オリコン顧客満足度ランキングは、実際に過去5年以内に住宅ローンの借り入れをした利用者にアンケートを行い、ランキングを発表しています。
実際に住宅ローンを利用している人たちに調査を行っていることが大きな特徴です。また、2021年の調査であれば17,295人という大規模な回答数からランキングを出していることも大きな特徴です。
2021年と2020年のランキング結果の比較
2021年 | 2020年 | |
1位 | ソニー銀行(75.3点) | ソニー銀行(72.32点) |
2位 | auじぶん銀行(74.3点) | イオン銀行(71.58点) |
3位 | イオン銀行(74.1点) | auじぶん銀行70.76点) |
4位 | 住信SBIネット銀行(73.8点) | 住信SBIネット銀行(70.67点) |
5位 | 新生銀行(73.2点) | 新生銀行(70.44点) |
※カッコ内は総合得点
2021年の結果詳細
第1位 ソニー銀行 (75.3点)
ソニー銀行はこのオリコン日本顧客満足度ランキングで2010年から11年連続で不動の1位です。
今回の調査でも、8項目中4項目で1位を獲得し、総合でも1位が実現しています。
第2位 auじぶん銀行(74.3点)
この数年で一気に上位に上昇しているのがauじぶん銀行、低金利・疾病保障無料が好評です。
8項目中1位は「金利」の1つだけでしたが、全項目で上位を達成しており、総合で2位になっています。
第3位 イオン銀行(74.1点)
前年の2位から1つ落とし、3位になったのがイオン銀行。
「付帯サービス」「、審査・契約手続き」で1位となっています。
第4位 住信SBIネット銀行 (73.8点)
前年と変わらず4位となったのがネット銀行の中で住宅ローン最大手の住信SBIネット銀行。
評価項目の中で1位となったものはありませんでしたが、全項目で上位を獲得、総合で4位を実現しました。
第5位 新生銀行 (73.2点)
5位も変わらず新生銀行がランキングされました。
「手数料・保証料」「繰り上げ返済」の項目で1位となりました。新生銀行の住宅ローンの融資事務手数料は55,000円(税込み)~と安価に設定されていることが好評となっているようです。
2021年に入り、新生銀行の住宅ローン限度額が1億円から3億円に引き上げられており、高額な住宅ローンを組む方には融資事務手数料が驚異的な安価になる住宅ローンといえます。
まとめ
以前は地銀やメガバンクが上位にランキングされることもありましたが、2020年以降はネット専業銀行とイオン銀行、新生銀行といった新たな形態の銀行で上位を占めるようになっています。
実際に住宅ローンを利用する方がこうした銀行に流れると共に、その商品性の満足度がランキングに現れるようになっています。
今後もこうした流れは続き、ネット専業銀行や新たな形態の銀行の圧倒的な商品スペックにメガバンクや地銀が太刀打ちするのはなかなか難しくなっていくのかもしれません。
顧客満足度が高い住宅ローンTOP3 |
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調査対象企業148社、実際の利用者17,295人という日本最大級の規模で調査したオリコン顧客満足度®の最新の結果が発表されています。 ![]() 住宅ローンランキングで総合1位となったのはソニー銀行です。 |