地域に根ざした住まいと家族をイメージしたイラスト

福岡銀行は、福岡県を地盤とする地方銀行で、地銀としては国内最大級の規模を誇ります。盤石の経営基盤と、通称「福銀(ふくぎん)」として県民に親しまれる地域密着の営業が特徴です。この記事では、金利の数字だけでなく、審査(申込条件)・保証料や事務手数料の諸費用・団信(保障)という「総コスト」の観点から、福岡銀行の住宅ローンを解説します。

注目ポイント

check疾病保障付き住宅ローンが充実 ガン団信・8大疾病団信など疾病保障を選べます(配偶者への保障が付くプランも)。

checkオール電化・ホットメリットの金利引下げ オール電化住宅や対象機器を備えた住宅で金利引下げが受けられます。

check諸費用の払い方を選べる 融資手数料型・保証料一括型・保証料内包型の3方式から選べます。

住宅ローン概要

福岡銀行の主力住宅ローンは「プレミアム住宅ローン」で、諸費用の払い方を融資手数料型・保証料一括型・保証料内包型の3方式から選べるのが特徴です。さらに、オール電化・ホットメリット対象住宅や特別金利対象地域などの条件を満たすと、プレミアム住宅ローン特別金利による金利引下げが適用される場合があります(適用条件・引下げ幅は時期により変わるため、最新は福岡銀行公式でご確認ください)。福岡銀行プレミアム住宅ローン

住宅ローンの商品概要

福岡銀行の住宅ローン(プレミアム住宅ローン)の概要です(下表は2026年時点の目安。最新は公式でご確認ください)。

福岡銀行の住宅ローンの商品概要
利用いただける人

・借入時年齢満18歳以上71歳未満で、完済時年齢が満82歳未満の方 ・世帯主または真正な生計維持者の方 ・同一勤務先に1年以上お勤めの方(自営業の方は営業開始後2年以上経過し、直近2期の決算で損失がなく安定した利益がある方) ・税込年収が250万円以上の方 ・プレミアム住宅ローンとして保証会社の保証が得られる方 ・団体信用生命保険に加入が認められる方 ・給与振込/年金振込を指定、またはふくぎんマイレージサービス「mybank+」が三ツ星以上の方

使いみち本人またはご家族がお住まいになる住宅の新築・購入(土地付住宅・マンション等の新築/中古)、住宅建築予定の土地購入、増改築・リフォーム等(付帯工事費・諸費用を含められる場合があります。詳細は公式)
融資金額100万円以上2億円以下(住宅取得にかかる所要資金の範囲内)。※融資手数料型は最低融資金額が500万円
返済期間

40年以内(1年単位)。ただし中古のマンション等集合住宅の場合は一部制限があります。

返済方法元利均等毎月返済(ボーナス返済も可)
担保融資対象物件に保証会社が第1順位の抵当権を設定します。
諸費用の型・保証料一括型/保証料内包型:保証会社手数料 融資1件につき55,000円(税込) ・融資手数料型:借入金額×2.20%(税込)

福岡銀行の住宅ローンは、勤続年数1年以上(自営業は2年以上)、税込年収250万円以上などの申込条件があります。安定した収入があることが前提となる点は、地銀の住宅ローンでは一般的です。属性に不安がある場合は、事前審査で早めに感触を確かめておくと安心です。

住宅ローンの諸費用(総コストで見るポイント)

福岡銀行を検討するうえで最も注意したいのが諸費用です。近年は保証料を銀行が負担して0円とするネット銀行が多い一方、福岡銀行は保証料の負担が発生する(または融資手数料型を選ぶ)ため、契約時の初期費用が大きくなりやすい点を押さえておきましょう。諸費用の払い方は次の3方式から選べます(下表は2026年時点の目安。金額・料率の最新は公式でご確認ください)。

諸費用の型初期費用の考え方向いている人
保証料一括型保証会社手数料55,000円(税込)+保証料を前払い(保証料は借入額・期間・審査で決まる)繰上返済で早く完済する予定の人(戻し保証料が受けられる場合がある)
保証料内包型保証会社手数料55,000円(税込)+金利に年0.2%を上乗せ(保証料の前払い不要)初期の手元資金を多く使いたくない人
融資手数料型借入金額×2.20%(税込)・保証料なし(最低融資金額500万円)金利をできるだけ抑えたい人(ただし借入額が大きいほど初期費用も増える)

団信の保険料は0円(福岡銀行負担)です。一部繰上返済手数料は、インターネットバンキングを利用すると0円になります(店頭手続きは所定の手数料)。全額繰上返済の場合は、保証会社あて手数料が別途最大5,500円(税込)必要です。

団信・疾病保障

団信は保険料0円(福岡銀行負担)で、一般の地銀協団信のほか、金利上乗せでガン団信・8大疾病団信などを選べます。ガン団信・8大疾病団信はご本人だけでなく配偶者への保障が付くプランもあり、共働き世帯の備えとして検討できます(ガン団信は借入時年齢18歳以上51歳未満などの条件あり。連生がん保障特約付は金利年+0.3%)。疾病保障は手厚くできますが、上乗せは返済期間中ずっと続く固定コストなので、既存の医療保険と重複しないかを確認して選びましょう。最新の団信ラインナップ・上乗せ幅は公式でご確認ください。

よくある質問(福岡銀行の住宅ローン)

Q. 転職したばかりでも申し込めますか?
申込条件は「同一勤務先に1年以上」が目安で、転職直後は勤続年数の条件を満たしにくいことがあります。自営業の方は営業開始後2年以上・直近2期黒字が目安です。転職直後で不安な場合は、見込み年収や勤続の考え方も含めて、事前審査や窓口で早めに相談するのがおすすめです(最新の条件は公式でご確認ください)。

Q. 保証料が必要なのはデメリットですか?
保証料が発生する分、保証料0円のネット銀行より初期費用は大きくなりがちです。ただし福岡銀行は保証料一括型・保証料内包型・融資手数料型の3方式から選べるため、繰上返済の予定や手元資金に合わせて負担の形を調整できます。総返済額はどの方式でも試算して比べるのが失敗しないコツです。

Q. オール電化やホットメリットで金利は下がりますか?
オール電化住宅や対象機器を備えた住宅では、プレミアム住宅ローン特別金利などによる金利引下げが受けられる場合があります。適用条件・引下げ幅は時期により変わるため、対象になるかは公式・窓口でご確認ください。

Q. いくらまで借りられますか?
融資金額は100万円以上2億円以下(住宅取得の所要資金の範囲内)です。ただし融資手数料型を選ぶ場合は最低融資金額が500万円となります。実際の借入可能額は年収・返済負担率・審査により決まります。

福岡銀行の住宅ローン まとめ

福岡銀行は、地域密着の相談体制・疾病保障の充実・オール電化などの金利引下げといった魅力がある一方で、表面金利はネット銀行より高めで、諸費用(保証料)が発生しやすい点が総コスト上の注意点です。諸費用の分かりやすさ(保証料0円・事務手数料が定率型)を重視するなら、SBI新生銀行のようなネット系も比較候補になります。金利・諸費用・団信・相談体制を並べて、自分にとっての総コストで判断しましょう。

 

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