楽天銀行は楽天市場や楽天証券などを展開する楽天グループに属する銀行で旧イーバンク銀行を前身とするインターネット専業銀行です。2017年8月には口座数が600万を超えており、インターネット専業銀行としては日本で始めての達成となり、2001年に開業をしてから順調に口座数を増やしています。

楽天銀行の公式サイトはこちら https://www.rakuten-bank.co.jp/

楽天銀行の口座数

楽天銀行では外貨預金、FX、投資信託、海外送金、カードローン、BIG・TOTOや公営競技などの取り扱いとともに、楽天銀行(フラット35)楽天銀行(金利選択型)の2つの住宅ローンを取り扱いしています。特にフラット35は2016年度にみずほ銀行を抜き、国内銀行で取り扱い件数シェアが1位になる躍進見せています。

これだけ人気の楽天銀行の住宅ローンですが、気になるのが住宅ローン審査についてですね、厳しいのはそうではないのかについて本サイト独自の視点で解説していきたいと思います。

楽天銀行の住宅ローン(フラット35)の最新金利や商品詳細情報はこちら

 

楽天銀行の住宅ローン(金利選択型)の最新金利や商品詳細情報はこちら

 

 

金利選択型とフラット35の商品性を比較!【2018年7月金利】

最初に楽天銀行(フラット35)楽天銀行(金利選択型)の商品性の違いを比較してみましょう。まず、フラット35は15年から35年返済の長期固定金利を取り揃えている一方で、金利選択型は10年までの比較的な短期固定金利と変動金利を扱っています。

審査結果による融資実行される金利がどうなるかも、両者では大きくことなります。フラット35が審査結果に関わらず金利が変わりませんが、金利選択型は審査の結果で適用される金利に幅があります。審査で良い結果を残せないと金利が高くなってしまう可能性があるわけです。この仕組みはネット銀行としては珍しく、じぶん銀行の住宅ローン住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンなどはフラット35と同じように適用される金利に幅はありません。

※メガバンクや地銀の住宅ローンは適用される金利が審査結果で変わるものが大半なので住宅ローン業界全体としては珍しいものではありません。

 

団信や疾病保障でも大きな違いがありますし、事務手数料も異なっています。同じ楽天銀行で申し込める住宅ローンといっても全く別物なので当然ですね。

  フラット35 金利選択型

金利

15年以上~20年まで 年1.29%

21年以上~35年まで 年1.34%

変動金利 年0.527%~

10年固定金利 1.152%~

金利引き下げ幅

審査結果で変化なし

審査により引き下げ幅が異なる

(※上記金利で借りれない場合がある)

団体信用生命保険

金利込み(加入任意)

金利込み
疾病保障 8疾病保障が無料

新3大疾病が年0.24%金利上乗せ

ガン保障付き団信が年0.30%金利上乗せ

その他保障 失業保障・入院保障特約 失業保障・入院保障特約
保証会社 不要 不要
融資事務手数料 融資額の0.972%から 一律324,000円
融資限度額 8,000万円

1億円

※近日中に2億円に変更

楽天銀行の「8疾病就業不能保障」の図

 

 

金利選択型とフラット35の審査基準を比較!

それでは、楽天銀行の住宅ローンの審査が甘いのか厳しいのか、具体的な審査基準を比較ながら確認していきましょう。

  フラット35 金利選択型
年収 100万円程度でも可 400万円以上
職業・雇用形態 パート、アルバイト、派遣社員も可 パート、アルバイトは不可
勤続年数 転職直後、起業直後でも可 1年以上(個人事業主・法人代表は2年以上)
資金用途 セカンドハウス可 セカンドハウス不可
団信 任意(ワイド団信なし) 必須(ワイド団信なし)
 年齢 70歳未満で、完済時年齢が満80歳未満 65歳6ヶ月未満で、完済時年齢が満80歳未満
 諸費用 組み込み 可能  可能 
 ペアローン・収入合算 収入合算は可  債務連帯は可

年収・雇用形態・勤続年数でかなりの違いがあることがわかります。特に年収基準は全く異なっていることがわかります。

一言で言えば楽天銀行(フラット35)は金利選択型と比べるとかなり審査が甘く(利用しやすい)、楽天銀行(金利選択型)は審査基準が厳しく設定されていることがわかります。特に年収基準はかなり厳しめとなっていますので注意するようにしましょう。

なお、フラット35の審査基準は楽天銀行が決めているものではなく、国交省などが所管する社団法人の住宅金融支援機構の基準にそって審査が行われているだけなので、楽天銀行のフラット35と言うより、フラット35の審査基準そのものが利用しやすい内容になっていると表現するのが正しいでしょう。

フラット35の審査基準についてはフラット35の審査は甘い?通りやすい?を参考にしてください。

 

金利選択型とフラット35の借り入れ可能額(限度額)を比較!

続いて、年収ごとの借り入れ可能額(限度額)を確認して審査の厳しさを比較してみましょう。

※フラット35は2018年7月適用金利より算出、金利選択型の可能額については、当月の上限金利を適用して試算しています。

年収 フラット35 金利選択型
100万円 829万円
200万円 1,659万円
300万円 2,489万円
400万円 3,871万円 3,117万円
500万円 4,839万円 4,546万円
600万円 5,807万円 5,456万円
700万円 6,755万円 6,365万円
800万円  7,743万円 7,274万円

いずれもフラット35の方が借り入れ可能額(限度額)が大きくなりました。特に年収が400万円の場合には、差額で700万円(20%)も多く借りれる試算となっています。借り入れ限度額の面からもフラット35のほうが審査が甘い、寛容であると言えますね。

住宅ローンは「審査に通りやすい」としても「希望する金額を貸してもらいにくい」のであれば、住宅ローンの審査は厳しいと判断しなければなりません。「希望する金額を貸してもらえる可能性」という観点でもフラット35の方に軍配があがることがわかります。審査に通っても減額されたら意味がないですからね。

なお、さらに詳しく借り入れ可能額(限度額)をシミュレーションしたい場合には

https://www.rakuten-bank.co.jp/home-loan/simulation/income.html

からシミュレーションするようにしてください。

 

金利選択型とフラット35の審査日数・審査期間を比較!

次に金利選択型とフラット35の審査日数と審査期間の比較をして見ましょう。

こうして比較するとフラット35は金利選択型に比べ審査が遅いことが分かりますね。

  フラット35 金利選択型
新規 借り換え 新規 借り換え
仮審査 最短翌日 最短翌日 最短翌日 最短翌日
本審査 7日~14日 7日~14日 2日~10日 3日~7日
融資実行まで 最短35日 最短35日 最短20日 最短20日

楽天銀行の住宅ローン審査の流れ(日数)

 

楽天銀行の住宅ローン審査 事前審査で信用情報の照会は行われる?

楽天銀行の住宅ローン事前審査で信用情報機関への照会が行われるかという点を気にされている方もいらっしゃるかもしれません。

結論から申し上げると事前審査で信用情報機関への照会が行われていると考えたほうがよさそうです。いずれにしても本審査のタイミングでは確実に信用情報機関への照会が行われます。

信用情報機関での支払い遅延、延滞、破産、任意整理、自己破産などの金融取引に関するブラック(事故)の情報は5年間記録が残るため、事前審査から本審査への期間の間にどうかなるものではないと考えたほうがよいでしょう。

日本国内には

日本信用情報機構(JICC)
シーアイシー
全国銀行個人信用情報センター

の3つの信用情報機関が存在しているので、住宅ローン仮審査前に、ご自身の信用情報を照会するのもよい手かもしれませんね。

 

金利選択型とフラット35の審査の必要書類は?

必要書類 正社員・契約社員・派遣社員 自営業・個人事業主 会社役員
住民票原本
運転免許証など
源泉徴収票
住民税特別徴収税額の通知書(納税義務者用)原本
住民税課税証明書原本
確定申告書および付表 不要
所得税納税証明書 確定申告している方は必要
法人の決算報告書コピー 不要 不要
法人の法人確定申告書コピー 不要 不要
その他物件に関する書類

 

金利選択型とフラット35は保証会社が不要

メガバンクや地銀、信金などの住宅ローンでは系列の保証会社による保証を受けることが住宅ローンを組む条件となり、住宅ローン申し込み時には保証会社による審査も行われることとなります。

楽天銀行の金利選択型とフラット35では保証会社による保証が必要なく、審査も不要となっています。

 

楽天銀行の金利選択型に審査落ち?住宅ローン審査対策とは?

楽天銀行の金利選択型は審査基準が厳し目となっており、残念ながら住宅ローン審査落ちとなるケースがあるかもしれません。

想定される審査落ちの理由としては

・年収が400万円未満であった(返済負担率の問題)

・継続的な収入を得られないと判断された

・健康上の理由で団信や疾病保障に加入できなかった

・住宅評価額が借り入れ希望額に達しなかった

が想定されます。

年収が400万円以下の方であれば年収基準を200万円以上としているじぶん銀行au住宅ローン、100万円程度でも利用可能な楽天銀行(フラット35)への申し込みが対策と言えます。

じぶん銀行au住宅ローンであればワイド団信の取り扱いにも対応しており、健康上の理由で団信に加入できず住宅ローン審査落ちとなった方の対策ともなります。

 

【まとめ】楽天銀行の住宅ローン審査は厳しい?

審査基準や借り入れ可能額など様々な視点で楽天銀行(フラット35)楽天銀行(金利選択型)を比較してみましたが、フラット35の方が寛容である一方、金利選択型は厳しめという結果になりました。審査に通っても、減額されたり、適用される金利が高くなってはあまり意味がありません。年収が400万円を超えている(収入合算も可)であれば、2つの住宅ローンに申し込んで見るのは最善の方法と言えるでしょう。

 

【参考】楽天銀行で取り扱う各種ローン

カードローン

ブライダルローン

オートローン

フリーローン

デビットカード

教育ローン

 

 

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