長引く低金利政策、2016年のマイナス金利政策により住宅ローン金利は低下を続けています。

特にマイナス金利政策が導入された2016年は住宅ローン借り換えが大きなトレンドとなりました。

2016年夏を底に、住宅ローン金利が若干上がっていますが、この20年、10年という大きな期間でみれば今でも住宅ローン金利は底値圏になるのは間違いありません。

このため、これからでも十分に住宅ローンを借り替えるメリットはあると言えます。

しかし、借り換えにはメリットもありますが、デメリットとなってしまうこともあります。

借り換える時はこのデメリットに気をつけて、借り換えて得になるのかを総合的に考えるようにするのがいいでしょう。

では、借り換えにより起こるデメリットとその対策を見ていきましょう。

借り換えのデメリット 諸費用がまた必要になる

住宅ローンを借り換えるということは、現在返済している住宅ローンとは別の住宅ローンを借り入れることになります。そのため、新規で借り入れる時に必要だった諸費用、保証料や事務手数料などが再度必要になります。

諸費用への対策

借り換えを検討する時はこの諸費用を含めたトータルコストで考え、諸費用をまた支払っても借り換えによりメリットが得られるのかを検討するべきです。

諸費用で大きな割合を占めるのが事務手数料です。

事務手数料は低金利をうたう住宅ローンの場合、借入額の2.20%(税込)が一般的ですが、この事務手数料の安い住宅ローンを選ぶことで借り換える際に再び必要になる諸費用を抑えることが出来ます。

諸費用の安い住宅ローンは?

SBI新生銀行の住宅ローンの事務手数料は55,000円(税込)~165,000円(税込)と、他の銀行に比べて非常に安く済ませることが可能です。

もちろん、借り換える際には金利も含めてトータルで返済総額や月々の返済額が減るのかを確認する必要がありますが、SBI新生銀行の20年固定金利は「フラット20」よりも低金利で、借り換え先の住宅ローンとして検討してみる価値のある住宅ローンです。

さらに、団信は死亡または所定の身体障害状態になったときにしか適用されませんが、SBI新生銀行の住宅ローンでは「安心保証付き団信」を備えています。
「安心保証付き団信」とは、不慮の事故や病気で要介護状態なった時でも住宅ローンの残高を0円にできるようにするサービスです。新規借入時よりも借り換え時は年齢が高めになるので、こういった団信にプラスされた保障はより安心できるサービスです。

SBI新生銀行の住宅ローンは、長い返済期間の中では予測できない事態が起こることが起きても安心できるサービスが充実した住宅ローンです。
興味のある方はSBI新生銀行の公式サイトで借り換えシミュレーションを行ってみましょう。

 

金利タイプは何にするか

固定金利から変動金利に借り換えする場合には、金利が下がり返済額は減りますが金利上昇のリスクがあることに注意が必要です。

現在のところ金利が上昇する心配はいらないと思いますが、10年、20年先となると金利がどうなるかを正確に予想することは不可能です。

金利の上昇リスクへの対策

変動金利のほうが金利が低く借り換えメリットが多いために、変動金利に目が行きがちですが、将来的に金利が上昇した場合には返済額が多くなってしまうリスクがあることを頭に入れておきましょう。

逆に考えれば、変動金利から固定金利への借り換えで、金利上昇リスクを避けられるのも借り換えのメリットになりますね。低金利であるいま、固定金利に借り替えるのはひとつの手ですね。

金利の上昇リスクに備えられる住宅ローンは?

残りの返済期間の金利を固定してしまえば、金利上昇リスクは全く気にする必要はなくなります。

変動金利に比べて固定金利は金利が高く借り換え時に返済総額の減る割合が少なくなってしまいそうですが、今「フラット35」や「フラット20」などの長期固定金利は歴史的な低水準となっているため、一度「フラット20」などの固定金利で借り換えシミュレーションを行ってみてはいかがでしょうか。

フラット35の金利推移・動向

金利の推移を見ても「フラット35」・「フラット20」が過去最低水準まで低下していることがわかります。

その「フラット20」で金利と事務手数料を最低水準で提供しているのがSBIアルヒです。

金利はもちろん、借り換えであれば事務手数料も最低水準なので借り換え時にもう一度必要となる諸費用による出費も抑えられるはずです。
SBIアルヒの「フラット20」の事務手数料は借り換えの場合でWEBから申込み・契約を行うと借入額の1.100%(税込)と、借り換えを行うユーザーを優遇しています。

「フラット35」や「フラット20」への借り換えを検討している方はSBIアルヒの公式サイトで借り換えシミュレーションを行ってみましょう。

 

団信の再審査が必要

住宅ローンの契約には原則的に団体信用生命保険の利用が必要となります。年齢と共に健康状態が悪化し、団信の審査に通らない可能性が出てきます。

この場合には金利上乗せすることで、加入条件を緩和した「ワイド団信」を利用するのも手段です。

ソニー銀行のワイド団信は金利上乗せが年0.20%と他行より安価に設定されています。

 

契約には時間と労力が必要

住宅ローンを借りるには様々な手続きや揃える書類が多く、すごく面倒なことは一度借りたことのある方であればご存知かと思います。

借り換えは、新たに住宅ローンの借入れをするわけですから、この手間をもう一度行なわなければなりません。

「またあのめんどくさい手続きするの?」とうんざりする方もいるでしょう。

契約には時間と労力を減らす対策

一度、借入れの手続きを行って勝手がわかっているのであれば、ネット銀行を活用してみるのもいいかもしれません。

ネット銀行の多くが住宅ローンの借り入れの際に店舗に行く必要がなく、メールや郵送で契約が完結します。

大手銀行に比べて、金利も低く無料の疾病保障が付帯するなど保障も手厚いネット銀行が借り換えでもおすすめです。

 

借り換えによるデメリットとその対策のまとめ

いかがだったでしょうか。

借り換えはメリットが注目されがちですが、デメリットになることもあります。しかしその殆どは回避の方法があり、メリットを最大化出来るはずです。

依然として史上空前の低金利は続いています。借り換えで返済額を減らせるチャンスを逃さないようにしたいですね。

気になった方は、銀行の公式サイトでシミュレーションをしてみることをおすすめします。

 

住宅ローン比較・ランキング記事