京都府に住んでいる人が真っ先に思い浮かぶ銀行と言えば、京都市下京区に本店がある京都銀行です。

京都銀行は京都府内で唯一の地方銀行として預金額・貸出額ともに大きなシェアを誇り、多くの地元企業や府民がメインバンクとして利用しています。

 

もし京都府に住んでいる人が「フラット35」を借りようと思ったら、一番に思い浮かぶのが京都銀行だと思います。

ただし、「フラット35」は提供する金融機関により、金利と事務手数料に違いがあるため、しっかり比較して申込先を選ぶことが大切です。

それでは京都銀行のフラット35だけでなく、京都に住んでいる人が申込できる主な金融機関のフラット35を確認していきましょう。フラット35は完済までの金利が確定されるので、少しでも良い条件で申し込むことが大切です。

 

京都府で「フラット35」を借りられる銀行は?

京都府で「フラット35」を借りられる金融機関は多くありますが、ここでは、京都銀行とフラット35実行件数で1位を獲得し続けているSBIアルヒ、ネット銀行の中でも特にフラット35に力を入れている住信SBIネット銀行のフラット35について解説していきます。

 

京都銀行の「フラット35」

京都銀行のフラット35について、金利から確認していきましょう。以下は2024年5月の金利です。

京都銀行フラット35の金利(2024年5月)

タイプAとタイプBがありますが、どんな条件にせよ2%を超える金利です。次にタイプAとタイプBの違いである「手数料」について確認しておきましょう。

京都銀行のフラット35の手数料(2024年5月時点)

タイプAが55,000円(税込)、タイプBが2.2%(税込)の手数料がかかります。先ほどの表ではタイプBの金利の方が低かったですが、事務手数料はタイプAの方が安価な設定になっていることがわかります。

 

結論として、京都銀行のフラット35の条件は良いとは言えませんので、後述するSBIアルヒや住信SBIネット銀行のフラット35と比較するようにしてください。なお、京都銀行の公式ホームページには「フラット35」専用のページが用意されてはいますが、公式ホームページ内でフラット35を探すのは難しいぐらいで、フラット35に力を入れて販売している様子はありません。

京都銀行のフラット35の特徴の説明図です

 

SBIアルヒと住信SBIネット銀行のフラット35

まず、2024年5月のSBIアルヒと住信SBIネット銀行のフラット35の金利は以下の通りです。

 20年以下35年以下
SBIアルヒ年1.440%年1.830%
住信SBIネット銀行年1.440%年1.830%

※融資率9割以下の場合

 

京都銀行のフラット35よりかなり低い金利で借り入れできることがわかります。SBIアルヒも住信SBIネット銀行も「機構保証型」と呼ばれるフラット35を取り扱っていますが、上記は京都銀行フラット35と同じ、「機構買取型」のフラット35の金利をお示ししています。

 

なお、申込時にかかる事務手数料はいずれも2.2%(税込)なので、京都銀行のフラット35のタイプBの金利と比較すると良いでしょう。

 

 

 

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