銀行口座数が1,200万を突破し順調に利用者を増やしているだけでなく、株式上場も予定されている日本最大のネット銀行の楽天銀行。

 

楽天銀行が2022年7月の住宅ローン(金利選択型)の金利を発表しました。

 

楽天銀行ではフラット35も取り扱っていますが、変動金利や10年固定金利タイプなどの楽天銀行独自の住宅ローン「金利選択型」も取り扱っています。この金利選択型住宅ローンは毎月15日ごろに翌月の金利を発表するため他行より一足先に翌月の金利動向を知ることができます。

 

今回発表されたのは2022年7月の住宅ローン金利。さっそく、具体的に金利を確認していきましょう。

 

楽天銀行の住宅ローン

楽天銀行(金利選択型)の最新の金利動向は?

楽天銀行 住宅ローン(金利選択型) 2022年7月適用金利

金利タイプ

2022年5月金利

2022年7月金利

金利動向
変動金利年0.537%~年1.187%年0.537%~年1.187%据え置き
10年年1.215%~年1.865%

年1.207%~年1.857%

引き下げ

(上記以外の金利タイプについては楽天銀行の公式サイトなどで確認してください。)

 

金利の幅に注意

楽天銀行の住宅ローン(金利選択型)の金利は手数料が33万円(税込)で固定されることを考慮するとネット銀行の住宅ローンの中でも一定の競争力がある金利水準なのですが、それは「審査の結果で最優遇金利が適用された場合」に限られるので注意が必要です。

最優遇金利を期待して変動金利を申し込んで審査に通っても、変動金利で年1.10%以上という金利が提示される可能性があります。また、年収も400万円以上と厳しい基準が設定されている住宅ローンであることとや、審査の結果次第で適用される金利に大きな幅があることを考えると、楽天銀行の住宅ローンだけでなく、複数の住宅ローンに申し込みすることをおすすめします。

変動金利が低金利な銀行としては下記の3つがあげられます、金利も低く、いずれも年収基準で楽天銀行よりも条件が緩やかな住宅ローンです。

auじぶん銀行の住宅ローン

新生銀行の住宅ローン

イオン銀行の住宅ローン

 

長期金利の動向は?

次に過去1年の長期金利の推移を見て行きたいと思います。日本相互証券から引用した長期金利のグラフを紹介したいと思います。

長期金利は2022年に入り6年ぶりの水準に上昇しており、日銀が長期金利抑制のために指値オペを実施しています。米国のインフレおよび金利引き上げ観測により長期金利が上昇傾向で、日本の長期金利もこれに連動しているものです。

2月末から発生しているロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻により安全資産である国債が買われ長期金利の上昇に歯止めがかかっている状況です。

日本では長短金利操作付き量的・質的金融緩和が実施されており、ゼロ%を大きく上回る長期金利を日銀は認めないスタンスであり、今後も一本調子で金利が上昇していく状況ではありません。

長期金利の推移・動向

引用;日本相互証券

 

安い事務手数料と手厚い保障が魅力

続けて、楽天銀行の金利選択型の住宅ローンの特徴を解説していきます。

楽天銀行の金利選択型の魅力は、他の銀行よりも低い事務手数料と、無料の「全疾病保障特約」と「がん保障特約」の2つの疾病保障が付帯することの2つが挙げられます。

楽天銀行の「全疾病特約」とは?

「全疾病保障特約」では、団信で保障される死亡または高度機能障害時に加えて、余命6ヶ月以内と宣告されたときに残りの住宅ローン残高が0円に、さらに病気やケガで就業不能になった場合の住宅ローン返済額の保障、更に所定の就業不能状態が1年を超えて継続した場合にも住宅ローン残高が0円になる保障です。

楽天銀行の「がん保障特約」とは?

「がん保障特約」はがんと診断されると残りの住宅ローン残高が半分になる保障です。

さらに毎月27日に所定の就業不能状態が15日を超えて継続しているとき、毎月の住宅ローン返済額を最大36ヶ月まで保障してくれるという2つの保障となっています。

楽天銀行の金利選択型住宅ローンのがん保障特約の説明図です

他の銀行でも「3疾病保障」「8疾病保障」は付帯することが出来ますが、保険料として金利に0.3%程度の上乗せが必要になります。
3,000万円の借り入れであれば200万円近く返済額が増えてしまうわけですが、2つの疾病保障でがんと診断されたときに加えて、病気やケガで就業不能になった場合に受託ローン残高と月の返済の両面から保障が無料で用意されていることは、楽天銀行の金利選択型住宅ローンの大きなメリットと言えるでしょう。

ただし、がん保障特約(50%保障・100%保障)は、融資実行日の年齢が満50歳以下でないと加入できないので注意が必要です。

 

楽天銀行は事務手数料が安い

2つ目のポイントが事務手数料です。

一般的にネット銀行の事務手数料は、借入額の2.20%(税込)が普通です。
この事務手数料の2.20%(税込)はどのくらいの金額になるのでしょうか。みてみましょう。

楽天銀行(金利選択型)とネット銀行の事務手数料の違い
借入額一般的な金融機関楽天銀行差額
2,000万円440,000円330,000円110,000円
3,000万円660,000円330,000円330,000円
4,000万円880,000円330,000円550,000円
5,000万円1,100,000円330,000円770,000円

※いずれも税込

主要ネット銀行では借入額が大きくなればなるほど事務手数料も高くなりますが、楽天銀行の金利選択型ではいくら借入れても一律で330,000円(税込)と他の銀行よりも安く済ませることができます

事務手数料は住宅ローンの借入時に一括で支払う必要がありますし、なにより元金が減るわけでもない単なる”手数料”は少しでも安く済ませたいものです。
住宅ローン契約時の諸費用で何十万円も安くすむのが楽天銀行の金利選択型住宅ローンになります。

 

金利は他の銀行よりも高め

この2つ以外にもメリットがありますし、逆に審査に時間がかかることや変動金利も含めて金利がやや高いことがデメリットとして上げられます。

また、楽天銀行の住宅ローンの審査の結果で提示する金利を変える仕組みが採用されているので要注意ですし、事務手数料も楽天銀行より安い住宅ローンがあり、例えば、新生銀行とソニー銀行は楽天銀行よりも事務手数料が安く設定されています。

 

事務手数料が安い住宅ローン
銀行名事務手数料(税込)
ソニー銀行のロゴ画像です44,000円~
55,000円~

 

特にソニー銀行の住宅ローンは44,000円(税込)~と保証料がかからない住宅ローンの中では特筆すべき安さのの事務手数料です。

 

当サイトの金利タイプ別比較ランキングの変動金利比較ランキングなども参考にしてみてください。

 

楽天銀行の金利選択型住宅ローンについては詳細に解説したこちらの記事も参考にしてみてください。
>>楽天銀行の住宅ローンの落とし穴とデメリット(フラット35・金利選択型)

 
 

 

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