6日の債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは一時、前日比0.020%で低いマイナス0.275%をつけ過去最低を更新しました。
加えて、かろうじてプラスの利回りである新発20年・30年国債も投資資金が集中し利回りが低下していましたが、遂に、10年を超える超長期の新発国債で初めて、新発20年債利回りがマイナス0.005%となり、こちらも過去最低を更新しています。
6日の円相場ではドル円が100円台に突入するなど、リスクオフの流れが相変わらず強いままとなっています。

世界の債券市場を見でも、欧州・アメリカ共に長期金利が連日過去最低を更新し、リスクオフが世界的な流れになっていることがわかります。

長期金利の推移グラフ

日本相互証券株式会社HPより引用

リスクオフの要因としては、やはりイギリスのEU(欧州連合)離脱問題から始まった欧州の混乱といったところでしょうか。
ハンガリーでは、中東などからの難民の受け入れを巡り、EU(欧州連合)の政策の是非を問う国民投票を10月2日に行うと発表しています。EU内では、個別の国の国民投票は法的に意味のないものになるそうですが、こういったEUへの批判が続けば、加盟国から新たな離脱国が出ないように取りまとめたいEUとしては、頭の痛い問題となりそうです。
依然としてイギリスのEU離脱の行方もはっきりせず、リスクオフの流れは当分続きそうですね。

住宅ローンへの影響は?

長期金利が下がれば、長期の住宅ローン金利も下がると7月ではっきりわかりましたね。
この「リスクオフ」の流れがすぐに変わるとは思えませんし、さらに長期金利が低下することも考えられます。今は、その可能性のほうが高いのではないでしょうか。
さらに20年・30年国債についてもマイナス利回りが低下していることもあり、このまま長期金利が最低水準で推移した場合には、8月も10年から30年超の長期固定金利を中心にさらに金利引下げになる可能性が高まります。

7月15日前後にはソニー銀行が8月の住宅ローン適用金利の発表を予定していますし、7月28日・29日に予定されている日銀の金融政策決定会合で追加緩和が行われるかにも、8月の住宅ローン金利を左右する要因として注目です。

7月の住宅ローン金利引下げ、8月も引下げになりそうとなれば、住宅ローンの申込みが多くなることが予想されます。
申込みが多くなれば、審査に通常よりも時間がかかることになります。現在も、マイナス金利導入の影響による住宅ローン借り換えの申込みで審査に時間がかかっている銀行もあるようです。
新築の建売やマンションなど購入を考えている方は、融資期限に間に合うように余裕を持って住宅ローンを申し込んでおきましょう。

7月のおすすめ住宅ローン

変動金利、長期固定型で金利引下げを行った住信SBIネット銀行、変動金利で過去最低の金利を維持しているじぶん銀行、借り換えでは10年固定金利で0.400%に引き下げたりそな銀行、7月は最低金利を更新した楽天銀行のフラット35をおすすめします。

 住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は、変動金利が0.497%、10年固定型金利は0.510%、20年固定型金利はフラット35を凌ぐ0.760%と驚異的な低金利で住宅ローンを提供しています。また、最大の特徴である「8疾病保障」も無料で付帯し、万が一の時も安心の保障です。

 じぶん銀行

KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立したじぶん銀行は、ネットですべての手続を完結でき、かつ「がん50%保障団信」を無料で付帯するなど他の銀行よりも一歩先んじたサービスを提供する人気の銀行です。もちろん、変動金利が史上最低金利の0.497%など低金利も実現しています。

 りそな銀行

借り換えをお考えの方におすすめしたいのが、りそな銀行が提供する「りそな借りかえローン」です。WEBでの申込みに限定し、変動金利で年0.569%10年固定金利で年0.400%と非常に低い優遇金利で借り換えが行えます。

 楽天銀行フラット35

楽天銀行のフラット35は販売している銀行の中でも最低水準の金利となっています。その上、事務手数料も通常 1.404%、楽天銀行を支払口座にするとさらに割安な1.08%と、普通の銀行の事務手数料2.16%と比較してもかなり低い水準です。フラット35で住宅ローンをお考えの方には、大変おすすめの住宅ローンです。

2016年7月の最新住宅ローン金利はこちらのサイトからも確認できます。

 

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