2月に入り、上昇していた長期金利が今週に入り低下し始めています。
先日も、長期金利の急激な変動を抑えるために日銀が国債の買い入れ予定を事前に通達するというニュースをお知らせしましたが、これは2月に入り長期金利が急激に上昇したことが原因です。
日銀による国債の買い入れ量が、事前の予想よりも少なかった為に金利が急上昇しましたが、この時は無制限の買い入れオペを行い長期金利を低下させることに成功しています。
日銀は長期金利を0%程度で維持する「長短金利操作付き量的・質的金融緩和(イールドカーブコントロール)」を行なっていますが、そのレンジは±0.1%と考えられています。
このコントロールにより長期金利の上昇が無いということは、住宅ローン金利の特に10年固定金利も上昇することは無いといえます。
しかし、利用者としてはやはり「下がってほしい」というのが本音ですよね。
3月の住宅ローン金利予想でも、長期金利的には据え置きと予想しています。
しかし、繁忙期ということでキャンペーン的に金利引き下げがあるのでは無いかとしていましたが、長期金利が低下すれば金利引下げの可能性がぐんと高まります。
ただでさえ長期金利と関係なく金利を引き下げて少しでも顧客を獲得したい時期ですし、そこにきての長期金利の低下は銀行としても待ってました!という感じなんじゃないでしょうか。
24日の長期金利の終値はプラス0.06%と2ヶ月ぶりの水準となっています。
これは金利引下げに期待できますね。
3月に住宅ローンの新規借入れや借り換えを考えていた方には絶好のタイミングとなりそうですね。
もしまだ申込みを行なっていない方は、早めに申し込んでおきましょう。
3月の住宅ローンで金利引下げが期待できそうな住宅ローンはどこでしょうか。
おすすめは借り換え限定で10年固定金利を0.500%としているりそな銀行です。
1万人限定で「団信革命」とセットで借り入れると金利を0.1%優遇していくれるキャンペーンを行なっています。3月の金利引下げはかなり確率が高いと筆者個人は考えています。
さらにおすすめなのが借り換え限定の特別金利を提示している住信SBIネット銀行です。
このキャンペーンは申込の期限が終わっていますので、3月にどうするのか期待したいですね。借り換え限定のキャンペーンを再び行うことに期待したいですね。
住宅ローン選びの参考にしてみてください。
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