常用銀行は茨城県に本店をおく地方銀行です。
預金額・貸出額ともに全国でもトップレベルの規模の地方銀行で、茨城県内でも住宅ローンのシェアNo.1となっています。
そんな常陽銀行の住宅ローンにはどんな特徴があるのでしょうか。
注目ポイント
地域に根ざした銀行
地域に密着した地元のプロが住宅ローンの相談に平日だけでなく土日も対応
豊富な住宅ローンのバリエーション
3大疾病、がん保障、残価保証型居住プラン、働く女性のための住宅ローンや若い世代のための住宅ローンなど
インターネットで事前審査
インターネットでの事前審査なら最短で即日回答、インターネットバンキングなら一部繰上返済手数料が無料
保障面でも豊富なバリエーション
がん保障、8大疾病補償に加え、全傷病を保障するライフサポート団信も用意
常陽銀行の住宅ローン概要
茨城県でもシェアNo.1の常陽銀行の住宅ローンの詳細をみてみましょう。
豊富な住宅ローンのバリエーション
幅広いラインナップの常陽銀行の住宅ローンですが、代表的なものを紹介します。
女性専用住宅ローンや若者のための住宅ローンなどユニークな商品が揃っています。
ライフサポート団信付住宅ローン
ライフサポート団信付住宅ローンは、これまでの「3大疾病(がん・脳卒中・急性心筋こうそく)保障特約付団信」に、全傷病(精神障害を除く)による就業不能状態を保障する「団体信用就業不能保障保険」を上乗せした住宅ローン
がん保障付住宅ローン
通常団信の死亡・高度障害に加え、がんと診断確定された場合に住宅ローン残高全額が保険金として支払われるがん保障特約を付帯した住宅ローン
残価保証型居住プラン「ゆとりライフ」
住宅ローンを組む際、一般社団法人移住・住みかえ支援機構のマイホーム借上げ制度を活用して、「移住・住みかえ支援適合住宅証明書」を発行し、新築住宅で最長50年間、中古住宅で最長35年間の最低家賃額を保証、この最低家賃保証額に合わせて、「適用金利」と「返済期間」がそれぞれ異なるローンを組合せることで、将来の住宅ローン負担を軽減することができる住宅ローン
住宅ローン ミックスプラン
ミックスプランは、変動金利型と固定金利型を組み合わせて、それぞれのメリットが合わさった住宅ローン
働く女性のための住宅ローン ロングエスコート
がんと診断されると住宅ローン残高が0円になるがん団信が無料で付帯、産休・育休中は最大2年間元金据置が可能など働く女性のための住宅ローン
若い世代を応援する住宅ローン「しあわせの空間」
がんと診断されると住宅ローン残高が0円になるがん団信が無料で付帯、産休・育休中は最大1年間元金据置が可能、借入期間が最長50年など若者のための住宅ローン
若い世代のための「しあわせの空間」や女性のための「ロングエスコート」、更には残価保証型居住プランでは住宅ローンの返済が終了しようかという年齢を対象とするなど、広い世代にマッチした住宅ローンを展開してます。
団信や保障
常陽銀行の住宅ローンは団信への加入が必須で保険料は無料となっています。
団信以外にも、金利上乗せにはなりますが、3種類の特約とワイド団信が用意されています。
常陽銀行の住宅ローン 団信と特約などの保障 | ||
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保障の種類 | 必要な金利 | 保障内容 |
団信 (団体信用生命保険) | なし | 死亡または所定の高度障害、余命6ヶ月以内と判断された場合に住宅ローン残高が0円になる保障です。 |
がん保障 | 0.1%上乗せ | 団信の保障に加え、がんと診断確定された場合に住宅ローン残高が0円になる保障です。 |
3大疾病 | 0.2%上乗せ | 団信の保障に加え、がんと診断確定された場合、「急性心筋梗塞」・「脳卒中」を発病し、60日以上所定の状態が継続した場合、または治療のための手術を受けた場合に住宅ローン残高が0円になる保障です。 |
8大疾病 | 0.1%上乗せ | 団信の保障に加え、3大疾病と5大生活習慣病により就業障害が一定期間継続した場合に住宅ローン残高が0円になる保障です。 |
ライフサポート団信 | 0.2%上乗せ | 団信の保障に加え、3大疾病保障に加え、全傷病(精神障害を除く)による就業不能状態が一定期間継続した場合に住宅ローン残高が0円になる保障です。 |
ワイド団信 | 0.3%上乗せ | 通常の団体信用生命保険よりも引受範囲を拡大した保障です。 |
常陽銀行の審査基準
常陽銀行の住宅ローンの商品概要をみてみましょう。
常陽銀行 住宅ローン(金利選択型) 商品概要 | |
---|---|
利用できる人 | ・常陽銀行の営業地盤内(都内の一部地域、大阪を除く)に在住の方 ・満20歳以上66歳未満で、最終返済時の年齢が満80歳未満の方 ・返済に見合う安定した収入のある方 ・団体信用生命保険に加入が認められる健康な方 ・原則として、常陽信用保証(株)の保証を受けられる方。 |
資金使途 | 契約者本人が居住する ・住宅の新築資金 ・住宅用土地、または土地付住宅(中古物件を含む)の購入資金 ・マンション購入資金 ・他金融機関からの住宅関連融資の借り換え |
借入可能上限金額 | 最高1億円以内(10万円単位) |
返済期間 | 最長35年(1年単位) |
担保 | ・融資対象の物件を含む土地・建物に原則として第1順位の抵当権を設定 ・住宅建築資金のみを借入れの場合も、土地・建物の両方に抵当権を設定 |
一部繰上返済手数料 (税込) | ・固定金利 100万円未満:6,480円 100万円以上1,000万円未満:33,000円 1,000万円以上:55,000円 ・変動金利 6,480円 (当初お借入れ日から7年超の場合とインターネットバンキングからであれば無料) |
利用できる人の欄には、返済に見合う収入のあるかたという項目があります。
特に年収や勤務形態を指定していないことから、常陽銀行の住宅ローンの申込みの基準は比較的ゆるいと考えることができます。
常陽銀行の公式サイトには住宅ローンに限らずローン審査の基準を知ってから申込みましょうといったページがあり、審査でチェックされる項目を解説してくれています。
これを参考にしみてる良いかもしれません。
ローンの審査の際、金融機関はどのような点をチェックしているのでしょうか?ポイントをご紹介します。
・勤務先…ローン内容によっては会社の規模が大きいと有利な場合もあります。
・勤務形態…正社員が求められますが、最近では派遣社員や契約社員でも定期収入や勤続年数があれば問題なくローンが組める傾向にあります。
・勤続年数…長い方が有利になります。
・年収…ローンの種類によって最低年収は違います。収入と返済額のバランスが重要です。
・健康状態…ローンの種類によっては生命保険の加入などが必要な場合があります。
(常陽銀行公式サイトより引用)
常陽銀行以外の住宅ローンにも注目を
常陽銀行の住宅ローンは、様々なニーズに答えた商品が揃っています。
しかし金利と保障面に関してはネット銀行に比べると劣るように感じてしまいます。
地元のいつも使っている銀行とはいえ、他の銀行の住宅ローンにも目を向けてみることをおすすめします。
特にネット銀行の低金利で無料の疾病保障がつく住宅ローンを一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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