日銀が新たに導入した緩和策「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的金融緩和」は長期金利を0%程度で維持するとしています。
長期金利は長期の固定金利型住宅ローンの重要な指標で、長期金利が変動しなければ住宅ローン金利も変動しなくなります。つまり今後住宅ローン金利が大きく上昇することはないかわりに、大きく低下することも考えにくい状況です。

この金融緩和は「消費者物価指数(CPI)2%を安定して維持」することを目標として行なわれていますが、消費者物価指数(CPI)は9ヶ月連続で上昇してはいるものの、目標である2%にはまだまだ差があるのが現状です。つまり金融緩和は継続され住宅ローン金利が大きく上昇も低下もすることがない状況が続くことになります。

実際に変動金利はここ1年ほとんど変動していません。
変動金利の推移グラフです

住宅ローン金利が上昇しないのはこれから新規の借入れや借り換えを検討している方には朗報ですね。
住宅ローンを選ぶときにまず金利を見ると思いますが、その金利が大きく下がることがなくなった場合、金利以外のメリットを知っておくと住宅ローン選びの参考になるかもしれません。

今回は金利自体が業界最低水準な上に、「疾病保障」が無料で付帯するネット銀行の住宅ローンを紹介しようと思います。
住宅ローンを選ぶときに決め手となるほどのメリットがあるかもしれません。

じぶん銀行は「がん50%保障団信」が無料!

じぶん銀行の住宅ローンに無料で付帯される「がん50%保障団信」は、がんと診断されると住宅ローンの残高の50%相当額が支払われる保障です。

じぶん銀行「がん50%保障団信」の説明図

日本では2人に1人はがんと診断され、3人に2人はがんを克服し生還しています。がんのリスクに備えることは非常に重要なことでしょう。
30年を超える長期間の返済になる住宅ローンの場合、万が一、がんを患い高額な治療費や入院費が発生した場合の返済負担の軽減というのは大変大きなメリットですし、がんと診断されたら支払われるので、早期に発見し術後にすぐ仕事に復帰しても住宅ローン残高は半分になります。

じぶん銀行の「がん50%保障団信」は、「がんと診断されるだけ」という保障を受け取れる条件の低さが驚異的です。
しかも、その保障が無料で付くとなればこれほど嬉しいことはありません。

金利面でも、11月の変動金利は0.497%、10年固定金利は0.590%と業界最低水準となっています。
低金利に手厚い保障でおすすめの住宅ローンです。

 

住信SBIネット銀行は「全疾病保障」が無料!

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、団信だけでなく全疾病保障が無料で付帯することが最大の特徴です。
他の銀行でも、8疾病保障は付帯することができますが、付帯するには住宅ローン金利に0.3%が上乗せになり、約200万円くらい返済額が増してしまいます。
団信による死亡または高度障害での保障は一般的ですが、「全疾病保障付き住宅ローン」では、下記の場合にもローン残高が0円になります。

  • がん・脳卒中・急性心筋梗塞で、所定の状態が60日以上継続
  • 高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎で就業不能状態が12ヶ月を超えて継続
  • 上記以外の病気やケガで就業不能状態が12ヶ月を超えて継続

全疾病保障の説明図です

じぶん銀行の「がん50%保障団信」に比べて、保障を受け取れる条件は厳しくなりますがその分住宅ローン残高が0円になること、通常は金利に0.3%上乗せしなければならいところが無料というのが特徴です。

金利面でも、変動金利は「借り換えでの利用の場合」に0.447%、「新規借入れで諸費用を含まない場合」に0.477%、10年固定金利は0.720%、20年固定金利は1.110%と業界最低水準なのはいうまでもありません。
特に20年固定金利は「フラット35」よりも金利が低く上に「全疾病保障」が無料で付帯するため、「フラット35」とは金利以上のメリットがあるのは言うまでもありませんね。借り換えなどで20年位内での完済が可能な場合には非常におすすめです。

 

楽天銀行(金利選択型)の「8疾病保障」

フラット35が有名な楽天銀行ですが、変動金利など金利選択型の通常の住宅ローンも取り扱っています。もちろんその金利はネット銀行らしく低金利を実現してる上に、団信に加えて無料で付帯する「8疾病保障」が大きな特徴です。

この「8疾病保障」とは公式には「長期8疾病就業不能保障特約付団体信用生命保険」といい、下記の8つの疾病を原因として所定の就業不能状態となり、その状態が1年を超えて継続した場合、ローン残高相当額の保険金が引受保険会社より楽天銀行に支払われ、住宅ローン返済に充てられます。

楽天銀行の「8疾病就業不能保障」の図

楽天銀行(金利選択型)に無料で付帯する「8疾病保障」も、じぶん銀行に比べて保障を受け取れる条件が厳しいですが、「残りの住宅ローン残高100%」と言う補償内容を考えると仕方ないのかもしれません。しかし無料で付帯することを考えると万が一の保障としては十分なものと言えるでしょう。

さらに楽天銀行がじぶん銀行や住信SBIネット銀行に勝っているポイントが、事務手数料です。一般的なネット銀行の事務手数料は借入額の2.16%(税込み)ですが、楽天銀行(金利選択型)住宅ローンの事務手数料は借入額にかかわらず一律で324,000円と約半分で済むため、余計な出費を抑えられますね。

 
住宅ローンを選ぶ時はまず金利に目が行きますが、今回紹介したじぶん銀行住信SBIネット銀行、さらに楽天銀行の住宅ローンは金利に加え、高い付加サービスで他の住宅ローンの一歩先を行っています。

病気で住宅ローンの返済が出来ない状態になったとき、家族が住む家を確保するために非常に有効な保障であるといえるでしょう。しかもそれが無料ならば言うことはありません。
特に借り換えを行う方の年齢は必然的に新規借入時よりも上がります。こういった保障があることで万が一の自体に備えることができるのは心強いですね。
さらに既に加入している生命保険が、住宅ローンの返済まで考慮した高額な保険金支払い契約なら、団信への加入によって住宅ローンへの不安は解消されるので、契約を見直して保険料を安くできる可能性もあります。

金利だけでなく付加サービスを比較して住宅ローンを選ぶことをおすすめします。
この3行は低金利に加えて無料で付帯する「疾病保障」の優良な住宅ローンです。ぜひ借入れ候補に入れてみるのはいかがでしょうか。

 

 

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