長らく低金利が続いていた日本の住宅ローン市場ですが、いよいよ金利が上昇してきています。
本格的に金利が上昇する前に固定金利タイプの住宅ローンを利用してマイホームを購入することを検討している方も多いのではないでしょうか。
固定金利タイプの中では、特に長期固定金利型の住宅ローンの代表的な商品である「フラット35」の金利の低さは目を引くものがありますが、富山県内で「フラット35」を利用しようとした場合には、どの銀行で借りるのが良いのでしょうか。
地元の銀行か、それとも全国どこからでも利用できるインターネットか。そもそも同じ「フラット35」なのに違いがあるのでしょうか。この記事では富山県で「フラット35」を借りるときに候補に入れたい金融機関を何社か紹介しています。
富山県で「フラット35」を借りるなら
富山県に本店をおく銀行は、北陸銀行・富山銀行・富山第一銀行の3行です。
特に富山県内で圧倒的なシェアを持っているのが北陸銀行です。預金額・貸出額・店舗数ともに他の2行を圧倒しています。富山県に住む人であれば北陸銀行をメインバンクにしている方も多いでしょうし、「フラット35」を借りるとするとまずは北陸銀行が候補にあがってくることでしょう。
以下は富山県内でフラット35を申し込める金融機関の金利です。手数料など商品性に若干の違いはありますが、SBIアルヒの金利が富山県内の地銀よりも低く設定されていることがわかります。
富山県で「フラット35」を利用できる主な金融機関の比較 | ||
---|---|---|
銀行名 | 金利 | 公式サイト |
北陸銀行 | フラット20:1.490% フラット35:1.880% | 公式サイト |
富山銀行 | フラット20:1.450% フラット35:1.840% | 公式サイト |
富山第一銀行 | フラット20:1.760% フラット35:2.150% | 公式サイト |
ARUHI(SBIアルヒ) | フラット20:1.440% フラット35:1.830% | 公式サイト |
※ 2024年5月の融資率90%以内の金利になります。 |
同じフラット35でも申し込む金融機関により金利にも違いがあることがわかりました。
地元の銀行とインターネット銀行の違いは?
SBIアルヒが提供するフラット35の方が金利が低そうですが、もう1つ違いがあります。それは、インターネットで簡単に申し込めるかという点です。地方銀行のフラット35の場合、店舗相談を経て申し込むことになります。土日は店舗が開いていなかったり、事前に来店予約しないと相談できなかったり、臨機応変に申し込むことができません。
その点、SBIアルヒであればネットから簡単に申込を行うことができます。もちろん、近くに店舗がある場合は店舗で相談することもできます。
他にも申し込める銀行はある
SBIアルヒは富山県に店舗がありますが、富山県に店舗がない銀行でもネット銀行であれば簡単に申込できます。例えば、住信SBIネット銀行のフラット35は全国区で申込を受け付けています。
ネット銀行なので自分の好きな時にインターネット経由で申込できますし、申込や審査はもちろん無料です。
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