
福島県は東北地方南部に位置し、面積は国内で3番目に大きい県です。県内に本店を置く地方銀行は東邦銀行・福島銀行・大東銀行の3行で、預金額・貸出額・店舗数で県内随一のシェアを持つのが東邦銀行、それに次ぐのが福島銀行と大東銀行です。
3行とも全期間固定金利の「フラット35」を取り扱っていますが、フラット35は商品名が同じでも、取扱金融機関によって金利や融資事務手数料が異なります。どこで借りても同じではないため、表面の金利だけでなく総支払額で比べることが大切です。
このページでは、福島県内でフラット35を提供する地方銀行に加え、フラット35取扱いシェア上位のSBIアルヒ(旧ARUHI)も含めて、当サイトの視点(金利だけでなく事務手数料・つなぎ融資まで含めた総コスト)で比較します。

福島県でフラット35を比べるときのポイント
フラット35を比較するときに見るべきは、主に次の4点です。金利だけで判断せず、諸費用や使い勝手まで含めて確認しましょう。
| 比較の観点 | 見るポイント | 備考 |
|---|---|---|
| 金利 | フラット35(買取型)の適用金利。機関ごとに上乗せが異なる | 地銀は概ね最頻金利前後。各行公式で要確認 |
| 融資事務手数料 | 借入額の◯%(税込)か、定額か | 地銀は2.20%が標準。Web割引で差が出る |
| つなぎ融資 | 注文住宅の着工金・中間金に対応できるか | 対応の有無は各行公式で要確認 |
| 申込・相談 | 店頭相談かWeb完結か、来店の要否 | SBIアルヒはWeb(ダイレクト)と郡山の店舗の両対応 |
フラット35の金利(2026年6月時点)
フラット35(買取型)の金利は、住宅金融支援機構の基準に各取扱機関が上乗せして決めるため、機関ごとに差が出ることがあります。2026年6月の買取型・融資率9割以下・返済期間21〜35年の最頻金利は年3.21%、フラット20(同・返済期間15〜20年)は年2.89%です(住宅金融支援機構公式)。日銀の追加利上げを受けて長期金利が上昇し、フラット35の金利は現行制度で初めて3%台に乗り、過去最高水準まで上がっています。
東邦銀行・福島銀行・大東銀行のフラット35もおおむねこの水準前後ですが、各行の最新の適用金利は必ず公式サイトでご確認ください。なお、フラット35は申込時ではなく融資実行時の金利が適用される点にも注意が必要です。
融資事務手数料の違いが総コストを左右する
金利が共通水準に近いぶん、福島県でフラット35を選ぶときの実質的な差は「融資事務手数料」に表れます。地方銀行(東邦・福島・大東)の事務手数料は借入額の2.20%(税込)が標準です。一方、SBIアルヒの事務手数料は、店頭・Web専用の「SBIアルヒ ダイレクト」いずれも対象商品で借入額の2.20%(税込・最低220,000円)です(以前あったWeb申込での半額〈1.10%〉優遇は終了。最新は公式でご確認ください)。借入額が大きいほど、この差は総コストに大きく効いてきます。
| 借入額 | 2.20%(税込)の場合 | 1.10%(税込)の場合 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2,000万円 | 440,000円 | 220,000円 | 220,000円 |
| 3,000万円 | 660,000円 | 330,000円 | 330,000円 |
| 4,000万円 | 880,000円 | 440,000円 | 440,000円 |
| 5,000万円 | 1,100,000円 | 550,000円 | 550,000円 |
※ 事務手数料は税込。SBIアルヒの事務手数料は2.20%(最低220,000円)が標準です(以前のWeb半額優遇は終了)。地銀の事務手数料・最新条件は各行公式でご確認ください。
つなぎ融資への対応も確認を
注文住宅でマイホームを建てる場合、土地代金や着工金・中間金など、住宅完成(フラット35の実行)より前に資金が必要になる場面があります。このときに使うのが「つなぎ融資」です。フラット35そのものは完成・引き渡し時に実行されるため、つなぎ融資に対応していない金融機関だと、注文住宅では別途ほかのつなぎ資金を用意する必要があります。
つなぎ融資への対応は金融機関によって異なります。注文住宅を検討している方は、申込前に各行公式で『つなぎ融資の取扱いがあるか』を必ず確認しましょう。建売・中古住宅の購入で完成済み物件の場合は、つなぎ融資が不要なケースが多くなります。
福島県でフラット35を借りるなら——総コストで判断を
福島県でフラット35を選ぶ際、金利は機関間で大きくは変わらない一方、金利・事務手数料(いずれも2.20%が標準)に加え、団信や独自商品の違いが総コストの分かれ目になります。SBIアルヒは来店不要のWeb申込に対応し、独自の「ARUHIスーパーフラット」など選択肢が広いのが強みです。SBIアルヒは独自の「ARUHIスーパーフラット」など商品ラインアップも幅広く、フラット35の取扱実績でも長年トップクラスのシェアを持ちます。
郡山市にはSBIアルヒの店舗もあり、対面での相談・申込も可能です。ただし店舗を利用した場合の融資事務手数料は2.20%(税込)となり、福島県の地銀各行と同水準になります(店舗の有無・所在は変わる場合があるため公式でご確認ください)。一方、東邦銀行など地元の地銀は、普段から取引があり相談しやすい安心感があります。「相談のしやすさ」と「総コストの安さ」のどちらを優先するかで選ぶとよいでしょう。最新の金利・手数料・つなぎ融資の取扱いは、必ず各金融機関の公式サイトでご確認ください。

よくある質問(FAQ)
Q. 同じフラット35なら、どこで借りても金利は同じ?
A. 基本の仕組みは同じですが、各取扱機関が金利を設定するため差が出ることがあります。多くの地銀は最頻金利前後ですが、申込前に各行の適用金利を確認しましょう。フラット35は実行時の金利が適用される点も重要です。
Q. 金利が同じくらいなら、何で選べばいい?
A. 融資事務手数料(借入額×料率)とつなぎ融資の対応、相談のしやすさです。とくに事務手数料は2.20%か1.10%かで数十万円単位の差になります。
Q. 2026年のフラット35の金利は高い?
A. 2026年6月の買取型・最頻金利は年3.21%(融資率9割以下・21〜35年)と、制度開始以来の高水準です。日銀の利上げで長期金利が上昇しているためで、変動金利との金利差も広がっています。固定の安心と金利水準のバランスを踏まえて検討しましょう。
