大手銀行が9月の適用金利を発表しました。
事前に9月は長期の固定金利が引上げになるのではと予測していましたが、三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友信託銀行は、銀行の主力商品である10年固定型の金利を引上げました。

三菱UFJ銀行は10年固定型の最優遇金利を0.10%上げて0.600%とし、三井住友信託銀行も同幅上げて0.450%とし、みずほ銀行は0.05%引き上げ0.700%としています。

これまで日銀のマイナス金利政策の影響で、各行の住宅ローン金利は8月まで2ヶ月連続で過去最低金利を更新していましたが、4月以来の5ヶ月ぶりとなった金利引上げの要因は、やはり長期金利の上昇でしょう。

長期金利の推移グラフ

日本相互証券株式会社より引用

7月の日銀金融政策決定会合以降、マイナス0.3%辺りから急激に上昇し現在はマイナス0.1%を上回る水準で推移しています。

上昇の要因は、7月の終わりに開催された日銀の金融政策決定会合で追加緩和が発表されたものの、市場関係者は期待はずれの追加緩和に加え少し様子を見るという方針を、日銀が国債の買い入れ金額を減額させるのではないかと警戒し、マイナス金利の限界がくるのではないかと捉えているためでしょう。

そんな市場関係者の考えを打ち消すように、黒田総裁はカンザスシティー連邦銀行が主催する年次経済政策シンポジウムで、物価2%の実現に必要であれば「躊躇なく追加的な緩和措置を講じていく」ことに加え、量・質・金利のいずれについても「追加緩和の余地は十分にある」と発言しています。

消費者物価指数2%を達成するためにはマイナス金利をさらに深掘りするしかなさそうですが、その肝心のマイナス金利政策では消費者物価指数は上昇しておらず、むしろ低下するという結果が出ています。
9月の金融政策決定会合では、これまでの緩和政策をマイナス金利を中心に実体経済や金融機関への影響を見極め、分析の結果次第では追加緩和や政策目標の修正に踏み切る可能性もあるとしています。
というか、追加緩和するしか手段はなさそうですが、収支が悪化している銀行の反対も強く、日銀は難しい舵取りとなりそうです。

現在の緩和政策は継続されますし、再三お話している通りこの金利上昇は一時的なもので継続して上昇するものでは無いでしょう。
史上最低金利からは若干引き上げられましたが、住宅ローン史上最低水準であることに変わりはなく、住宅ローンの借入れや借り換えを考えている方には良いタイミングです。
ただ、9月は10年固定金利やフラット35などの長期の固定金利の金利が引上げとなるので、固定金利で住宅ローンを考えている方は注意して下さい。

マイナス金利の導入以降も指標となる短期プライムレートに動きがないため、変動金利の方が変動していない不思議な現象が起きていますが、9月も金利を据え置いている変動金利に注目が集まりそうです。

変動金利でおすすめの銀行

9月は長期の固定金利が引上げとなるため、変動金利に人気が集まりそうです。
変動金利のメリットは、やはり低い金利でしょう。金利上昇リスクが気になりますが、今後も緩和政策が継続される状況であれば金利が継続して上昇する要素はありません。そんな時こそ変動金利のメリットを最大限に活かせることができると思います。

 じぶん銀行

KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立したじぶん銀行は、ネットですべての手続を完結でき、かつ「がん50%保障団信」を無料で付帯するなど他の銀行よりも一歩先んじたサービスを提供する人気の銀行です。もちろん、変動金利が史上最低金利の0.497%など低金利も実現しています。さらに8月は、10年固定金利が0.510%と大幅に引下げられています。

 住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は、新規購入で自己資金が20%以上用意できる方か借り換えでの利用に限り、変動金利が0.497%と驚異的な低金利で住宅ローンを提供しています。また、最大の特徴である「8疾病保障」も無料で付帯し、万が一の時も安心の保障です。

 

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