大手銀行が8月の適用金利を発表しました。
三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友信託銀行は、銀行の主力商品である10年固定型の金利を引下げ、8月の顧客獲得を狙うようです。

三菱UFJ銀行は27日、10年固定金利の最優遇金利を0.05%引下げて過去最低の0.500%としています。金利の引下げは3ヶ月連続となります。みずほ銀行も10年固定金利の最優遇金利を0.10%引下げて過去最低となる0.650%にする方向です。三井住友信託銀行は0.05%引下げて0.350%と過去最低を更新しました。

金利引下げの要因はなんでしょうか。
イギリスのEU(欧州連合)離脱問題によるリスクオフの流れは、やや緩和され長期の固定型住宅ローン金利の指標である長期金利も一時期の水準よりも利回りは引上げられていました。しかし、ここに来て再び利回りは低下しています。27日の利回りの終値は0.295%と過去最低に近いところまで引下げとなっています。
今回の適用金利発表に間に合ったのかは時期的に微妙ですが、これから8月の適用金利を発表する銀行は、この大手銀行の金利引下げは意識せざるを得ませんね。

新発10年国債利回りのグラフ

日本相互証券株式会社より引用

それともう一つの要因として、8・9月は不動産業界では第二のハイシーズンになることも影響があるかもしれません。金利を引き下げてより多くの顧客獲得を狙いたいところでしょう。

ちなみに、8月の住宅ローン金利を「据置きか若干の引下げ」と予想していましたが外してしまいました。しかし、金利引下げであれば嬉しい“予想外”ですね。

8月に金利引下げが予想される住宅ローンは?

8月に金利の引下げを発表した三井住友信託銀行の子会社であり、ネット専用住宅ローンの提供を受けている住信SBIネット銀行でも金利引下げが期待できそうです。10年固定金利は0.510%ですが、0.5%を切る金利を発表する可能性がありますね。

住信SBIネット銀行 公式サイトへ

長期固定型住宅ローンの代名詞であるフラット35も、金利引下げとなるかもしれません。
7月は20年以内で0.830%、21年以上で0.930%でフラット35史上最低金利となっていますが、8月も過去最低を更新するのでしょか。

住信SBIネット銀行 フラット35公式サイトへ

住宅ローンの借り換えで人気を集めている、りそな銀行の「りそな借りかえローン」の7月の10年固定金利は0.400%ですが、金利引下げとなれば0.4%を切る驚きの金利になるかもしれません。

りそな銀行 公式サイトへ

2016年8月の住宅ローン金利は、今回の大手銀行の一足早い金利発表で、10年以上の固定金利を引下げることが濃厚となってきました。
8月の金利が今月をさらに下回るとなれば、住宅ローンの申込が殺到し審査に通常よりも時間がかかることが予想されます。8月の適用金利で借入れたい方は早めに申し込んでおくことをおすすめします。

 

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