ネット銀行の利用者に調査している、オリコン日本顧客満足度ランキングで、住信SBIネット銀行が2016年の「ネット銀行」部門で3年連続の第1位を獲得しました。
住信SBIネット銀行はどんな銀行なのでしょうか。
住信SBIネット銀行とは
住信SBIネット銀行は、2007年に住友信託銀行(現:三井住友信託銀行)とSBIホールディングスが出資して設立された最大規模のインターネット専業銀行です。
手数料の安さと金利の高さ、そしてSBI証券との連携に優れているのが特徴で、住宅ローンをはじめ幅広い商品を扱っており、ユーザーにとって便利なサービスが多く、今回のランキングでは、「預金金利」・「手数料」・「手続き」・「利用のしやすさ」の4部門で1位を獲得し、銀行として高い顧客満足度を得ています。
そんな住信SBIネット銀行の住宅ローンはどんな商品なのでしょうか。
住信SBIネット銀行の住宅ローン
銀行としての高い顧客満足度を持つ住信SBIネット銀行ですが、住宅ローンでもその人気は高く、2016年4月には住宅ローン取扱額が2兆8,000億円を突破しています。これは大手の地方銀行と同じ規模となります。
住信SBIネット銀行の住宅ローンの特徴は、金利が低いことと、8疾病保障が無料で付帯することでしょう。
まず、住宅ローン金利ですが、新規借入の変動金利は0.568%、借り換えの場合には、0.497%、20年固定型金利は0.96%と20年以内のフラット35より低くなっています。
すでに他のネット銀行に劣らない低金利ですが、通常は金利に0.3%程の上乗せで付帯できる「8疾病保障」が無料で付帯するため、他の銀行で同じ保障を付帯した場合の金利を考えると圧倒的な低金利となっています。
8疾病保障とは、ガン・脳卒中・急性心筋梗塞で、所定の状態が60日以上継続した場合、高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎で就業不能状態が12ヶ月を超えて継続した場合に、住宅ローン残高が0円になる保障です。死亡時以外にも8つの疾病で長い治療が必要になった場合にも安心の保障です。
加えて、保証料・一部繰上返済手数料も無料となっていて、住宅ローンで頭を悩ます諸費用が低く抑えられるのも特徴です。
高い顧客満足度や、住宅ローン取扱額の高さが示す通り、新規の住宅ローンの借入れや借り換えをお考えの方におすすめの住宅ローンです。
オリコン日本顧客満足度ランキングの調査概要
事前調査:2015/03/01~2016/04/19
更新日:2016/06/01
回答者数:5,623サンプル
規定人数:100人以上
調査企業数:8社
定義:金融庁に「新たな形態の銀行」と分類されている銀行の内、原則的に店舗を設置せず、営業上必要な拠点のみを設置し、主にインターネットや電話 など通信端末を介して銀行業務サービスを提供する企業および、コンビニやショッピングセンター内などに設置されているATMによる決済業務を主要事業とす る企業を対象とする。
調査期間:2016/04/20~2016/04/26、2015/03/20~2015/03/27、2014/02/27~2014/03/04
調査対象者
性別:指定なし
年齢:18歳以上 (高校生は除く)
地域:全国
条件:過去5年以内にネット専業銀行のサービス利用を始めた人
設問内容
・フェイス設問 (居住地/家族構成/性別/年代/職業/婚姻状況)
・総合満足度
・他者推奨意向
・今後の利用意向
・友人同僚に勧める可能性(11段階評価)
など、満足度評価項目のほか、該当サービスの利用状況や検討内容を質問しています。
- 投稿タグ
- 住信SBIネット銀行, 疾病保障