日本経済新聞が、三菱UFJ銀行など3メガバンクと大手銀行の三井住友信託銀行・りそな銀行、さらに住信SBIネット銀行などインターネット専業3行の2016年12月の住宅ローン申込件数を集計した結果を発表しました。

この主要8行への2016年12月の住宅ローン申込件数は約4.3万件となり、前年同月比プラス18%と好調と捉えられる反面、件数自体は去年1月末の日銀がマイナス金利政策を導入する前の水準までまで低下しているようです。

15年に月平均4万件程度で推移していた申込件数は、日銀がマイナス金利政策を導入した直後の16年3月に8万件に倍増しました。
主な原因はもちろん住宅ローン金利の低下で、借り換え需要が一気に高まったことはニュースでも大々的に取り上げられましたし、皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか。

ただ9月には、イギリスのEU(欧州連合)離脱問題で世界的な「リスクオン」による日本国債の利回り低下で、マイナス0.3%まで長期金利が低下すると金融機関の収益悪化が問題視され、日銀が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の導入を発表します。

それを受けて長期金利は上昇に転じ、各銀行は住宅ローン金利を引き上げ、申込件数は減少傾向に転じています。
特に住宅ローンの借り換え需要の伸びが鈍っており、契約に占める比率は12月には2割とピークの半分になっています。
これは金利が上昇したため仕方ないでしょうね。

しかし、住宅ローン金利が上昇したといっても、10年固定金利やフラット35が0.1%~0.2%程度上がりましたが、変動金利では上がっていません。
例えば、1月の住信SBIネット銀行が借り換え限定の特別金利で0.447%とむしろ下がっています。
「フラット35」にしても、マイナス金利が導入された1月の21年以上の固定金利は1.540%と、上がったと言われる1月の楽天銀行「フラット35」の21年以上の固定金利1.120%よりもかなり高いですね。

ピークより金利が上がってはいますが、住宅ローン金利は史上最低水準であることは変わりはなく、日銀の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」で大きく上昇することはない状況が続きます。

当サイトの借り換え比較ランキングでも、依然として低金利の住宅ローンが人気を集めています。

さらに2月は10年固定金利や「フラット35」などの長期の固定金利がが久しぶりに低下する可能性が高まっています。
これまで金利が上がり、住宅ローンの借り入れや借り換えを控えていた方には、住宅ローンを借りる絶好のタイミングとなりそうです。
気にある住宅ローンには早めに申し込んでおきましょう。

 

 

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