7日にも、長期金利が過去最低を更新したとお伝えしましたが、8日の債券市場でも長期金利は下げ止まらず、指標となる新発10年物国債利回りは一時、前日終値比0.025%低いマイナス0.300%を付け過去最低を更新しました。10年国のほか2年債も過去最低を更新しています。

依然として、イギリスのEU(欧州連合)離脱が決定してからの混乱による「リスクオフ」の動きは続いているようです。また、今月の28・29日に予定されている日銀の金融政策決定会合で追加緩和が行われるのでは、との期待も背景にあるようです。

EU内でも、ハンガリーでの移民政策の是非を問う国民投票や、IMF(国際通貨基金)による金融連鎖リスクの高い銀行として、ドイツ銀行、HSBC、クレディ・スイスという欧州の銀行の名前がトップ3で上がるなど、政治面、財政面でも不安がありこの「リスクオフ」の動きはしばらく続くと見られます。

8月の住宅ローン金利への影響は?

ここで、日本国債の主要レートの6月・7月の推移を見てみましょう。

国債の主要レート推移

日本相互証券株式会社HPより引用

10年債利回りの低下も凄いですが、長期の国債の利回り低下が著しいですね。

赤枠で囲った6月15日はソニー銀行が7月の適用金利を発表した日です。
先月のソニー銀行が7月の適用金利を考えていたであろう15日の発表前の10年物国債利回りはマイナス0.16%前後といったところでしょうか。
8日の10年物国債利回りの終値は、マイナス0.285%となっています。既に、0.1%以上も利回りが低下しています。長期金利(新発10年物国債利回り)が住宅ローン金利の指標となっているとはいえ、それだけで住宅ローン金利を決めているわけではないと思いますが、これだけ低下すれば住宅ローン金利も引下げが期待できるのではないでしょうか。

ソニー銀行の8月の適用金利発表は、15日前後を予定していますが、長期金利(新発10年物国債利回り)が今の水準で推移した場合、もしくはさらに低下した場合には8月も長期の固定金利を中心に引下げになると思われます。

中長期的な住宅ローン金利の動向を予測した記事も参考にしてみてください。
>>2016年住宅ローン金利の動向と予想

7月のおすすめ住宅ローン

変動金利、長期固定型で金利引下げを行った住信SBIネット銀行、変動金利で過去最低の金利を維持しているじぶん銀行、借り換えでは10年固定金利で0.400%に引き下げたりそな銀行、7月は最低金利を更新した楽天銀行のフラット35をおすすめします。

 住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は、変動金利が0.497%、10年固定型金利は0.510%、20年固定型金利はフラット35を凌ぐ0.760%と驚異的な低金利で住宅ローンを提供しています。また、最大の特徴である「8疾病保障」も無料で付帯し、万が一の時も安心の保障です。

 じぶん銀行

KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立したじぶん銀行は、ネットですべての手続を完結でき、かつ「がん50%保障団信」を無料で付帯するなど他の銀行よりも一歩先んじたサービスを提供する人気の銀行です。もちろん、変動金利が史上最低金利の0.497%など低金利も実現しています。

 りそな銀行

借り換えをお考えの方におすすめしたいのが、りそな銀行が提供する「りそな借りかえローン」です。WEBでの申込みに限定し、変動金利で年0.569%10年固定金利で年0.400%と非常に低い優遇金利で借り換えが行えます。

 楽天銀行フラット35

楽天銀行のフラット35は販売している銀行の中でも最低水準の金利となっています。その上、事務手数料も通常 1.404%、楽天銀行を支払口座にするとさらに割安な1.08%と、普通の銀行の事務手数料2.16%と比較してもかなり低い水準です。フラット35で住宅ローンをお考えの方には、大変おすすめの住宅ローンです。

 

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