3日に長期金利が急上昇しマイナス金利政策が導入される以前となるほぼ1年ぶりの高水準となりました。
日銀による無制限の「買い入れオペ」が実行され即座に長期金利は、日銀がコントロールしようととしている上限と考えられるプラス0.1%以下に低下しています。

この長期金利の上昇の要因は、日銀が国債の買い入れ量を減らしていたために、市場が長期金利を0%程度でコントロールすることを止めるのではないかとの憶測から、国債の買い入れを控えたことで一気に長期金利が上昇しました。

日銀は長期金利の0%程度でのコントロールをやめるのか?

今の状況で、日銀が0%程度で維持したい長期金利のコントロールをやめたらどうなるでしょうか。
おそらく長期金利は上昇するでしょう。

しかし、日銀の中曽宏副総裁は9日に行った講演で、市場の一部で浮上している長期金利の誘導目標を早期に引き上げるとの見方を否定しています。

今後も金融緩和の目標としている2%の物価上昇は「実現になお距離がある」と指摘し、短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%程度で維持する現行の金融緩和を「粘り強く推進するのが何よりも重要」と述べました。

これまでのように、昨年9月から行われている「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的金融緩和」により今後も長期金利を0%程度で維持していくことを明言しています。
つまり、今後も長期金利が大幅に上昇することがないということは、住宅ローン金利、特に長期の固定金利も大きく上昇することはないということですね。

これから住宅ローンの新規借入れや借り換えを考えている方には朗報です。

2017年3月の住宅ローン金利はどうなる?

今後しばらくは住宅ローン金利の上昇はないとは言え、気になるのが目先の3月の金利ですね。

長期金利の推移グラフです

日本相互証券株式会社HPより引用

長期金利は日銀の「買い入れオペ」により一時の上昇の勢いを無くし低下しています。

来週には毎月恒例のソニー銀行の3月の金利を発表します。
長期金利からみると今のところは先月と同じ水準なので、据置きになる可能性が強いです。

しかし、1月・2月でもあったキャンペーンによる特別金利や長期金利の動きと関係ない金利引下げに期待できそうです。
3月は住宅業界で最も活気づく繁忙期です。
当然、銀行は少しでも住宅ローンを利用してくれる顧客を獲得するために、気合の入った攻めた金利を提示していきます。
2月で言えば、金利を据置く銀行が多い中でじぶん銀行は10年固定金利を引下げて0.500%としていますし、住信SBIネット銀行は借り換え限定の特別金利で金利を引下げたキャンペーンをおこっています。
こういった動きが出てくることに期待したいですね。

まずは15日前後のソニー銀行の3月の適用金利の発表を待ちましょう。

その前に、3月に住宅ローンの新規借入れや借り換えを考えている方でまだ申込をしていない方は、早めに申し込んで3月の金利発表を待つのが懸命です。
住宅ローン金利は申込時ではなく融資の実行時に金利が決まるためですね。
目星をつけた候補の銀行に早めに申し込んでおきましょう。

 

 

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