住宅ローンの審査書類を準備してスケジュールを確認する人のイメージ

購入した物件の引渡し日が決まっているのに、肝心の住宅ローン審査がまだ通っていない――。こうした事態を避けるため、当サイトでは3〜4の借入れ候補に同時に申し込むことをおすすめしています。ただし、それぞれのサイトで必要事項を何度も入力するのは意外と手間がかかります。

申し込む住宅ローンの審査にどのくらい時間がかかるかを把握しておくと、同時に申し込む本数を絞れることがあり、住宅購入の計画も立てやすくなります。今回は審査時間が短い住宅ローンを、事前審査・本審査の日数の目安とあわせて整理しました。

もっとも、審査が速いだけでは意味がありません。金利の低さや、無料の疾病保障による手厚い保障といった総合的な条件(金利・諸費用・団信を含めた総支払額)も満たしていることが前提です。その視点で、審査時間の短いおすすめの住宅ローンを見ていきましょう。

基本的に審査は事前(仮)審査と本審査の2回

まず、住宅ローンの申込みから契約までの流れを確認しましょう。

住宅ローンの審査の流れの説明図です

上図は住宅ローンの一般的な流れの例です。申し込みと同時に事前審査が行われ、そのあと本審査に進むのが一般的な流れで、申込みから融資実行まではおおむね30〜45日が目安となります。

ネット銀行のほうが審査時間は短めの傾向

審査にかかる時間は銀行によって差があり、大手銀行よりもネット銀行のほうが比較的短い時間で終わる傾向があります。特に、インターネットで申込みから契約まで完結するネット完結型は、紙の書類のやり取りが少ないぶん審査が短くなりやすいのが理由です。では、審査時間が短く、かつ金利も低いおすすめの住宅ローンを見てみましょう。

住宅ローンの審査時間を比較

各銀行の審査時間の目安
銀行名事前審査本審査おすすめポイント
ソニー銀行最短即日最短5営業日事務手数料が一律44,000円(税込)の定額プランあり、がん団信50が無料で付帯
SBIアルヒ最短当日(店舗)最短3営業日(店舗)「フラット35」で金利・事務手数料ともに低水準。Web申込にも対応
SBI新生銀行なし本審査のみ原則として事前審査はなく本審査のみで完結(全体では最短1ヶ月半程度)

事前審査を最短即日で回答できるソニー銀行や、店舗で当日回答が可能なSBIアルヒは、回答の速さが魅力です。事前審査に通ったからといって本審査に通るとは限りませんが、事前審査の結果が早く分かれば次のアクションに移りやすくなります。

また、SBI新生銀行は原則として事前審査(仮審査)を行わず、本審査のみで完結するのが特徴です(デメリットではなく、手続きの構造の違いです)。仮審査がないぶん、他行と併願する場合は他行側の仮審査を先に済ませておくとよいでしょう。全体では申込みから融資実行まで最短1ヶ月半程度が目安です。

ここで挙げた銀行はいずれも審査が速い部類ですが、審査時間は申込状況・提出書類の充足・繁忙期(1〜3月の引越しシーズンや金利変動局面での申込増)などで前後します。最新の審査日数は各金融機関の公式サイトでご確認ください。

住宅の購入を検討している方は、融資実行日から逆算して余裕を持って申し込むことが重要です。複数の住宅ローンに申し込んでおけば、1つの審査に落ちても他で通る可能性を残せます。融資実行日まで時間がなく、まだ審査に通っていない方や、低金利で疾病保障が無料のネット銀行に興味がある方は、早めに申し込みを進めましょう。

審査時間を左右する主な要因

審査のスピードは、銀行の違いだけでなく申込者側の準備にも大きく影響されます。次の点に当てはまる場合は、通常より時間がかかりやすいので、早めの着手と書類の準備が肝心です。

  • 提出書類の不足・不備:追加書類の依頼が入ると、そのぶん審査が止まります。源泉徴収票・本人確認書類・物件書類などを事前にそろえておくとスムーズです。
  • 自営業・個人事業主・フリーランス:確定申告書(複数年分)や決算書の確認が必要で、会社員より審査に時間がかかる傾向があります。
  • 転職直後・収入合算・ペアローン:勤続年数や複数名の収入・信用情報の確認が加わるため、通常より日数を要することがあります。
  • 繁忙期:引越しシーズンや、金利の変動局面で借り換え申込が増える時期は、審査が混み合い長引くことがあります。

よくある質問

Q. 事前審査(仮審査)と本審査はどう違いますか?
事前審査は、年収や借入希望額などから「借りられそうか」を短時間で確認する簡易な審査です。本審査は、物件の担保評価や団信の加入可否まで含めた正式な審査で、通過すると正式に契約へ進めます。事前審査に通っても本審査で条件が変わる・通らないことはあるため、余裕を持って進めましょう。

Q. 審査を速くするコツはありますか?
必要書類を事前にそろえておくこと、記入内容に不備がないこと、そして複数行に同時に申し込んで結果を待つことが有効です。審査の速さだけで決めず、金利・事務手数料・団信を含めた総支払額もあわせて比較しましょう。

 

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