低金利な変動金利に全疾病保障を無料で付帯させ、融資を伸ばしている住信SBIネット銀行は2017年3月より電子契約に対応しています。今でこそ、メガバンクや地銀などでも電子契約が普及していますが、当時の金融業界の中では先駆けて導入したと言えます。
住信SBIネット銀行が電子契約の導入を急いだのは、住宅ローンサービスで同行のライバルといえる、auじぶん銀行が2015年12月にネット完結型(電子契約)の住宅ローンで市場に参入してきたことも大きく影響していると思われます。(1年以上遅れて電子契約に対応したことになります)
今回は電子契約のメリットを改めて確認したいと思います。
収入印紙が不要になる
税法上、電子契約書利用した場合に契約書に通常は必要となる収入印紙を貼ることが不要となります。下記のように最大で6万円もの節約ができることとなります。
住宅ローン契約額 | 印紙額 |
100万円を超え500万円以下 | 2,000円 |
500万円を超え1千万円以下 | 10,000円 |
1千万円を超え5千万円以下 | 20,000円 |
5千万円を超え1億円以下 | 60,000円 |
契約までのスピードが短縮可能
住信SBIネット銀行の住宅ローンは契約書を電子化ことで、この郵送の時間を削減できるため契約までのスピードを短縮することが可能です。ただし、気をつけたいのが住信SBIネット銀行の住宅ローンは「ネット完結型」ではなく、審査書類は引き続き郵送で行わなければなりません。結果的に住信SBIネット銀行の住宅ローンは仮審査申し込みから融資実行まで1ヵ月半程度必要となっており、「審査が早い」とは言えない状況です。
住信SBIネット銀行の住宅ローンの特徴
変動金利の低さ
住信SBIネット銀行はこの数年、固定金利には割安さはない状況ですが、引き続き、変動金利は非常に魅力的な水準の金利を提供しています。長引く低金利で新規で住宅ローンを借りる方の圧倒的多数派変動金利を選んでいる状況で、同行の変動金利は地銀などと比較した場合には魅力的な水準になっています。(ただし、審査結果によっては、表示金利に年0.1%上乗せとなる場合があり、必ずしもホームページ上に掲載されている最低金利で借り入れできるとは限りません)
全疾病保障の無料付帯!
住信SBIネット銀行の住宅ローンには全疾病保障が無料で付帯されています。保障内容としては、8疾病の場合には就業不能が12ヶ月継続、8疾病以外の病気や怪我の場合には12ヶ月の入院が必要となるもので、実際の保障を受けれるハードルは相当に高いものになっています。
他行振込み、ATM利用が10回無料に!
メガバンクやゆうちょ銀行でATM利用料の値上げが相次いでいます。せっかく住宅ローンで節約しても、ATM利用料や振込み手数料にコストが発生するのはもったいないですよね。
こうしたときに住信SBIネット銀行で住宅ローンを借り、スマート認証NEOに登録しておけば、他行振込み、ATM利用料ともに月間10回まで無料になります。
それぞれ10回も無料になれば十分事足りそうですね。
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