2016年8月分の消費者物価指数(CPI)が発表されました。
消費者物価指数(CPI)は、家計の消費構造を一定の要素に固定し、それにかかる費用が物価の変動によってどう変化するかを指数値で示したもので、2010年を100として前月と比較した割合で算出されます。
日銀がデフレ脱却ために2%を目標にしているのがこの消費者物価指数(CPI)です。

2016年8月の消費者物価指数(CPI)は、

  • 総合 → マイナス0.5%
  • 生鮮食品を除く総合 → マイナス0.5%
  • 食料及びエネルギーを除く総合 → プラス0.2%

6ヶ月連続のマイナスとなりました。
マイナス金利の導入以降は、目標にはほど遠いマイナスで推移していることになりますね。
それでも、日銀の黒田総裁は物価が安定的に前年比2%超とすることを「極めて強いコミットメント(約束)」と強調しています。長期的な金融緩和で人々の物価上昇期待を高める決意をあらためて示しています。
つまり、消費者物価指数(CPI)が安定的に2%を超えるまで緩和政策は継続され、現在の金利水準が維持されることになりそうです。

このまま金融緩和が続き現在の金利水準が維持されるとなると、一時的に引き上げとなった長期の固定金利も十分な低金利ですが、据置きとなっている変動金利に注目でしょう。なぜなら変動金利の一番のリスクである「金利上昇リスク」が無くなるためです。

ここで変動金利の特徴とおすすめの変動金利の住宅ローンをおさらいしておきましょう。

変動金利の特徴は?

今後、長期金利を0%程度で維持するとなると、長期固定金利よりも変動金利の金利の低さが目立つようになるでしょう。
改めて変動金利の特徴をおさらいしておきましょう。

金利が低い

まず挙げられる特徴としては、金利の低さでしょう。現在の変動金利の最低金利は0.5%を切っています。
対して、返済終了まで金利が変わらない長期固定金利の代名詞である「フラット35」の9月の金利は、20年以内が0.960%、21年以上が1.020%とおよそ半分の金利ということになります。金利が低いので、借りた当初の返済総額を抑えられます

月々の返済額が少ない

金利が低いため月々の返済額が少なくてすみます。そのため返済に余裕ができ貯蓄に回せるお金が固定金利に比べて多くなります。
住宅ローンを返済しつつ、貯蓄をして、それを繰上げ返済に充てるといった住宅ローンを早く完済するための方法が取りやすく、他の金利タイプより元金を早く減らすことが出来ます

金利の上昇リスクは過去のもの?

変動金利でどうしても気になるのが、金利上昇リスクです。
理論的には、急激に金利が上がった場合に月々の返済額から利息の割合が増え、元金の返済が進まなくなる未払い利息といった状態になることも考えられます。
しかし、この20年の間住宅ローン金利は右肩下がりですし、今のマイナス金利を含む緩和政策が行われている間は大きく金利が上昇する要因はありません。しかも、その緩和政策が長く続く状況になっています。
変動金利は文字通り金利が変動するので、金利の動向に注意を払うことは必要ですが、大きく金利が上昇するリスクは低いといえます。

<住宅ローン金利の推移グラフ>
住宅ローン金利の推移グラフ

おすすめの変動金利型住宅ローン

10月の変動金利は据置きを予想していますが、注目の変動金利型住宅ローンをピックアップしてみました。
住宅ローン選びの参考にしてみて下さい。

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