10日の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは上昇(価格は下落)しました。
前日からプラス0.010%上昇したプラス0.040%で取引を終え、日銀が実施した国債買い入れオペ(公開市場操作)の結果が「弱め」だったと受け止められ、需給の緩みを意識した売りが出たようです。

長期金利の推移を見てみましょう。

長期金利のグラフです

日本相互証券株式会社HPより引用

長期金利の上昇は、北朝鮮への攻撃が4月末にでも行なわれるではと言われていましたが結局行なわれず、先日行われたフランス大統領選挙では親EU、親グローバリズムのエマニュエル・マクロン氏が当選したことで、政情不安が一服していることも要因でしょう。

為替では円安が進行しそれに伴い日本株も上昇していることからも「リスクオン」ですね。
ではこの「リスクオン」で長期金利の上昇が続くかと言えば、そんなことはありません。

再三お話している通り、日銀による「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的金融緩和」で長期金利を0%程度に維持する金融緩和策が継続されているからですね。
上昇してもその上限はプラス0.1%までに抑えられています。

ただこの水準で推移した場合には、住宅ローンの特に長期の固定金利は若干の金利引上げとなりそうです。
15日頃に発表されるソニー銀行の6月の住宅ローン金利が1つの指標になりそうですね。

2017年5月のおすすめ住宅ローンは?

5月の住宅ローンでまず注目したいのが変動金利です。
ここ数ヶ月は指標に動きがなく全く変動していないこともあり、日本の住宅ローン史上で最も低金利を維持しているのが変動金利です。

そして返済終了まで金利の変わらない「フラット35」も久しぶりの大幅な金利引下げとなり、去年の11月以来の低水準の金利となっています。

 

人気の変動金利のおすすめは?

5月の変動金利ランキングでは住信SBIネット銀行が1位を獲得しています。

 住信SBIネット銀行の住宅ローン

5月の変動金利で注目したいのが、住信SBIネット銀行です。
新規借入れの場合、自己資金20%以上という条件がありますが0.477%と先月から0.02%金利を引下げています。
さらに借り換えでの利用の場合にはさらに低い0.447%で借入れが可能になります。

利用条件をクリアできるのであれば、これまで最も低い変動金利での借入れが可能になるのが住信SBIネット銀行の住宅ローンです。

そして住信SBIネット銀行の最大の特徴が、団信に加えて「8疾病保障」が無料で付帯することです。
他の銀行であれば適用金利に0.3%上乗せしないとつけられない保障が無料になるのは住信SBIネット銀行の住宅ローンだけです。

 

「フラット35」のおすすめは?

「フラット35」は提供する金融機関によって金利も手数料も違いがあります。
そのどちらももっとも低水準で提供しているのが楽天銀行です。

フラット35 2017年5月の適用金利 (借入額の占める割合が90%以内の場合)
15~20年固定金利:0.980% (前月から-0.03%引下げ)
21~35年固定金利:1.060% (前月から-0.06%引下げ)
楽天銀行の適用金利

5月は「フラット35」は、15~20年固定金利・21~35年固定金利共に金利引下げとなっています。

「フラット35」は返済終了までの金利が融資実行時に確定するので、少しでも金利の低い時に融資の実行をするのが返済総額を減らす有効な手段です。
去年の11月以来6ヶ月ぶりの低水準となり、新規の借入れでも借り換えでも待ちに待ったという方もいるのではないでしょうか。

さらに楽天銀行は金利だけでなく、手数料でも「フラット35」を提供する金融機関の中で最低水準です。
つまり「フラット35」を最安で借入れできるのが楽天銀行ということですね。
楽天銀行は「フラット35」で借り入れを考えている方は候補にするべき銀行です。

 
10年固定金利は引上げとなりましたが、変動金利や「フラット35」での住宅ローンは依然として最低水準の低金利が継続しています。
新規の借入れでも借り換えでも、低金利のメリットを活かした住宅ローンを選んで下さい。

 

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