北朝鮮がミサイルを発射するなど緊張を高める朝鮮半島情勢が影響し、長期金利の低下が続いています。
17日の長期金利の終値はプラス0.005%まで低下し、今週にも昨年11月以来のマイナスになりそうな勢いとなっています。

まず長期金利の推移を確認してみましょう。

長期金利のグラフです

日本相互証券株式会社HPより引用

今年に入り続いていた上昇圧力から一転して低下圧力が高まっていることがよくわかりますね。

日銀が0%程度で維持するとしている長期金利ですが、グラフの上限と下限は日銀がはっきり明言したものではなく市場の予想に基づくものです。
しかしこれまで上昇した際にはプラス0.1%以上になると即座に「買い入れオペ」や「指値オペ」を実行したことから上限については「プラス0.1%」で間違い無さそうです。
今後は下限を試す事になりそうです。

長期金利が低下したことで金融機関からの反発が強くなったため、長期金利を0%程度で維持する「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的金融緩和」を実行しているので、際限なく低下させることはないと考えられますが、予想されている通り「マイナス0.1%」が下限だとしても住宅ローン金利は今の水準より低下することは間違いないでしょう。

一部の市場関係者の間では、長期金利が去年11月以来の0%割れが間近に迫るなか、日銀が国債の公開市場操作(買い入れ額)を減額するのではないかとの思惑が出てきてるそうです。
しかし、日銀の黒田総裁は17日の都内で開かれた信託大会のあいさつで、足元の物価上昇率について「2%の目標に向けたモメンタム(勢い)は維持されているが、力強さに欠ける」、さらに目標達成にはまだ距離があると指摘し、これまで通り「強力な金融緩和を推進していく」と強調しました。

このことから金融緩和は今後も継続されるとわかりますね。
そして金融緩和の目標が「消費者物価指数(CPI)が安定して2%を維持」であることも再確認できました。

つまり

  • 住宅ローン金利は今後も超低金利を維持
  • 住宅ローン金利が上昇するトリガーは「消費者物価指数(CPI)が2%に上昇」した時

となりますね。

今後もしばらくは住宅ローンの超低金利は続くことは間違い無さそうです。
そしてこの長期金利の低下を受けて、5月の住宅ローン金利は金利引下げの見込みが強まっています。

 

5月は住宅ローン金利は引下げ?

すでに5月の住宅ローン金利を発表したソニー銀行は期間の長い固定金利ほど引下げ幅を大きくしています。

変動金利は相変わらず据置きとなりそうですが、10年固定金利や「フラット35」は金利引下げになりそうですね。
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住宅ローン借り換え比較ランキング<2020年6月金利更新>
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※1 機構団信に加入した場合の金利です。団信に加入しない場合には0.2%金利引下げとなります。
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※3 審査結果によっては、表示金利に年0.1%上乗せとなる場合があります。
※4 審査結果によっては、表示金利に年0.1〜0.3%上乗せとなる場合があります。
※5 借り換え/新規購入で自己資金10%未満の場合の金利です。
※6 WEB申込みで借り換えた場合の事務手数料です。
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長期固定金利で人気の高い楽天銀行の「フラット35」も金利引下げの期待が高そうです。
4月は15~20年固定金利:1.010%、21~35年固定金利:1.120%となっています。
楽天銀行の「フラット35」は金利と事務手数料のどちらも最低水準なので、「フラット35」で住宅ローンの新規借入れや借り換えを考えている方にはおすすめです。

 
5月が金利引下げとなれば、申込が集中し審査に時間がかかる可能性があります。
住宅ローン金利は申込時ではなく融資の実行時に決定するため、早めに申し込んで審査を通しておき融資の実行時期を調整するのが上手な住宅ローンの借り方です。
気になる方は早めに申込を済ませておきましょう。

 

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