
この記事では、auじぶん銀行の住宅ローンに関するキャンペーン情報や、申込時に表示される「キャンペーンコード」欄の意味と使い方について、2026年9月時点の実施状況をもとに解説しています。あわせて、コードの入力が要らない代わりに「エントリー」が必要な特典を整理し、総支払額でどれくらい効くのかまで確認します。

その中で注目したいのが、SBI新生銀行の住宅ローンです。SBI新生銀行は、SBIグループの一員となって以降、住宅ローン事業を戦略分野の1つとして強化しており、金利水準だけでなく、団信・借入期間・優遇プログラムなどの商品性も着実に見直してきました。
特に、SBI新生銀行のパワースマート住宅ローンは、借入金額500万円以上3億円以下に対応し、変動金利(半年型)で新規に住宅購入・建設資金を借り入れる場合は最長50年まで借入期間を選択できます。35年を超える場合は当初借入金利に年0.1%が上乗せされますが、毎月返済額を抑えたい人にとっては、資金計画の選択肢を広げやすい住宅ローンです。
また、SBI新生銀行の住宅ローンは、転職直後の人でも申込を検討しやすいことや、がん100%保障のガン団信を年0.1%の金利上乗せで利用できる点も特徴です。がん保障付き団信は、金融機関によって上乗せ金利や保障内容に差が出やすい項目ですが、SBI新生銀行は比較的低い上乗せ幅でがん保障を付けられるため、保障も重視したい人にとって有力な選択肢になります。
さらに、SBIハイパー預金を開設している人を対象に、パワースマート住宅ローンの変動金利(半年型)の当初借入金利を年0.09%引き下げる優遇プログラムも用意されています。SBI証券やSBI新生銀行の口座を活用している人であれば、住宅ローン単体ではなく、SBIグループのサービスと組み合わせてメリットを得やすい点も見逃せません。
金利上昇への警戒感が強まる中で、SBI新生銀行の住宅ローンは、低金利・団信・借入期間・優遇プログラムのバランスに優れた注目度の高い住宅ローンです。申込が集中する時期は審査や契約手続きに時間がかかる可能性もありますので、借入希望日が決まっている人は、早めに審査申込を進めておくことをおすすめします。
auじぶん銀行の住宅ローンキャンペーンの現状(2026年9月時点)
2026年9月時点で、auじぶん銀行が住宅ローンの金利優遇を目的としたキャンペーンコードを配布しているという情報は確認できませんでした。
ただし、住宅ローンに限らず、キャンペーンは予告なく始まるケースが多いため、申込前に公式サイトや比較サイトを最終チェックしておくことは重要です。せっかくのチャンスを逃さないためにも、最新情報は必ず最後にチェックするなど、常に新しい情報を得るようにアンテナを張っておきましょう。
なお、申込時にキャンペーンコードを入力しなければ適用されないタイプのキャンペーンも存在します。後からの入力や申請が認められない場合もあるため、申込画面でのコード入力欄は見落とさないように注意が必要です。
コードは不要でも「エントリー」は必要――2026年9月時点で確認できる2つのプログラム
キャンペーンコードを探している人が本当に取りこぼしやすいのは、コードではなくエントリー(申込)が条件になっているプログラムです。当編集部が2026年9月1日に公式サイトで確認したところ、住宅ローン利用者向けに次の2つが案内されていました。どちらもコード入力は不要ですが、エントリーしないと1円ももらえません。
| プログラム | もらえるもの | 主な条件(2026年9月1日確認) |
|---|---|---|
| 普通預金連動型 住宅ローン利息キャッシュバックプログラム | 円普通預金の平均残高に応じて住宅ローン利息の一部を毎月キャッシュバック(住宅ローン実行月の5か月後から最長5年間) | 2025年4月1日以降に変動金利で新規契約/契約月の5年2か月後の月末までにエントリー/借入残高1円以上。固定金利・保証付金利プランは対象外。同居の配偶者・1親等以内の親族(最大3名)の残高も合算可 |
| 環境配慮型住宅現金プレゼントプログラム | 現金10,000円 | 新規借入(借り換えは除く)/借入金額が単独で1,000万円以上かつ借入期間10年以上/ZEH水準住宅・長期優良住宅・低炭素住宅・LCCM住宅のいずれかに該当/エントリー+対象物件確認書類の提出/融資実行日から3年以内 |
利息キャッシュバックのほうは、金額の決まり方が少し独特です。公式の説明では「預金平均残高 × 対象預金割合 × キャッシュバック利率 × 算出月の日数 ÷ 365日」で計算され、キャッシュバック利率は住宅ローンの適用金利から円普通預金金利を差し引いた値です。対象預金割合はじぶんプラスのステージがプレミアムなら100%、給与振込10万円以上なら75%、いずれにも該当しなければ50%と案内されています。公式の試算例では、住宅ローン適用金利 年1.10%・円普通預金金利 年0.75%(税引前)・プレミアムステージ・預金平均残高500万円という前提で、1か月あたり1,486円、1年あたり17,500円という数字が示されています。
ここは総支払額の観点で押さえておきたいところです。この仕組みは「金利が下がる」のではなく「預金を置いておくと利息の一部が戻る」というもので、そのためまとまった預金を持っていない人には効きません。逆に、住宅取得後も生活防衛資金や教育費をある程度現金で持っておきたい世帯には、その現金を遊ばせずに済む設計といえます。専用金利ではないため、団信の選択肢や借入期間は変わらない点も、比較のときに誤解しやすいので覚えておいてください。
2026年9月のauじぶん銀行の住宅ローン金利
特典の話をする前に、土台となる金利も確認しておきましょう。当編集部が2026年9月1日に公式の金利ページで実測したところ、新規借入の適用金利は次のとおりでした。
| 金利タイプ | 2026年9月の適用金利 | 前月からの動き |
|---|---|---|
| 変動(全期間引下げ・物件価格80%以下) | 年1.134% | 据え置き |
| 変動(全期間引下げ・物件価格80%超) | 年1.179% | 据え置き(80%以下+0.045%) |
| 当初期間引下げ 固定10年 | 年3.270% | 年3.180%から引き上げ |
| 当初期間引下げ 固定20年 | 年3.890% | 引き上げ |
| 当初期間引下げ 固定35年 | 年4.605% | 据え置き |
変動は据え置き、固定10年・20年は引き上げという組み合わせで、これは9月の住宅ローン市場全体の傾向とも重なります。当編集部が2026年9月に14の金融機関の公式サイトを実際に確認し、127件の適用金利を集計したところ、引き上げ106件・据え置き21件・引き下げ0件で、変動は据え置きが多い一方、固定は軒並み上昇という結果でした(当社調べ・2026年9月1日確認)。
ここで先ほどの利息キャッシュバックに戻ると、対象は変動金利のみです。固定金利が上がっている局面であえて固定を選ぶなら、このプログラムは使えません。「特典が使えるかどうか」で金利タイプを決めるのは本末転倒ですが、変動を選ぶ前提なら、預金額次第で年1万円台の差が生まれることは知っておいて損はありません。
※金利は毎月見直されます。最新の適用金利は公式サイトでご確認ください。
住宅ローン以外のキャンペーンコードも活用できる
auじぶん銀行では、住宅ローンだけでなく「口座開設時」にキャンペーンコードを入力することで特典が付与されるプロモーションも過去に複数実施されています。
たとえば、カブドットコム証券(現auカブコム証券)と連携したものや、レコチョク×タワーレコードとのコラボキャンペーンなど、銀行と生活を結ぶユニークな特典が展開されていました。
現在では、キャンペーンコードを使う機会は減少傾向にありますが、紹介キャンペーンなど、コード入力が必須となる特典付きキャンペーンが不定期に実施されることもあります。申込前には必ず公式のキャンペーンページをチェックしましょう。
auじぶん銀行の常設優遇プログラム「じぶんプラス」
auじぶん銀行の住宅ローンを検討するなら、金利や団信だけでなく、日常の手数料負担まで含めて「総合的にお得か」を見ておくと納得感が変わります。その判断材料として便利なのが、ステージ制の優遇サービス「じぶんプラス」です。
じぶんプラスは、取引状況に応じてステージが決まり、ATM利用手数料や他行宛て振込手数料の無料回数などが増える仕組みです。ステージはレギュラー、シルバー、ゴールド、プレミアムの4段階で、普段の銀行利用が多いほど“手数料のムダ”が減っていきます。
ここで住宅ローン利用者が得をしやすい理由はシンプルです。auじぶん銀行で住宅ローンを借りていて、残高が1円以上ある場合、特別条件(スペシャルオファー)により、取引実績のスタンプ数に関係なくゴールドステージが適用されます。つまり、日常取引で頑張ってステージを上げなくても、住宅ローンを利用しているだけで優遇の土台が一段上がる設計になっています。
ゴールドステージになると、生活の中で効いてくるのが「無料回数」です。たとえばATMの出金は月10回まで手数料が無料になり、他行宛て振込の無料回数も月10回まで確保できます。住宅ローン返済用の資金を他行から移す、家計口座へ生活費を振り替える、教育費や積立のために資金移動する。こうした“毎月必ず発生しがちな動き”を手数料を気にせず回せるのは、じわじわ効いてきます。
また、auじぶん銀行同士の振込や三菱UFJ銀行宛ての振込が無料扱いである点も、使い方次第では強みになります。給与受取や生活費のメイン口座をどう組むかによって、資金移動のストレスは大きく変わるからです。
注意点もあります。住宅ローンで「プレミアム」まで自動で上がるわけではありません。プレミアムは、取引でスタンプを積み上げるか、総資産残高1,000万円以上などの特別条件を満たす必要があります。住宅ローンはあくまで“ゴールドを確保できる”仕組みで、そこから先は資産状況や取引スタイル次第という整理が正確です。
じぶんプラスの主な特典
じぶんプラスは、auじぶん銀行を日常的に使う人ほどメリットを感じやすい優遇サービスです。利用状況や残高に応じてステージが決まり、ATM手数料や振込手数料の無料回数、Pontaポイントの倍率が変わります。住宅ローンだけでなく、給与受取や口座振替、キャッシュレス決済、資産残高などを組み合わせることで、銀行口座全体の使い勝手を高められる仕組みです。
特に注目したいのが、ATM手数料の優遇です。ゴールドステージでは、ATMでの入金は何度でも無料、出金は月10回まで無料になります。さらに上位のプレミアムステージでは、出金の無料回数が月15回まで増えます。コンビニATMやスマホATMを使う機会が多い人にとって、毎月の小さな手数料を抑えられる点は見逃せません。なお、無料回数を超えた場合の手数料は、セブン銀行・イオン銀行・ローソン銀行・イーネット・三菱UFJ銀行のATMで1回110円(税込)、ゆうちょ銀行ATMで1回220円(税込)と案内されています。
振込手数料の優遇も、じぶんプラスの大きなメリットです。auじぶん銀行あてと三菱UFJ銀行あての振込は、ステージに関係なく何度でも無料です。他の銀行あての振込については、ゴールドステージで月10回、プレミアムステージで月15回まで無料になります(無料回数を超えると1回99円・税込)。家計用口座への資金移動、教育費や家賃の振込、証券口座や貯蓄口座への送金など、毎月の振込回数が多い人ほど効果を実感しやすいでしょう。
さらに、じぶんプラスではPontaポイントの倍率もステージに応じて上がります。レギュラーは1倍、シルバーは5倍、ゴールドは10倍、プレミアムは15倍です。対象取引に応じてポイントがたまるため、銀行取引を日常のポイント活用につなげたい人にも使いやすい制度です。ただし、Pontaポイントをためるにはau IDの登録が必要で、付与されるポイント数には上限があります。
auじぶん銀行で住宅ローンを利用している人にとって見逃せないのは、住宅ローン残高がステージ判定の特別条件に含まれている点です。住宅ローン残高が1円以上ある場合、長期間の延滞など一定の事情がなければ、ゴールドステージの対象になります。つまり、住宅ローンを借りているだけで、ATM出金や他行あて振込の無料回数が増える可能性があります。
ただし、ステージは取引状況や残高に応じて毎月判定されます。各種取引は原則として毎月21日から翌月20日までの状況、残高や設定状況は毎月20日終了時点で判定されます。住宅ローンを利用している場合でも、長期延滞など取引状況によっては優遇対象外となることがあるため、最新の条件を確認しておくことが大切です。
キャンペーンコードとエントリーについてよくある質問
Q. コード欄が空欄のままだと審査で不利になりますか?
いいえ。キャンペーンコードは特典を紐づけるためのもので、審査の可否や借入可能額とは関係ありません。2026年9月時点では住宅ローンでコードの入力を求める案内自体が確認できませんでした。
Q. 借り換えでも10,000円の現金プレゼントはもらえますか?
いいえ。環境配慮型住宅現金プレゼントプログラムは公式の適用条件で「新規でお借り入れ中、または新規でお借り入れされること(借り換えを除く)」と明記されています。借り換えの損得は特典ではなく、金利差と諸費用(融資事務手数料・登記費用など)で判断してください。
Q. 固定金利を選んでも利息キャッシュバックは受けられますか?
受けられません。公式の適用条件で変動金利での新規契約が条件とされ、固定金利および保証付金利プランは対象外と明記されています。ミックス(金利タイプ2本)の場合は変動金利部分のみが対象です。
Q. ペアローンの場合、特典はどうなりますか?
公式のFAQでは、環境配慮型住宅のプログラムは2人それぞれが対象で、それぞれエントリーと書類提出が必要とされています。利息キャッシュバックのほうも2人それぞれが契約者としてエントリーする必要があり、ペアローンの相手の預金を家族口座として合算することはできません。
Q. すでに借りているのですが、あとからエントリーできますか?
利息キャッシュバックは契約月の5年2か月後の月末までにエントリーすればよいとされていますが、2025年3月31日までに借り入れた人は対象外と公式FAQに明記されています。環境配慮型住宅のほうは融資実行日から3年以内が条件です。いずれも期限があるため、早めに確認しておきましょう。
住宅ローン以外でもキャンペーンを活用
auじぶん銀行では住宅ローンに限らず、日常的な銀行サービスでもキャンペーンが積極的に展開されています。
たとえば、口座開設・外貨預金・カードローンの利用・クレジットカード連携などにより、現金プレゼントやポイント付与が受けられるものもあり、au PAYとの連携による相乗効果も注目されています。
キャンペーンは随時変更されるため、申込前には必ず最新の情報を公式サイトで確認しましょう。住宅ローンと日常の銀行取引を上手に組み合わせることで、家計全体の効率も格段に向上します。
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