地域に根ざした住まいと家族をイメージしたイラスト

千葉銀行は、千葉県千葉市中央区に本店をおく地方銀行です。県内の多くの市町村の指定金融機関で、預金額・貸出額ともに県内で最大級のシェアを持ち、単独の地方銀行としては総資産で全国トップクラスの規模を誇ります。住宅ローンでも千葉県内で高いシェアを持つ地銀ですが、この記事では金利の数字だけでなく、審査(申込条件)・保証料や事務手数料の諸費用・団信(保障)という「総コスト」の観点から千葉銀行の住宅ローンを解説します。

注目ポイント

checkネットで簡単に事前審査 インターネットで住宅ローンの事前審査ができ、スピーディーに進められます。

check土日・祝日も相談できる体制 ローンプラザ(住宅ローンセンター)を土日祝も営業。

check住宅ローンのバリエーションが豊富 新築・借り換え・リフォーム・親子リレー・移住定住プランなど。

check諸費用の払い方を選べる 保証料型・事務手数料型など、諸費用の払い方を選べます。

千葉銀行の住宅ローン概要

千葉銀行の住宅ローンは、千葉・東京・茨城・埼玉・神奈川などのエリアで利用できます(対象エリアの詳細は公式でご確認ください)。地銀ならではの相談体制と、ライフステージや目的に合わせた商品の豊富さが特徴です。

選べる住宅ローン「ベストチョイス21」

「選べる住宅ローン ベストチョイス21」は、シチュエーションに応じて選べる住宅ローンです(2026年時点も取り扱いのある現行商品です)。

  • 新築・新規購入コース
  • 借り換えコース
  • 住み替えコース
  • リフォームコース
  • 移住・定住促進プラン
  • 親子リレー住宅ローン

移住・定住促進プランは、自治体の移住・定住に係る助成制度を利用して千葉県内に移住・定住する方向けのプランです。このほか、エコ住宅ローンや耐震住宅ローン、子育て応援住宅ローン、千葉県産木材「ちばの木」を使った住宅で金利優遇が受けられる「ちばの木活用住宅ローン」など、地域性のあるユニークな住宅ローンも用意されています(各プランの取り扱い・条件は変わることがあるため公式でご確認ください)。

住宅ローン事前申し込みサービス

千葉銀行では、窓口だけでなくインターネットからも住宅ローンの事前審査を申し込めます。千葉銀行の事前申し込みサービスの手順を説明した画像

団信・疾病保障

千葉銀行の住宅ローンは団信への加入が必須で、一般団信の保険料は無料です。一般団信に加えて、金利上乗せで選べる疾病保障の特約やワイド団信も用意されています。特約の名称・上乗せ幅は改定されることがあり、また加入する住宅ローン商品や年齢によって上乗せ幅が異なります。下表は目安です(2026年時点。最新の内容・上乗せ幅は千葉銀行公式でご確認ください)。

保障の種類上乗せ金利の目安保障内容
一般団信なし(無料)死亡・所定の高度障害等でローン残高が0円
がん団信+0.1%程度(ちばぎん保証付住宅ローンの場合)がんと診断確定でローン残高が0円
11疾病団信(生活習慣病団信・がん先進30付)+0.1%程度(ちばぎん保証付住宅ローンの場合)がん+10種の生活習慣病で所定の状態のとき残高が0円
3大疾病団信年齢・保障割合により+0.2〜0.4%程度がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態のとき残高が0円(または50%)
ワイド団信+0.3%程度引受範囲を広げた団信(健康に不安がある方向け)

疾病保障は手厚くできますが、上乗せは返済期間中ずっと続く固定コストです。すでに医療保険・就業不能保険で備えがある場合は重複しないかを確認し、必要な保障だけを選ぶのが総返済額を抑えるコツです。

諸費用・総コストで見る千葉銀行

地方銀行の住宅ローンは、表面金利がネット銀行より高めでも、諸費用の払い方を選べることで実質負担を調整できます。千葉銀行では、保証料を前払いする型・金利に上乗せする型・保証料なしの事務手数料型などから選べます。借入額・借入期間・繰上返済の予定によって有利な型が変わるため、試算して選ぶのがポイントです(下表は2026年時点の目安。金額・料率の最新は千葉銀行公式でご確認ください)。

諸費用の型事務手数料(税込)保証料
保証料一括前払い型33,000円(税込)借入額×約2%(借入期間35年の目安。期間で変動)
保証料利息組込み型33,000円(税込)金利に+0.2%上乗せ(前払い不要)
事務手数料型借入額×2.20%(税込)なし

目安として、早期完済(繰上返済)を予定するなら保証料一括前払い型は戻し保証料が受けられる場合があり有利になりやすく、手元資金を初期に多く使いたくないなら利息組込み型という選び方があります。事務手数料型は保証料が不要な代わりに、借入額が大きいほど初期費用(借入額×2.20%)も大きくなります。金利タイプ変更手数料や繰上返済手数料は別途かかりますが、一部繰上返済はインターネットの手続きで無料になる取扱いがあります。

審査基準・申込条件

千葉銀行の住宅ローンの申込条件を見てみましょう(下表は2026年時点の目安。最新は公式でご確認ください)。

項目内容備考
利用できる人借入時満18歳以上満70歳未満・最終返済時満80歳未満/安定継続した収入がある方/ちばぎん保証(株)の保証を受けられる方/所定の団信に加入できる方すべての条件を満たすことが必要
借入金額1億円以内(10万円単位)資金使途は住宅の新築・購入・増改築・借換等
収入・職業の条件「安定継続した収入がある方」年収額や職業形態そのものの制限は明記なし

申込条件は「安定継続した収入がある方」とされ、年収額や職業形態による一律の制限は明記されていません。そのため、契約社員・派遣社員、個人事業主・自営業の方でも、安定した収入があれば申し込みは可能です。ただし、これは「申し込める」ことと「審査に通る」ことが同じという意味ではありません。自営業なら直近の確定申告(複数年分)、転職直後なら勤続年数や見込み年収など、属性ごとに見られるポイントが変わります。属性に不安がある方は、事前審査で早めに感触を確かめるのがおすすめです。

よくある質問(千葉銀行の住宅ローン)

Q. 千葉県外(東京・埼玉・神奈川など)でも借りられますか?
千葉のほか東京・茨城・埼玉・神奈川などのエリアで利用できるとされています。対象エリアや物件所在地の条件は変わることがあるため、申込前に公式・店舗でご確認ください。

Q. 契約社員・派遣社員や自営業でも申し込めますか?
申込条件は「安定継続した収入がある方」で、職業形態そのものによる一律の制限は明記されていません。安定した収入があれば申込は可能ですが、審査では雇用形態・勤続年数・自営業なら事業の継続性や確定申告の内容などが見られます。属性に不安がある場合は、まずネットの事前審査で確認するとよいでしょう。

Q. ネット銀行と地方銀行、どちらを選ぶべきですか?
表面金利だけならネット銀行が低めですが、対面での相談のしやすさ・地域性のある商品・諸費用の型の選べる自由度は地銀の強みです。逆に、諸費用のシンプルさ(保証料0円・事務手数料が定率型)を重視するなら、SBI新生銀行のようなネット系も比較候補になります。金利・諸費用・団信・相談体制を含めた「総コスト」で判断しましょう。

Q. 事前審査はネットだけで完結しますか?
事前審査(仮審査)はインターネットから申し込めます。ただし本審査・契約では書類提出や来店が必要になる場合があります。最新の手続きの流れは公式サイトでご確認ください。

千葉銀行以外の銀行にも目を向けて

千葉銀行はバラエティ豊かな住宅ローンと地域密着の相談体制が魅力ですが、表面金利はネット銀行より高めに設定されているのが一般的です。疾病保障の特約も、付帯には金利上乗せが必要です。同種の疾病保障はネット銀行でも上乗せで用意されていることが多く、その場合、もともとの金利が低いネット銀行のほうが、上乗せ後でも総返済額を抑えられるケースがあります。反対に「対面で相談したい」「地域の助成制度と合わせて使いたい」といったニーズには地銀が向きます。金利・諸費用・団信・相談体制を並べて、自分にとっての総コストで比べてみてください。

 

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