三井住友銀行は本支店に置くATMの利用手数料を10月21日から改定するようです。

改定の内容は、預金残高10万円以上の顧客向けの優遇措置の廃止となっています。
具体的には、現在は対象者がキャッシュカードで本支店ATMから現金を引き出す場合、平日午後6時以降の時間外手数料は無料ですが、これを1回の利用につき108円の手数料が必要になります。さらにインターネットバンキングの本支店宛ての振込手数料も1回あたり108円の手数料が必要になります。

三井住友銀行の手数料

マイナス金利の影響により、銀行の収益が悪化していることは以前のニュースでもお伝えしていて、この改定もその影響と思っていましたが、三井住友銀行では、今回の手数料改定とマイナス金利は一切関係がなく、目的は銀行取引のネット化やキャッシュレス化への対応にあるというようです。

しかし、全国銀行協会の会長で三井住友銀行の頭取である国部氏が15日に開いた定例会見では、「日銀のマイナス金利政策は導入から7ヶ月が経過する中で、実体経済への効果はあまり表れていない」とマイナス金利政策に否定的な見解を示したうえで、「企業や個人の運用収益の減少をもたらしている」として、マイナス金利政策が逆に日本経済に対してマイナス面をもたらしていると指摘しました。またマイナス金利の幅を拡大すると、「預金口座手数料導入の検討をしなければならない事態になる」とも発言していることを考えると収益の悪化が原因ではないかと勘ぐってしまいます。

リテールマーケティング部の担当者は「そもそも今回の改定でATMの手数料負担が発生するのは約2,500万の個人口座全体の1%程度。銀行の手数料収入の押し上げにもほとんどつながらない」と説明しているそうですが、だったらやらなきゃいいのに。。。としか思えません。

ネット銀行であれば、コンビニにあるATMで手数料無料が普通ですし、給与振込などのメインバンクはともかく、普段使う口座はネット銀行などにしておけば手数料を気にすること無く使うことができそうですね。それ以外にも電子マネーなどを活用するのも手数料を節約できるかもしれません。

住宅ローンの借入れをした顧客に対してATM手数料を優遇する銀行は、住信SBIネット銀行が住宅ローンの利用があれば月間15回まで無料としている以外あまりなく、今後はATM手数料の優遇なんてサービスを始める銀行も増えてくるかもしれませんね。

ちなみに新生銀行ソニー銀行は、ATM手数料が完全無料でおすすめですよ。

 

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