様々な金融機関で取り扱っている「フラット35」は返済終了まで金利が変わらないことで人気の全期間固定型の住宅ローンです。

意外とご存じないのが取り扱う金融機関によって適用金利に差があることです。
やはり最低金利を提示しているのは楽天銀行・住信SBIネット銀行などのネット銀行です。

12月の「フラット35」適用金利 (自己資金10%以上)
15〜20年以内:1.030%
21〜35年以内:1.100%

最低金利が同じ金融機関が複数あるので、どこで差がつくかといえば事務手数料などの諸費用ですね。

通常、事務手数料は借入れ金額の2.16%ですが、楽天銀行や住信SBIネット銀行の「フラット35」は1.404%、さらにそれぞれの銀行口座を住宅ローンの支払口座にするとさらに割安な1.08%となっています。
1%といえど、3,000万円を借り入れると30万円も差が出ることになります。事務手数料などの諸費用は住宅ローン契約時に一括で支払うことになるのでこの差は大きいですね。

住信SBIネット銀行の「フラット35」の事務手数料を来年の1月4日の申込分から引き上げることが決まりました。

住信SBIネット銀行「フラット35」の事務手数料の改定

・2017年1月3日までの申込分
通常で借入額の1.404%、住信SBIネット銀行を支払口座にすると借入額の1.08%

・2017年1月4日からの申込分
返済口座は住信SBIネット銀行のみで、借入額の2.0%

現状では、住信SBIネット銀行の口座を住宅ローンの支払口座にするとさらに割安な借入金額の1.08%としていましたが、1月4日に以降に申し込むと借入金額の2.0%になってしまうので注意が必要です。

「フラット35」で住宅ローンの借入を考えている方は、年内の申込であれば楽天銀行・住信SBIネット銀行どちらでも最低水準の金利と事務手数料で借り入れることができますが、来年申し込もうと考えている方は、楽天銀行の「フラット35」がおすすめになります。

2017年1月の「フラット35」は金利引き上げが予想されているだけに、申し込むときには事務手数料などの諸費用を最小限に抑えておきたいですね。

「フラット35」がおすすめの理由

「フラット35」とは、住宅金融支援機構を民間金融機関が提携して提供している長期固定金利の住宅ローンです。その「フラット35」をおすすめする理由はどんなところでしょうか。

返済計画が圧倒的に立てやすい

「フラット35」の最大の特徴は、返済終了まで返済額が変わらないことです。返済額が変わらないので、返済計画を立てやすく、かつ、その計画通りに返済しやすいことがあげられます。
長い返済期間で返済額が変わらなければ、返済中の貯蓄や老後の資金などのライフプランも立てやすくなるでしょう。

金利上昇のリスクがない

返済終了まで金利が変わらないということは、変動金利のように金利の上昇による返済額の増大を気にする必要もありませんし、精神衛生上も安心です。
現在は、超低金利ですので0.5%を切る変動金利の数字に目がいってしまいますが、今後、中長期的に見た場合、金利が上昇する局面が来るのは間違いと考えられます。この超低金利の時だからこそ、返済終了まで金利が固定されるというのはメリットとなるでしょう。

審査に不安がある方でも通りやすい

国の金融機関なので審査の基準が民間銀行違います。住宅金融支援機構の目的は利益の追求ではなく「国民が家を持てるように支援すること」で、ある程度の審査基準はありますが、審査を厳しくして貸出できないことは本末転倒になってしまいます。
そのため、契約社員や自営業の方でも審査に通る可能性が高い住宅ローンになります。また、「フラット35」は団信が任意加入のため健康上の理由で団信に通らない方でも融資を受けることが出来ます
 

変動金利のように金利の上下に注意を払い、一喜一憂することなく、煩わしいこともないし精神的にも安心できることが「フラット35」の最大のメリットだと思います。
この「フラット35」のメリットを享受するために我慢しなければならないのが、変動金利に比べて金利が高いことでしたが、最近の長期の固定金利の低下により、その金利差は0.5%程度となっています。ここまで金利の差が小さくなっているということは、「フラット35」のデメリットも小さくなっていると言えるでしょう。
仮に、今後も住宅ローン金利が下がり続けてしまっても、そうなれば借り換えで対応すれば返済額もさらに減らせる可能性があります。

この超低金利時代のフラット35は大変おすすめです。

 

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