日銀が25日の国債の「買い入れオペ」で、市場が実施すると予想していた年限の買い入れを行わなかったことから、予定していたオペを見送ったとみなし、月間合計の買い入れ額が減少するとの観測が広がりました。
その結果、需給悪化につながるとの思惑から債券市場では売り圧力が強まり、幅広い年限での利回りが上昇しています。

26日の債券市場で新発40年物国債利回りが前日よりも0.035%高い年1.000%に上昇、昨年2月24日以来約11ヶ月ぶりの高水準になり、長期金利の指標になる新発10年物国債利回りも0.015%高い年0.090%と、昨年12月16日以来約1ヶ月ぶりの高水準となっています。

これまで何度もお伝えしている通り、日銀は長期金利を0%程度で維持する「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的金融緩和」を行っています。
長期金利のコントロールを国債の買い入れ(買い入れオペ)によってコントロールしているわけですが、その買い入れが行なわれなかったため、国債の購入量が減り利回りが上昇したということですね。

日銀がなぜ予定していた「買い入れオペ」を行なわなかったのかはまだわかりませんが、日銀が購入しなかっただけでこれだけ市場に反応があるのが驚きです。
今のところ日銀が長期金利をコントロールする幅は、プラス0.1%~マイナス0.1%と見られていますが、これ以上上昇するようだと日銀も「買い入れオペ」を行なわざるを得ないでしょう。
ということは、今の長期金利の水準が上限ということですね。ちょうど先月の水準です。
1月は長期金利の上昇を受けて住宅ローン金利が上昇しましたが、住宅ローンも1月の金利が上限という見方ができます。

日銀が長期金利をコントロールしている以上は、住宅ローン金利はこれ以上は上がらないと考えて良さそうです。

この長期金利の上昇で2月の住宅ローン金利引下げの可能性が下がってしまいましたが、住宅ローン金利はこれ以上上がらないというのは、いま住宅ローンの借入れや借り換えを検討中の方には安心できることではないかと思います。

2月の住宅ローン金利は来週にも発表されますがどうなるでしょうか。
キャンペーンの特別金利に期待したいですね。

 

 

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