストを抑えるなら楽天銀行が有力
楽天銀行の「フラット20」「フラット35」は、金利・事務手数料ともに低い水準で提供されており、フラット35を「最も安く借りる」ことを最優先するなら有力な候補です。 ※フラット35の実行件数シェアで長年トップを続けているのは、SBIアルヒ(旧ARUHI)です(2025年度のシェア27.7%・16年連続No.1/同社公式プレス)。※2010年度-2025年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2026年3月末現在、SBIアルヒ調べ)
楽天銀行は「シェア1位」ではなく、「金利+事務手数料の総コストが低い」ことが強みだと理解しておきましょう。 楽天銀行のメリットは、事務手数料だけではありません。佐賀県内の金融機関で「フラット35」を申し込んだり相談したりするには、店舗に出向く必要があります。銀行の窓口は15時まで、住宅ローンセンターでも17時までというところが多く、忙しい方には時間を作ること自体が負担です。 その点、楽天銀行の「フラット35」は全国どこからでもインターネットで申し込めるため、来店時間が取りにくい方に向いています。さらに楽天市場をよく利用する方であれば楽天ポイントが貯まりやすいというメリットもあります。「金利や事務手数料が同水準なら、それ以外の使い勝手で選ぶ」という判断も十分に合理的です。 一方で、対面でじっくり相談したい・つなぎ融資や地元の不動産事情まで含めて相談したいという場合は、佐賀銀行・佐賀共栄銀行・佐賀信用金庫のほうが安心だという人もいるでしょう。総コストの差(数十万円〜100万円台)と、対面サポートの価値を天秤にかける――これが正しい比較の仕方です。 楽天銀行の「フラット35」の金利や事務手数料以外のメリット、さらに気をつけておきたいポイントを詳細に解説した以下の記事も参考にしてみてください。 >>楽天銀行の住宅ローン「フラット35」の落とし穴とデメリット
