日本の住宅ローンの金利は過去何年も最低水準付近を推移しています。

住宅ローンは「マイホームを購入したり建てたりする時に」利用するものですが、低い金利の恩恵を受けられるのはこれから初めて住宅ローンを借りる人たちだけではありません。

 

今、住宅ローンを借りている人でも「借り換え」によってその恩恵をうけることができます。

住宅ローンの借り換えとは、新たな住宅ローンを借入れてた資金で、今までの住宅ローンを一括返済することです。新たな住宅ローンを、低金利で借りなおすことで、月々の返済額を抑えるだけでなく、総返済額も少なくすることができます。

ただし、気をつけなければならないことは、住宅ローンを借りる際にかかる諸費用です。住宅ローンの諸費用は、借り換えするときにも必要になりますので、借り換えを行う前に、借り換え時にかかる諸費用を加えたトータルコストで返済総額を減らせるのかをしっかりと確認する必要があります。

 

次に、住宅ローンを借り換える事で、総返済額を大きく減らせる可能性があるのはどんな条件の人なのかを簡単に解説していきます。

 

借り換えするとメリットのある条件

  1. ローン残債が1,000万円以上ある
  2. 返済期間が10年以上残っている
  3. 借りている金利と借り換えようとしている金利が低く、総返済額を減らせる
  4. 今借りている住宅ローンに疾病保障が付いていない

一般的に、「残債」「残期間」「金利差」「疾病保障」の条件が好転することが借り換えメリットを享受できる人と言われています。

 

なお、住宅ローンの金利は審査時ではなく、融資実行時の金利が適用されるので、希望の タイミングで住宅ローンを組むために、審査を通しておき、契約するタイミングを調整するのが希望通りの借入れ・借換えを行う賢い方法です。また、審査に落 ちることも考えられるので複数の銀行に申し込んでおくのも重要です。

 

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超低金利の現在は、少しの金利差でも返済総額を減らせる可能性あり

 

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