口座数が1,100万を超し、日本最大の規模を誇る楽天銀行が2021年10月の住宅ローン(金利選択型)の金利を発表しました。

楽天銀行ではフラット35も取り扱っていますが、変動金利や10年固定金利タイプなどの楽天銀行独自の住宅ローン「金利選択型」も取り扱っています。

金利選択型住宅ローンは毎月15日ごろに翌月の金利を発表するため他行より一足先に翌月の金利動向を知ることができます。

今回発表されたのは2021年10月の住宅ローン金利。さっそく、具体的に金利を確認していきましょう。

楽天銀行の住宅ローン

楽天銀行(金利選択型)の最新の金利動向は?

楽天銀行 住宅ローン(金利選択型) 2021年10月適用金利

金利タイプ

9月金利

10月金利

金利動向
変動金利0.517%~1.167%0.517%~1.167%据え置き
10年0.812%~1.462%0.845%~1.495%

引き上げ

2021年10月は、変動金利は据え置き、10年固定金利タイプは金利引き上げとなっています。

(上記以外の金利タイプについては楽天銀行の公式サイトなどで確認してください。)

 

金利の幅に注意

楽天銀行の住宅ローン(金利選択型)の金利は手数料が33万円(税込)で固定されることを考慮するとネット銀行の住宅ローンの中でも一定の競争力がある金利水準なのですが、それは「審査の結果で最優遇金利が適用された場合」に限られるので注意が必要です。

最優遇金利を期待して変動金利を申し込んで審査に通っても、変動金利で年1.10%以上という金利が提示される可能性があります。また、年収も400万円以上と厳しい基準が設定されている住宅ローンであることとや、審査の結果次第で適用される金利に大きな幅があることを考えると、楽天銀行の住宅ローンだけでなく、複数の住宅ローンに申し込みすることをおすすめします。

変動金利が低金利な銀行としては下記の3つがあげられます、金利も低く、いずれも年収基準で楽天銀行よりも条件が緩やかな住宅ローンです。

auじぶん銀行の住宅ローン

新生銀行の住宅ローン

イオン銀行の住宅ローン

 

 

長期金利の動向は?

次に過去1年の長期金利の推移を見て行きたいと思います。日本相互証券から引用した長期金利のグラフを紹介したいと思います。

長期金利は2021年2月下旬にかけて5年ぶりの水準(とはいっても、年0.150%)にまで上昇しましたが、直近はこの動きも落ち着き、ほぼ0%の水準にまで戻ってたのち、足元は少し反発しています。

この動きに連動して、楽天銀行の10年固定金利は金利引き上げとなったと思われます。

長期金利の推移・動向

引用;日本相互証券

 

安い事務手数料と手厚い保障が魅力

続けて、楽天銀行の金利選択型の住宅ローンの特徴を解説していきます。

楽天銀行の金利選択型の魅力は、他の銀行よりも低い事務手数料と、無料の「全疾病保障特約」と「がん保障特約」の2つの疾病保障が付帯することの2つが挙げられます。

楽天銀行の「全疾病特約」とは?

「全疾病保障特約」では、団信で保障される死亡または高度機能障害時に加えて、余命6ヶ月以内と宣告されたときに残りの住宅ローン残高が0円に、さらに病気やケガで就業不能になった場合の住宅ローン返済額の保障、更に所定の就業不能状態が1年を超えて継続した場合にも住宅ローン残高が0円になる保障です。

楽天銀行の「がん保障特約」とは?

「がん保障特約」はがんと診断されると残りの住宅ローン残高が半分になる保障です。

さらに毎月27日に所定の就業不能状態が15日を超えて継続しているとき、毎月の住宅ローン返済額を最大36ヶ月まで保障してくれるという2つの保障となっています。

楽天銀行の金利選択型住宅ローンのがん保障特約の説明図です

他の銀行でも「3疾病保障」「8疾病保障」は付帯することが出来ますが、保険料として金利に0.3%程度の上乗せが必要になります。
3,000万円の借り入れであれば200万円近く返済額が増えてしまうわけですが、2つの疾病保障でがんと診断されたときに加えて、病気やケガで就業不能になった場合に受託ローン残高と月の返済の両面から保障が無料で用意されていることは、楽天銀行の金利選択型住宅ローンの大きなメリットと言えるでしょう。

ただし、がん保障特約(50%保障・100%保障)は、融資実行日の年齢が満50歳以下でないと加入できないので注意が必要です。

 

楽天銀行は事務手数料が安い

2つ目のポイントが事務手数料です。

一般的にネット銀行の事務手数料は、借入額の2.20%(税込)が普通です。
この事務手数料の2.20%(税込)はどのくらいの金額になるのでしょうか。みてみましょう。

楽天銀行(金利選択型)とネット銀行の事務手数料の違い
借入額一般的な金融機関楽天銀行差額
2,000万円440,000円330,000円110,000円
3,000万円660,000円330,000円330,000円
4,000万円880,000円330,000円550,000円
5,000万円1,100,000円330,000円770,000円

※いずれも税込

主要ネット銀行では借入額が大きくなればなるほど事務手数料も高くなりますが、楽天銀行の金利選択型ではいくら借入れても一律で330,000円(税込)と他の銀行よりも安く済ませることができます

事務手数料は住宅ローンの借入時に一括で支払う必要がありますし、なにより元金が減るわけでもない単なる”手数料”は少しでも安く済ませたいものです。
住宅ローン契約時の諸費用で何十万円も安くすむのが楽天銀行の金利選択型住宅ローンになります。

 

金利は他の銀行よりも高め

この2つ以外にもメリットがありますし、逆に審査に時間がかかることや変動金利も含めて金利がやや高いことがデメリットとして上げられます。

人気の高い変動金利・10年固定金利どちらも審査結果により金利に幅があり、最低金利でも他のネット銀行よりも高い金利設定となっています。

事務手数料についても、楽天銀行より安い住宅ローンが存在します。

具体的に、下記の2行は楽天銀行より大幅に事務手数料が安くなっています。

事務手数料が安い住宅ローン
銀行名事務手数料(税込)
ソニー銀行のロゴ画像です一律44,000円
55,000円~
165,000円

楽天銀行の金利選択型住宅ローンよりも事務手数料が安い住宅ローンをピックアップしてみました。
中でもソニー銀行の住宅ローンはいくら借りれても一律で44,000円(税込)と業界最低水準の事務手数料となっています。
事務手数料の安い住宅ローンを探している方に大変おすすめなのがソニー銀行の住宅ローンです。

 

楽天銀行より低い住宅ローンもあること、事務手数料でもより安い住宅ローンがあることを考えると、楽天銀行以外の住宅ローンも比較検討先に加えたほうがよさそうです。

 

当サイトの金利タイプ別比較ランキングの変動金利比較ランキングなども参考にしてみてください。

 

楽天銀行の金利選択型住宅ローンについては詳細に解説したこちらの記事も参考にしてみてください。
>>楽天銀行の住宅ローンの落とし穴とデメリット(フラット35・金利選択型)

 
 

 

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