長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが、2日の債券市場で一時マイナス0.020%まで上昇して、3月16日以来、約6ヶ月ぶりの高水準となっています。

9月20日・21日に開催される金融政策決定会合での「金融緩和の総括的な検証」を控え、国債買い入れ額を減額するのではとの憶測から超長期債の利回りが上昇し、その流れが10年物国債にも波及した結果、長期金利の急上昇となったようです。
新発20年債利回りは一時0.405%まで上昇し、約5ヶ月ぶりの高水準となっています。

長期金利の推移グラフ

日本相互証券株式会社より引用

グラフは1日までですがこの後、2日の終値はマイナス0.020%で取引を終えています。
7月の終わりから急上昇し、その後はじわじわと上昇を続けていました。それが、9月に入り再び急上昇しマイナス圏を脱しそうな勢いとなっています。

まだ、9月に入ったばかりで10月の金利を予測するのは早いですが、当然このままの水準で月の後半に入れば、10月の住宅ローン金利は9月に続き上昇することになるでしょう。

ポイントはやはり9月の金融政策決定会合でしょう。
今回の上昇の要因は、現在、日銀が行っている年80兆円の国債買い入れ額を減額するという憶測から、国債の買いが控えられたようです。
エコノミストや経済学者などから、日銀の国債購入額はそろそろ限界を迎えるのでは?と囁かれていますが、当の日銀黒田総裁は、8月のシンポジウムでも「物価2%の実現に必要であれば躊躇なく追加的な緩和措置を講じていく」とも述べていますし、「日銀の政策手段である量・質・金利のいずれについても追加緩和の余地は十分にある」と強気の姿勢を崩していません。

9月の金融政策決定会合が今後の住宅ローン金利を左右する重要なポイントになりそうです。

 

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