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横浜銀行は神奈川県横浜市に本店をおく、国内最大級の地方銀行です。営業地域は神奈川県全域と東京都の一部に及び、千葉銀行と業務提携するなど広域での取り組みでも知られています。そんな横浜銀行の住宅ローンは、実際のところどうなのでしょうか。

この記事では、金利の数字だけでなく、団信(保障)の内容と、契約時にかかる保証料・事務手数料などの諸費用という「総コスト」の観点から、横浜銀行の住宅ローンのメリット・デメリットを解説します。

横浜銀行の住宅ローンってどうなの?

神奈川県内にお住まいの方にはおなじみの横浜銀行。まずは、多くの人が気にする団信(保障)と諸費用から見ていきましょう。

横浜銀行の住宅ローン「団信」

今の住宅ローンは団信への加入が必須で、一般団信の保険料は銀行負担(無料)が一般的です。横浜銀行も同様で、一般団信(死亡・所定の高度障害でローン残高が0円)は保険料0円で付帯します。加えて、がんや脳卒中・生活習慣病にも備えたい場合は、金利上乗せで疾病保障の特約を選べます(横浜銀行の団信は一般団信+5つの特約の計6種類)。上乗せ幅・加入年齢の条件は改定されることがあるため、下表は2026年時点の目安として、最新は公式でご確認ください。

横浜銀行の住宅ローン 団信と特約などの保障内容
保障の種類必要な金利保障内容
一般団信
(団体信用生命保険)
なし(無料)死亡または所定の高度障害等の場合に住宅ローン残高が0円になる保障です。
ガン保障特約・
入院保障付き
+0.2%程度がんと診断確定でローン残高が0円になり、病気やケガによる入院時に入院一時金+入院保険金が支払われる保障です。
3大疾病保障特約+0.25%程度がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態のときに残高が0円。3大疾病特約に年0.30%の上乗せを求める銀行が多い中、横浜銀行は年0.25%程度と低めです。
8大疾病保障特約+0.3%程度3大疾病に加え、高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎で就業不能が12か月超継続した場合に残高が0円。奥さまガン保障も付帯します。
全傷病(全疾病)保障特約+0.35%程度がん・3大疾病に加え、それ以外の病気やケガで就業不能が12か月超継続した場合に残高が0円。入院時に入院一時金10万円も支払われます。
ワイド団信+0.3%程度団信の加入条件を緩和したプラン。保障内容は一般団信と同じで、健康に不安がある方向けです。

ガン保障特約・入院保障付き

適用金利に年0.2%程度の上乗せで、ガン保障特約・入院保障付きを付帯できます。がんと診断確定された場合に住宅ローン残高が0円になり、さらに病気やケガによる入院時には入院一時金に加えて所定の入院保険金が支払われます。親族にがんの経験がある方などは、上乗せしてでも備えを検討したい保障です。横浜銀行のガン保障特約付き住宅ローンの説明図

8大疾病保障特約

年0.3%程度の上乗せで付帯できるのが8大疾病保障特約です。ガン保障・入院保障に加え、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が継続した場合、高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎で就業不能が12か月を超えた場合に残高が0円になります。さらに、奥さまガン保障により配偶者が女性特有のがんになった場合に入院一時金を受け取れます(保障の詳細・金額は公式でご確認ください)。横浜銀行の8大疾病保障特約付き住宅ローンの説明図

横浜銀行の住宅ローン「諸費用」

横浜銀行の諸費用は、標準型(保証料型)と融資手数料型の2タイプから選べます。ただし固定金利型・超長期固定金利型では融資手数料型を選べません(変動金利型などが対象)。下表は2026年時点の目安です(金額・料率の最新は公式でご確認ください)。

横浜銀行の住宅ローン 諸費用
タイプ保証料融資事務手数料不動産担保取扱手数料
標準型借入金額・借入期間により変動(借入額100万円あたりで算出。借入額・期間で異なる)22,000円(税込)33,000円(税込)
融資手数料型0円借入金額×2.20%(税込)33,000円(税込)

目安として、たとえば3,000万円を35年で借りる場合、標準型は保証料(借入額・期間で決まる)+事務手数料22,000円+不動産担保取扱手数料33,000円融資手数料型は融資事務手数料が借入額×2.20%(3,000万円なら660,000円〈税込〉)+不動産担保取扱手数料33,000円という構成になります。繰上返済で早く完済する予定なら標準型(戻し保証料が受けられる場合がある)、金利を抑えたいなら融資手数料型、といった選び方が基本です。

横浜銀行の住宅ローンのメリット

メリット1.ローンセンターで専門家に相談できる

横浜銀行は横浜市・川崎市を中心に、住宅ローンの専門スタッフが相談に応じるローンセンターを展開しています。日曜日も営業しているため、平日に銀行へ行く時間が取りにくい方でも相談しやすいのが利点です。店舗で対面相談しながら契約を進められるのは、ネット銀行にはない安心につながります。以下は主なローンセンターです(店舗・営業時間は変更される場合があるため、最新は公式でご確認ください)。

横浜市内のローンセンター

  • 横浜駅前住宅ローンセンター(横浜市西区南幸1-3-2)
  • 上大岡住宅ローンセンター(横浜市港南区上大岡西1-6-1)
  • 東戸塚駅前住宅ローンセンター(横浜市戸塚区品濃町538-1)
  • 綱島住宅ローンセンター(横浜市港北区綱島西2-1-16)
  • 二俣川住宅ローンセンター(横浜市旭区二俣川2-50-14)
  • あざみ野住宅ローンセンター(横浜市青葉区新石川1-4-3)
  • 中山住宅ローンセンター(横浜市緑区中山4-31-25)

川崎市内のローンセンター

  • 川崎住宅ローンセンター(川崎市川崎区南町1-1)
  • 溝口住宅ローンセンター(川崎市高津区溝口1-11-3)
  • 新百合ヶ丘住宅ローンセンター(川崎市麻生区上麻生1-6-2)

横浜市・川崎市以外の神奈川県内のローンセンター

  • 藤沢住宅ローンセンター(藤沢市藤沢460-9)
  • 茅ヶ崎住宅ローンセンター(茅ヶ崎市新栄町9-16)
  • 平塚住宅ローンセンター(平塚市宝町1-1)
  • 大和住宅ローンセンター(大和市大和東1-8-1)
  • 厚木住宅ローンセンター(厚木市中町2-2-1)
  • 相模原駅前住宅ローンセンター(相模原市中央区相模原2-1-1)
  • 横須賀住宅ローンセンター(横須賀市若松町2-4)

営業時間は各センターとも平日9:00〜15:00・日曜10:30〜16:00が目安です(最新は公式でご確認ください)。

メリット2.新規借り入れの変動金利が地銀としては低め

横浜銀行の住宅ローンは、地方銀行の中では金利が低めに設定されており、とくに新規借り入れの変動金利はネット銀行に迫る水準です。条件が合う方は借り入れ候補にする価値があります。また、スマホ・ネット・でんきなどの取引に応じた金利優遇割も用意されています(優遇の幅・条件は時期により変わるため、適用条件は公式でご確認ください)。

横浜銀行の住宅ローンのデメリット

デメリット1.借り換え・長期固定はネット銀行より金利が高め

新規借り入れの変動金利は業界でも低い水準ですが、ネット銀行はさらに低い金利で借りられることがあります。とくに借り換え時の変動金利や、10年・20年などの長期固定金利では、ネット銀行のほうが低いケースが多いため、これらを検討している場合はネット銀行も比較候補に入れるのがおすすめです。

デメリット2.無料の疾病保障がない

横浜銀行では、一般団信は無料ですが、がん・3大疾病・8大疾病などの疾病保障は金利上乗せ(有料)で付帯します。一方、ネット銀行の中には、がん50%保障や全疾病保障などを金利上乗せなし(無料)で付帯する住宅ローンもあります。同じ保障を得るなら、無料付帯のネット銀行のほうが総コストを抑えやすい点は押さえておきましょう。

横浜銀行と他行を「総コスト」で比べるときのポイント

横浜銀行は「対面相談のしやすさ」と「新規変動金利の低さ」が強みですが、疾病保障が有料である点と、借り換え・長期固定で金利が高めな点が総コスト上の弱点です。金利・諸費用・団信を並べて比べると判断しやすくなります。

比較の観点横浜銀行見るポイント
新規の変動金利地銀としては低め(ネット銀行に迫る)条件が合えば候補になる
借換・長期固定ネット銀行より高めの傾向借換・固定はネット銀行も比較
諸費用標準型/融資手数料型を選択(固定金利型は標準型)繰上返済の予定で有利な型が変わる
疾病保障有料(金利上乗せ)無料付帯のネット銀行と総コストで比較
相談体制ローンセンターで対面相談・日曜も営業対面重視の人には強み

よくある質問(横浜銀行の住宅ローン)

Q. 東京都内の物件でも借りられますか?
お借り入れ対象物件の所在地は、原則として神奈川県全域および東京都の一部とされています。対象となる東京都内のエリアは限定されるため、対象可否は事前に公式・窓口でご確認ください。

Q. 標準型と融資手数料型はどちらを選べばよいですか?
繰上返済で早めに完済する予定なら標準型(戻し保証料が受けられる場合がある)、金利をできるだけ抑えたいなら融資手数料型が向くことが多いです。ただし固定金利型・超長期固定金利型では融資手数料型を選べない点に注意してください。初期費用と金利の両面で試算して選ぶのが失敗しないコツです。

Q. 3大疾病保障を付けると年齢の条件は変わりますか?
横浜銀行では、団信の種類によって最終返済時の年齢条件が異なります。一般団信は最終返済時満82歳未満ですが、3大疾病保障特約付きを選ぶ場合は最終返済時満76歳未満、引受条件緩和型(ワイド)団信は満80歳未満となります。年齢と返済期間の組み合わせに注意しましょう(最新は公式でご確認ください)。

横浜銀行の住宅ローンのまとめ

横浜銀行の住宅ローンは、新規借り入れの変動金利の低さと、ローンセンターでの対面相談が魅力です。一方で、借り換えや長期固定ではネット銀行に金利面で及ばず、疾病保障も有料である点がデメリットです。どの住宅ローンにもメリット・デメリットがあるため、金利・諸費用・団信を含めた総コストで、自分に合う一本を選びましょう。

無料の疾病保障が付くネット銀行も比較を

横浜銀行で変動金利・10年・20年固定などでの新規借り入れや借り換えを検討している場合は、ネット銀行も候補に入れて比較するのがおすすめです。金利や保障を総合的に見て優れた選択肢として、以下のようなネット系の住宅ローンがあります(いずれも2026年時点。条件・最新は各行公式でご確認ください)。

ソニー銀行:がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん団信50」が無料で付帯(借入時50歳以下等の条件あり)。残高が0円になり給付金100万円を受け取れる「がん団信100」も年0.1%程度の上乗せで付帯できます。

auじぶん銀行がん50%保障・4疾病保障・全疾病長期入院保障※が無料で付帯(業界最低水準クラスの変動金利)
SBI新生銀行上乗せ0円の全疾病保障付団信(2026年3月開始)を用意。事務手数料は借入金額×2.20%(税込)の定率型で分かりやすく、SBIハイパー預金の開設で変動金利の引き下げも受けられます

※満50歳までの方が加入可能。


※紹介している内容の正確性には万全を期していますが、商品について詳しくは以下の横浜銀行の公式サイトから必ずご確認をお願いします。

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