各金融機関が2024年3月の住宅ローンの金利を公式サイトや銀行店舗などで発表しました。

 

2024年3月の主要ネット銀行の金利の動向は?

最初に2024年3月の住宅ローン金利について簡単に解説します。

まず、人気の変動金利は引き続き低金利が続いています。また、今月はPayPay銀行のキャンペーンによる金利引き下げも目立っています。今月の注目は人気の金利タイプである変動金利と10年固定金利で低金利を維持しているauじぶん銀行とPayPay銀行です。

 

変動金利・10年固定金利ともに低い金利を実現しているだけでなく、通常の団信に加えて「疾病保障」が無料で付帯する保障の手厚さが大きな特徴です。申込先の住宅ローンを選んでいる最中の人は、ぜひ無料の疾病保障が付くauじぶん銀行の住宅ローンを候補の1つに加えることをおすすめします。

 

 

2024年3月のおすすめ住宅ローンは?

最初に変動金利タイプの住宅ローンの金利から確認していきましょう。 変動金利は長引く低金利政策と金利引き下げ競争で「もう金利は下がらない」と言われ始めてからも少しずつ金利が下がってきました。特に住宅ローンの需要期には各行で金利引下キャンペーンが実施されて、通常期よりも金利引き下げ競争が激化します。

人気の変動金利のおすすめは?

今月の変動金利ランキングではauじぶん銀行を1位としたいと思います。

auじぶん銀行

2024年3月のauじぶん銀行の住宅ローン

※auじぶん銀行は幅広い人が住宅ローンを利用できるように「保証会社を利用しない住宅ローン」と「保証会社を利用する住宅ローン」を提供しています。審査に問題なければ全期間引下げプランや当初期間引下げプランの金利が適用されますが、審査の結果で保証付金利プランになる場合があります。その場合は上記の金利とは異なる金利となります。また、保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5 年、10年に限定されます。それぞれの金利プランの違いについて詳しくはこちらから確認をお願いします。

auじぶん銀行は変動金利も10年固定金利も非常に魅力的な水準の金利を維持しています。さらにauじぶん銀行といえば、一般団信に加えてがん50%保障、4疾病保障、全疾病長期入院保障※が無料で付帯することが大きな特徴です。低金利と手厚い保障で今月もおすすめできる優良な住宅ローンを提供しているのがauじぶん銀行です。(審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があります。その場合、上記の金利とは異なる金利になります)

※満50歳までの方が加入可能。

諸費用が安いおすすめの住宅ローンは?

住宅ローンの契約時に支払う諸費用はできるだけ安く抑えたいものですが、の諸費用の中で大きな割合を占める事務手数料と保証料が安い住宅ローンの中からおすすめを紹介しておきます。

事務手数料が安いおすすめの住宅ローン
銀行名保証料事務手数料(税込)詳細
ソニー銀行のロゴ画像です0円44,000円ソニー銀行 詳細ページ
0円55,000円(税込)~ (手数料定額型)SBI新生銀行 公式サイト

 

ソニー銀行の住宅ローン

ソニー銀行では、事務手数料が借入額の2.20%(税込)必要になる代わりに変動金利で年0.30%低く設定されている変動セレクト住宅ローン、同じく20年までの固定金利が年0.3%低く設定されている固定セレクト住宅ローンが提供されています。事務手数料が44,000円(税込)の住宅ローンが用意されています。

いくら借入れても一律で44,000円(税込)の事務手数料は業界でも最低水準で諸費用を抑えたい場合には非常におすすめです。ソニー銀行の住宅ローンには「がん団信50」が団信に加えて無料で付帯するので返済中の病気(がん)に備えたい人にはかなりおすすめできる住宅ローンです。

SBI新生銀行の住宅ローン

また、ソニー銀行と同様に事務手数料が安いのがSBI新生銀行の住宅ローン(事務手数料定額型)です。

SBI新生銀行の住宅ローン(手数料定額型)は保証料は0円、事務手数料は55,000円(税込)~です。SBI新生銀行の手数料定額型であれば大幅に事務手数料を安く抑えることが可能です。

住宅ローンの借入時の出費を抑えたい方であれば借入れ候補にするべき住宅ローンです。 SBI新生銀行の住宅ローンに興味のある方は詳細に解説したこちらの記事も参考にしてみて下さい。

 >>SBI新生銀行の住宅ローンの落とし穴とは?【メリット・デメリット】

「フラット35」のおすすめは?

住宅ローンを借り入れた時点で住宅ローンの完済までの金利が確定される固定金利タイプの代表的な住宅ローンがフラット35です。

フラット35は多数の金融機関が取り扱っていますが、提供する金融機関によって金利や融資事務手数料に違いがあるので注意しましょう。なお、フラット35取り扱い金融機関の中で13年連続で貸し出し件数No.1の高いシェアを誇っているのはARUHI(アルヒ)です。

 

「フラット35」 2024年3月金利 借入額が90%以内の場合

 15~20年固定21~35年固定
団信に加入した場合1.360%1.840%
団信に加入しない場合上記-0.20%上記-0.20%

35年もの期間の金利を固定できる「フラット35」の金利は今月も非常に低い水準の金利です。

 

フラット35は融資実行時に決まった金利が返済終了まで変わらないため、返済額を完全に固定したい人にぴったりな住宅ローンですし、審査の通りやすさも特徴です。

ARUHI(アルヒ)は金利だけでなく、手数料でも「フラット35」を提供する金融機関の中で最低水準ですし、通常では借入額の2.20%(税込)必要になる事務手数料が、WEBから申込み・契約を行うと半分の借入額の1.10%(税込)となっています。※ARUHIスーパーフラットでの新規借り入れは除く

そしてARUHI(アルヒ)の特徴が店舗での専門家による対面相談で、ARUHI(アルヒ)では全国に150を超える店舗を展開して対面相談の体制を整えています。

特に借り換えの場合には、借り換え前にどれぐらいの返済額が減るのか、初期費用や手続きに関する不安や悩みを相談できるので窓口があることは助かる場面は多いでしょう。

 

さらに住宅購入後に必要になる、引っ越し・家電・家具・インテリアはもちろん、ネットスーパー・レジャーや旅行など新生活をはじめて日々のコストを削減し、日常生活を豊かにするさまざまな優待を数多くの提携先企業とともに提供する「ARUHI暮らしのサービス」などARUHI(アルヒ)で住宅ローンを借りた方だけが利用できる限定の優遇サービスなど細かい点も見逃せません。

金利と事務手数料が最低水準で、さらに対面相談で住宅ローンの不安な悩みを相談しながら「フラット35」を借り入れることができるARUHI(アルヒ)に注目です。

ARUHI(アルヒ)は「フラット35」で借り入れを考えている方は候補にするべきですし、フラット35以外の住宅ローンも取り扱っているので、住宅ローンに悩みを抱えている人にとっておすすめの相談先です。

 
今月も変動金利が過去最低水準、多くの方が変動金利を選ぶ状況が続きそうですが、金利だけでなく保障面でも手厚い住宅ローンを選びましょう。

 

変動金利の金利上昇リスクが気になる人は、金融緩和で金利がまだまだ低水準と言える、20年・35年固定金利での借り入れを検討してみるのも良いでしょう。変動金利より借入金利は高くなりますが、固定金利であれば金利上昇リスクがなくなり、完済までの返済額が固定されて、返済計画を立てやすいというメリットがあります。

 

住宅ローンを借入れば無料で付帯される「疾病保障」を用意しているネット銀行の保障内容を比較した記事もぜひチェックしてみてください。
>>無料の疾病保障付き住宅ローンの保障内容を比較!

ネット銀行の住宅ローンの注意点

変動金利の引き下げ合戦が発生しており、審査申し込みが通常より多くなっているようですので、審査に通常よりも時間が必要になる可能性があります。

融資の実行に間に合わないという最悪の事態にならないように住宅ローンの利用を予定してる方は早め早めに申し込みを行っておきましょう。 また万が一審査に落ちたときのことを考え、複数の借り入れ候補に同時に申し込みをして万全の体制をとっておくことをおすすめします。

 

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