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11日の新発10年国債利回り、つまり長期金利はプラス0.04%で終値を迎えました。本日はさらに低下しています。
長期金利は住宅ローン金利の重要な指標なので、住宅ローン金利も低下する可能性が高まっていることになります。

リスク回避の円高・債券高(利回り低下)の動きが目立ってきています。
11日のニューヨーク外国為替市場で円相場が続伸し、前日比1円以上の円高・ドル安となる1ドル=109円55~65銭で終えています。一時は昨年11月17日以来ほぼ5ヶ月ぶりの円高・ドル安水準となる109円61銭まで買われました。

理由はアメリカによるシリアへの空爆に続き、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への武力行使が行われるのでは?との懸念から安全資産とされる日本の円や国債に資金が集まっているためですね。

トランプ米大統領は今年1月の就任以降、核・ミサイルの挑発を続ける北朝鮮への対応に関し「すべての選択肢がテーブルの上にある」と繰り返し言及していて、北朝鮮に対する経済制裁の実効性を高めるため、北朝鮮に影響力を持つ中国に圧力をかけて協力を促すのが基本方針としていますが、同時に「ミリタリーオプション(軍事行動)」の可能性を排除しないとしています。
実際に、原子力空母カール・ビンソンを中心とする第1空母打撃群を北朝鮮に向かわせていることが明らかになっています。

仮に北朝鮮にもシリアのような空爆が行なわれれば、「リスクオフ」はさらに強くなるでしょう。

 

5月の住宅ローン金利はどうなる?

「リスクオン」がより強くなれば、円高・債券高(利回り低下)が一層進むことになります。
直近1ヶ月の長期金利の推移を見てましょう。

長期金利の推移グラフです

日本相互証券株式会社HPより引用

長期金利がプラス0.04%まで低下するのは、今年の2月以来となっています。
去年末からの金利の上昇圧力は無くなって、落ち着いて来ているのがわかりますね。

この水準で推移すれば、5月の住宅ローン金利、特に10年固定金利などの長期の固定金利は金利引下げが期待できそうです。
特に4月に大幅に10年固定金利を引上げた大手銀行は金利引下げになるでしょうが、ネット銀行の水準までは引下げられないでしょう。

<大手銀行とじぶん銀行の10年固定金利の推移>

本命はやはりネット銀行です。
4月も金利を据え置いて低金利を維持しているネット銀行が、さらに金利を引下げるのか注目が高まります。
借り換えで人気の住信SBIネット銀行の10年固定金利も0.560%とも引下げ寄りがありそうです。
返済終了まで金利の変わらない楽天銀行の「フラット35」も久しぶりに金利引下げになるとうれしいですね。
前もって申し込んでおけば余裕を持って審査を待つことができるでしょう。

15日にはソニー銀行が5月の住宅ローン金利を発表しますが、金利引下げとなるのでしょうか。
北朝鮮情勢にも注目です。

 

 

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