「頭金なしの住宅ローン 危険」と検索すると、一番上には「頭金なしのマイホームは危険はウソ。」、二番目には「住宅ローンを頭金なしで組むのは危険」と検索結果が表示されます。もちろん検索結果の順位は日々変化するのでいつでもこの通りに表示されるわけではありませんが、頭金なしの住宅ローンには賛否両論があります。
果たしてどちらなのでしょうか。

頭金なしの危険性

一般的に頭金なしの住宅ローンの借入れは危険だと言われています。
危険だと言われる理由は、月々の返済額が増えるわけですから住宅ローンの支払いができなくなるという理由と、元金が減らない分住宅ローンの支払い利息が多くなるために、将来手元に残るお金が少なくなってしまうことです。
しかし現状をみると、ネット銀行の住宅ローンの台頭により、頭金なしをうたった住宅ローンも多く見られるようになりました。これは知名度で劣るネット銀行が、大手都市銀行に対抗するためにサービスレベルを引き上げたためで、借り手のことを考えたというよりは、貸し手側の事情によるものが大きいのではないかと思っています。

頭金なしでも貯蓄は必要

「頭金なしは危険」、「頭金がなくても大丈夫」、両者の意見を見比べてみるとほとんどの場合、貯蓄がある程度できていることが前提の考え方になっています。なぜでしょうか。
それは、返済期間中に起こるアクシデントに対処するためです。住宅ローンの返済期間は長く続きます。その中で不測の事態は起こりうるものだと思います。リストラをされてしまった、会社が潰れてしまった、または、大きな病気や怪我をしてしまって収入が入らなくなった、こういったことが起きた時に当座を凌ぐためにも貯蓄は大変重要です。これは頭金を払う場合でも同じで、貯蓄を全額頭金にしてしまうのは避けるべきです。
貯蓄を頭金に使わずに手元に確保しておくのはともかく、「貯蓄なし、頭金なし」で住宅ローンを借り入れするのは破綻のリスクが大きくお勧めできません。
今、貯蓄はないが、家が欲しいという方は、1年間でも住宅ローンを返済しているつもりでお金を貯めてみましょう。返済のシミュレーションにもなりますし、貯蓄もできます。

住宅ローンは長期に渡る返済が続きます。30年もあればその中で不測の事態は起こりうるものだと思います。長期的な視点で返済計画を立て、しっかり貯蓄をしておいて、いざというときのためにリスクを回避できるようにしておくことが重要です。

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頭金はなしでも、いざというときのために貯蓄は必要である

 

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