住宅ローン審査をチェックするイメージ

住信SBIネット銀行は2007年9月から住宅ローンの取り扱いを本格的にスタートし、住宅ローンの融資累計実行額ではネット銀行として初めて10兆円を突破しています(現在はNTTドコモの連結子会社で、2026年8月に商号を「ドコモSMTBネット銀行」へ変更予定。商品性は引き継がれる見込みですが最新は公式でご確認ください)。

住信SBIネット銀行のロゴ

住信SBIネット銀行の主力の住宅ローンは「WEB申込コース」です。そのほかにもフラット35や、店舗申込限定の住宅ローン(対面)も取り扱っています。最近では「ローンプラザ」という住宅ローン専門の店舗の出店も行っています。

今回は、この住信SBIネット銀行のWEB申込コースとフラット35の審査基準を確認しつつ、住信SBIネット銀行の住宅ローン審査は厳しいのか、審査期間、落ちた理由、年収などについて解説していきます。

まず先に各住宅ローンの最新金利やキャンペーンを知りたいという方は

で確認してからこのページを参考にすると、より理解が深まると思います。

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住信SBIネット銀行の住宅ローン審査申し込みのポイント!!

住信SBIネット銀行では、複数の種類の住宅ローンに同時に審査申し込みをすることができません。そのため、WEB申込コースを申し込む場合にはフラット35への申し込みができません。時間にたっぷり余裕がある人は別ですが、審査を急ぎたい人は、対面サービスが受けられるSBIアルヒ、変動金利が低水準なauじぶん銀行などと同時に審査申し込みをするようにしましょう。

住信SBIネット銀行の住宅ローンの特徴をおさらい

WEB申込コース住信SBIネット銀行のフラット35

金利

最新の適用金利は公式サイト・上記の詳細ページでご確認ください。審査結果によっては金利に年0.10%〜年0.30%上乗せとなる場合があり、借入期間を35年超とする場合は年0.15%が上乗せとなります(物件価格の80%以下でお借入れの場合)。変動金利は2026年8月以降、短期プライムレート上昇で上昇局面(時点:2026年7月)。

返済期間20年以下と21〜35年で金利が異なります。最新は住宅金融支援機構・公式でご確認ください(参考:2026年7月のフラット35は融資率9割以下・返済21〜35年で年3.14%が目安)。

団信スゴ団信(全疾病保障+3大疾病50%保障)を無料付帯(借入時50歳未満は3大疾病50%も基本付帯)任意加入(加入しない場合には金利が年0.20%引き下げ)
疾病保障全疾病保障が無料で付帯(スゴ団信)

全疾病保障は所定の費用で付帯可能(条件あり・最新は公式でご確認ください)

保証料無料無料
融資事務手数料(税込)2.20%

2.20%(最低110,000円)

対面での相談・手続き不可不可
貸し出し銀行住信SBIネット銀行住信SBIネット銀行(住宅金融支援機構が債権買取)
借入れ可能上限額2億円1億2,000万円
一部繰上返済手数料無料無料

住信SBIネット銀行のWEB申込コースは審査で金利が変動

住信SBIネット銀行では、審査結果によって金利が年0.10%〜年0.30%上乗せされる方式を採用しています。表面の最優遇金利が低くても、上乗せされると総支払額が変わるため、提示された適用金利で他行と比較することが大切です。なお足元は金利上昇局面のため、最新の適用金利は必ず公式サイトでご確認ください。

住信SBIネット銀行の住宅ローンの保証料は無料

WEB申込コースもフラット35も保証料は無料です。

住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査基準の違いは?

さっそく、本題の住宅ローン審査についてです。WEB申込コースとフラット35、2つの住宅ローンについて審査基準の重要な項目を比較してみました。

フラット35は日本政府が100%出資している住宅金融支援機構と民間金融機関が提携・供給している住宅ローンであり、民間金融機関のプロパー住宅ローンと比較して審査が寛容とされています。フラット35の審査基準は住信SBIネット銀行が定めるものではなく、住宅金融支援機構が定めているものです。

WEB申込コースでは、年収や勤続年数の審査基準が明確に開示されていないため一概に比較はできませんが、年収100万円やアルバイト・パートなどの方が住宅ローンを組むのは難しいと考えられ、この点ではフラット35のほうが審査に通りやすいと言ってよいでしょう。

また、勤続年数についてもフラット35は転職直後・起業直後でも借りられますが、WEB申込コースでは難しい・厳しいと思われます。

健康状態や団信についても注目したいところです。WEB申込コースもフラット35も、加入条件を緩和したワイド団信を取り扱っていないため、健康状態に問題があると団信に加入できません。団信への加入が必須なWEB申込コースでは、これが理由で住宅ローン審査に落ちる可能性もあります。

WEB申込コースフラット35
年収未開示(安定かつ継続した年収があること)

100万円程度でも利用可能

返済負担率:年収400万円未満は30%、400万円以上は35%

職業未開示(アルバイトやパートは不可)派遣社員、契約社員、アルバイト・パート、年金受給者でも可
勤続年数

未開示(安定かつ継続した年収があること)

本年もしくは昨年に転職した場合には、転職後3ヵ月が経過し必要書類を提出できること

転職直後、起業直後でも可
年齢借入れ時年齢18歳以上65歳以下、完済時80歳未満借入れ時年齢70歳未満、完済時80歳未満
保証人不要不要
ペアローン・収入合算可能(LGBTカップルの方も可能)収入合算のみ可能
健康状態団信加入が必須団信への加入が必須ではない
ワイド団信の対応なし(auじぶん銀行なら付帯可能)なし(SBIアルヒのスーパーフラットなら付帯可能)
仮審査期間3営業日以内当日から3営業日
本審査期間1週間から10日程度7営業日〜14営業日程度
物件自宅のみセカンドハウスや別荘での利用も可
フラット35は一定範囲の中で「金利」と「手数料」を金融機関側で決めることができますが、金融機関同士の競争が進んだ結果、大半の金融機関の金利が“最低水準”で横並びになり、いわゆるどんぐりの背比べ状態と言われています。ただしこれは「商品の自由度が低い買取型のフラット35の場合」です。16年連続でフラット35の実行件数1位を獲得しているSBIアルヒが提供する「ARUHIスーパーフラット」は、「商品の自由度が高い保証型」と呼ばれる商品で、自己資金が多いほど金利が下がる仕組みがあり、通常のフラット35より低い金利で借りられたり、ワイド団信が利用できたり、団信を利用しない場合の金利が低いなど、注文住宅向けのつなぎ融資にも対応するなど、16年連続でSBIアルヒがフラット35の実行件数1位を獲得できている理由が詰まっています。

Web申込による所定の手数料割引もありますが、割引内容は変わることがあるため公式サイトでご確認ください。来店予約して店舗相談する場合は、「通常のフラット35」と「ARUHIスーパーフラット」の違いを確認しながら申し込めます。さらに一部の店舗ではソニー銀行やauじぶん銀行の住宅ローンも取り扱っているので、いろいろな住宅ローンを店舗スタッフに相談しながら申し込むことができます。

住信SBIネット銀行のフラット35も悪くはありませんが、SBIアルヒの提供するフラット35と比較してから決めることをおすすめします。

WEB申込コースとフラット35の借入限度額・借入可能額は?

借入れ可能な上限額は、WEB申込コースが2億円、フラット35が1億2,000万円(2026年4月実行分から従来の8,000万円より引き上げ)です。ただし、実際に借りられる金額(借入可能額)は上限額とは別で、年収に対する年間返済額の割合(返済負担率)と、その時点の金利で決まります。フラット35の返済負担率は年収400万円未満で30%以下、400万円以上で35%以下が基準です。

ここで注意したいのが金利の影響です。同じ年収・同じ返済負担率でも、金利が上がると毎月の返済に占める利息が増えるため、借入可能額は下がります。2026年は金利が上昇に向かう局面のため、数年前の低金利で試算した借入可能額はあてになりません。最新の金利で、必ず各金融機関やフラット35の公式シミュレーターで試算してください。「いくら借りられるか」だけでなく「金利が上がっても無理なく返せるか」まで確認するのが、後悔しない借り方です。

住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査期間

住信SBIネット銀行のWEB申込コースの審査は、仮審査申込から融資実行まで1ヵ月半程度の期間が必要です。メガバンクや地銀と比較しても遅いくらいなので、住信SBIネット銀行の住宅ローンを利用する場合には期間に余裕をもつ必要があります。

住信SBIネット銀行の住宅ローン審査期間

住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査結果

住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査結果は、審査終了日から180日間有効です。ひとまず住信SBIネット銀行の審査には通ったけれど、他の銀行の審査にも申し込みたいというときにも十分な期間があると言ってよいでしょう。

WEB申込コースの審査基準は厳しい?審査に落ちた理由、落ちた場合の対策について

前項のようにWEB申込コースとフラット35を比較する場合、フラット35よりWEB申込コースのほうが審査は厳しいと言えます。フラット35は公的な性格の住宅ローンであるため、審査に通りやすい傾向があるのが実態です。

フラット35のより詳細な審査基準についてはフラット35の審査は甘い?通りやすい? を参考にしてみてください。

落ちた理由住宅ローン審査対策
返済負担率が高すぎる(年収が少ない)

・SBIアルヒのフラット35への申し込み

・頭金を用意する

健康上の問題で団信に加入できなかった

・ワイド団信を取り扱い、かつ変動金利が住信SBIネット銀行と同水準のauじぶん銀行に申し込む

・ARUHIスーパーフラットへの申し込み(ワイド団信の取扱いが可能)

信用情報に問題があった(ブラック登録)

・国内3つの信用情報機関へご自身の信用情報の内容を照会する(間違いがあるなら修正依頼をする)

日本信用情報機構(JICC)
シー・アイ・シー(CIC)
全国銀行個人信用情報センター

担保評価に問題があった・他の金融機関の住宅ローンを申し込む

フラット35の審査基準は厳しい?審査に落ちた理由、落ちた場合の対策について

繰り返しになりますが、フラット35は国内で最も住宅ローン審査基準が寛容な公的な住宅ローンであり、どの金融機関で申し込みをしても審査基準は同じです。住信SBIネット銀行のフラット35に落ちた後に他の金融機関でフラット35の審査を申し込んでも、原則として結果は同じになるはずですが、実際には対面サービスで審査のフォローをしてもらうことで通りやすいという口コミも見られます。対面のSBIアルヒへの申し込みも行いつつ、抜本的に落ちた理由を考え、対策を行うのがよいでしょう。

落ちた理由住宅ローン審査対策
返済負担率が高すぎる(年収が少ない)

頭金の用意

信用情報に問題があった(ブラック登録)

国内3つの信用情報機関へご自身の信用情報の内容を照会する

日本信用情報機構(JICC)
シー・アイ・シー(CIC)
全国銀行個人信用情報センター

①信用情報に間違いがあった場合、修正の依頼を行う

②ブラック登録されている場合には、登録が消えるまで(一般に5年程度)待つ

担保評価に問題があった購入しようとしている物件価格が妥当かを冷静に考える必要がある

【まとめ】住信SBIネット銀行 住宅ローンの審査は厳しいのか?

冒頭にも紹介したとおり、住信SBIネット銀行の住宅ローンは地銀最大手の横浜銀行を超える融資残高があり、メガバンクに次ぐシェアにまで拡大している人気の住宅ローンです。

住宅ローン審査基準が厳しければ、ここまでの貸し出し実績とシェア拡大は難しいと考えると、審査基準が極端に厳しいと身構える必要はなさそうです。

ただし、住信SBIネット銀行のフラット35については対面サービスがないため、SBIアルヒのフラット35と比べると審査に時間がかかり、きめ細かなフォローが見込めない点はデメリットとして注意したいところです。

また、住宅ローンの金利の低さと審査基準は表裏一体です。「転職する前に住宅ローンを申し込んでおく」「自己資金を用意する」など、事前の準備を怠らないようにしましょう。金利上昇局面では、金利だけでなく団信・事務手数料まで含めた総コストと、無理なく返せる借入額かどうかも合わせて確認するのがおすすめです。

住信SBIネット銀行の公式サイトはこちら

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