楽天銀行が2018年8月1日から住宅ローン(金利選択型)の利用者向けの団信にセットされる疾病保障特約を「長期8疾病就業不能保障特約付団信(以下、8疾病特約)」から「全疾病特約付団信」に改めて、サービス内容の大幅改善を行いました!
 
これまでの「長期8疾病就業不能保障特約付団信」はガン・脳卒中・急性心筋梗塞の3大疾病と糖尿病・高血圧・肝硬変・慢性膵炎・慢性腎臓病の5つの慢性疾患を原因として1年以上働けない状態になった時に、住宅ローンの残高が保険金で支払われるというものでしたが、全疾病特約に名前を変えつつ、8疾病以外の病気に拡大するとともに、交通事故などによるケガにも保障されるなど対象範囲が大幅に拡大されています。
 
この特集ページではスタートしたばかりの楽天銀行の全疾病特約の保障内容について詳しく解説しています。すでに楽天銀行の住宅ローンを候補に入れている人も、まだどこの住宅ローンにするか迷っている人も参考にしていただければと思います。
 
なお、疾病保障以外の楽天銀行の金利選択型住宅ローンのメリットや特徴についてはこの記事では解説していません。事前にこちら公式サイトから確認しておくようにしましょう。

8疾病就業不能特約が全疾病特約に!

楽天銀行の8疾病特約
(2018年8月1日から)
疾病への保障が充実
楽天銀行の全疾病特約
 
 
8疾病に限定されていた保障が8疾病以外の病気やケガまで拡大されていますので、この商品改定にはデメリットと言えるデメリットは無さそうですが、これまでの8疾病保障と細かく比較してみましょう。
 
  8疾病特約(2018年7月31日まで) 全疾病特約(2018年8月1日から
引受保険会社 楽天生命保険 楽天生命保険
年齢制限 融資日の年齢が満20歳以上満65歳以下 融資日の年齢が満20歳以上満65歳以下
疾病の保障範囲 8疾病(がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎臓病、肝硬変、慢性膵炎)

8疾病(がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎臓病、肝硬変、慢性膵炎)を含む全ての病気(※)および全てのケガ

※精神疾患や妊娠などを除く

保険料 無料(楽天銀行負担) 無料(楽天銀行負担)
月々の住宅ローン返済に対する保障 無し 毎月の返済日(27日)時点で所定の就業不能状態が15日を超えて継続しているとき、毎月の返済額を保障(累計36か月)
住宅ローン残高に対する保障 所定の就業不能状態が1年を超えて継続したとき、住宅ローンの残高が0円に。(8疾病を原因とするものに限る) 所定の就業不能状態が1年を超えて継続したとき、住宅ローンの残高が0円に。
リビングニーズ特約 無し

有り(余命6か月と判断されたときに住宅ローンの残高が0円に)

※全疾病特約を利用できない場合でも付帯される

その他 配偶者を連帯債務者とした場合は、金利を0.2%上乗せすることで配偶者も8疾病特約を利用可能。 配偶者を連帯債務者とした場合は、金利を0.2%上乗せすることで配偶者も全疾病特約を利用可能

 

 

全疾病特約になってココが変わった

8疾病以外の病気やケガが保障対象になった

何と言っても保障される疾病が大幅に拡大した点があげられます。もちろん、1年以上働けない状態になることは滅多にあるものではありませんが、医療が発展した近年においても原因不明の症状で長期入院を余儀なくされる難病は多数ありますし、そのような難病を30代や40代で突然発症するケースもあります。また、交通事故などの不慮の事故で障害がの残り長期の就業不能状態になってしまうこともありえます

これまでは患者数の多い8疾病に限定した保障となっていましたが、今回の改定で精神病などを除く全ての病気とケガで長く働けない状態に備えることができるようになったのは大きな変更点です。

1年以内の就業不能でも月々の返済が保障されるようになった

将来、”楽天銀行の住宅ローンにしておいて良かった!”と実感する人数では、前述の保障範囲の拡大よりも多いのが、新設された”月々の返済に対する保障”です。

これまでの8疾病特約では、1年未満の就業不能に対する保障は一切ありませんでした。例えば、ガンの治療のために10か月働けない状態になっていたとしても、10か月は住宅ローンを返済し続けなければなりませんでしたし、11か月で職場復帰できた場合は、住宅ローンの残高もそのまま残ります。

職場復帰できた後であれば、収入も復活し住宅ローンの返済を継続できる可能性は高いわけですが、特に困るのが10か月の治療中の期間のお金です。これまでの8疾病特約はこの間も毎月の住宅ローンは普段通り返済しなければなりませんでした。

全疾病特約で、毎月の返済日(27日)に15日超の働けない状態が続いていれば、その月の返済額が保険金で保障されるようになっています。先ほどの事例の場合、10か月分の住宅ローンの返済額分を保険金で受け取れるようになった、というわけです。

「長期の失業不能状態に備えるだけでなく、短期の失業不能状態にも備えることができるようになった。」こと、を2つ目の大きな変更点として紹介しておきたいと思います。数か月程度の入院であればかなり多くの人が経験する可能性がありますので大きな改善点です。

 

リビング・ニーズ特約がセットされるようになった

リビング・ニーズ特約とは余命半年と宣告された時に住宅ローンの残高が0円になる特約です。自分が余命宣告された状態を想像するのはつらいですが、生前のうちに資産と債務を整理しやすくなり、相続もスムーズに行いやすいというメリットがあります。また、半年間は住宅ローンの返済義務がなくなりますので、そのお金を使って有意義な時間を過ごすことも可能になります。

これは全疾病特約に含まれるものではなく、団信の商品改定となりますが、最後の変更点として紹介しておきます。

 

楽天銀行の全疾病特約(まとめ)

この特集記事ではこれまでの楽天銀行の住宅ローンについていて8疾病特約と全疾病特約を詳しく解説しました。今回の改定で楽天銀行の住宅ローンの魅力が高まったことは間違いなさそうですね。

一方で、全ての病気やケガに無料で備えられる住宅ローンと言えば、同じネット銀行の住信SBIネット銀行の住宅ローンが思い浮かぶ人も多いと思います。実は、今回の改定で「全疾病」に対する備えとしては「楽天銀行と住信SBIネット銀行は五分五分」と言える状況になりました。

 

地方銀行や大手銀行の一般的な住宅ローンは、無料で疾病保障が付帯することもなければ、金利も高いのが実情です。楽天銀行と住信SBIネット銀行の住宅ローンは数多くある日本の住宅ローンの中でもトップレベルで魅力的な商品です。どちらの住宅ローンを選んでも後悔することはないと思いますが、事務手数料や金利も違いますし、年収や借り入れ可能金額などの審査基準も異なります。ご自身にあった方を選ぶか審査に落ちた場合に備えて両方に申し込んでみるのも良いでしょう。

 

  ※紹介している内容の正確性には万全を期していますが、商品について詳しくは楽天銀行の公式サイトから必ずご確認お願いします。

 

 

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